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月刊プロパティマネジメント 2011年5月号 定価:本体2,905円+税

<特集>
アジア市場での活躍機会
進む「アジアシフト」
活かせ日本のノウハウ


東日本大震災は日本経済に甚大な被害をもたらした。
これだけのストックが破壊された以上、不動産ビジネスは容易には回復することはあるまいが、必ず突破口は開けるものと本誌では確信している。
本特集は、震災後の激変する不動産ビジネスについて、「アジアシフト」をテーマに考察する。



【OVERVIEW】
東日本大震災で激変する
 日本の不動産ビジネス
 井出保夫[井出不動産金融研究所]

【VIEWPOINT】
都市基盤と環境技術・ノウハウが
 投資家の関心を集める
 篠田香子[ジャーナリスト]

グリーン・ビル(環境配慮型ビル)の
 要求基準を引き上げるシンガポール
 シービー・リチャードエリス アジアリサーチ

デフレとインフレの組み合わせに活路を見出せ!
 アジアのなかで見た日本
 不動産マネジメントフォーラム2011 パネルディスカッション誌上採録

【ANOTHERVIEW】
カンボジアに広がる進出・開発チャンス
 知っておくべき国内動向、投資環境
 高橋守[アジア新興国投資コンサルタント]



【特別企画】
東日本大震災
収益不動産の現況と中長期的視点から取組む課題


●現況
 現地フォトレポート
 仙台市ビジネスエリア ファンド物件の状況
 PM編集部

●課題1
 ソフト偏重からハード重視へ
 変わる評価・問われるリスクマネジメント
 PM編集部

●課題2
 首都圏の被災者受け入れ余力は約62万戸
 1都3県の賃貸住宅需給分析から推定
 藤井和之[タス]

●課題3
 東日本大震災の影響と
 REITの成すべき対応策
 山ア成人[REITアナリスト]



【シリーズ企画】
オフィスビルにおける快適な“分煙環境づくり”に向けて
対談4 ビルオーナーから見た分煙環境

ビルの資産価値を高めるために、喫煙者を含む
 すべての人たちが気持ちよく働ける環境を提供
 松岡利昌[松岡総合研究所] × 安藤伸樹[住友商事]

【特別寄稿】
日本とアジア各国のREITガバナンス比較
 よりフェアな運営体制を整備せよ
 アレクサンダー・フラッチャー[日本CFA協会]



【Hot Topics】
◎東日本大震災の物流マーケットへの影響
 一五不動産情報サービスがいちはやくレポートを公表
◎国際不動産サステイナブル投資指標「GRESB」を設定
 APREAなどの協力で、大手年金が調査を実施
◎シンガポール政府系のメープルツリーが
 新REIT「Mapletree Commercial Trust」をSGXに上場
◎バークレイズ・キャピタル証券がマクロ経済セミナーを実施
 新最後の経済見通しを解説
◎中小ビルを再生する「日本橋バリューアップサブリース」プロジェクト
 スモールオフィス・セミナールームが先行オープン
◎オージーたちの嗜好を逃さない
 ホテル経営に「技あり」
 ――FROM Sydney
◎消費・購買力の伸びで需要増が予測
 米国インダストリアル市場
 ――FROM N.Y

【News Folder】
・ジョーンズ ラング ラサールのグローバル不動産市場レポート
 市場は完全に復活・回復をみせる
・日本銀行が、震災を受けJ-REIT買入れ上限を1,000億に増額
 買入れ期間を12年6月末まで延長
・2011年3月の首都圏大型物流施設の空室は
 07年12月以来の低水準 シービー・リチャードエリスが発表
・スプリング・インベストメントが、運用受託する
 上場LPTのAJAが、約20億円の増資を完了
・三井不動産レジデンシャル、中国・大連で住宅分譲と商業事業へ参画
・三菱地所、海外で不動産事業を積極的に展開
・積水ハウス、鉄骨住宅用の生産拠点が着工し、
 瀋陽市と蘇州市で住宅開発を実施
・ヒューリックが、浅草に所有のビルを建て替え、ホテル経営に参入
・モリモト、民事再生手続きが終了
 都心でマンション分譲開始
・三菱地所、平和不動産と資本業務提携契約を締結
・三菱地所投資顧問が、
 オープンエンド型非上場私募リートの運用を開始
・NTT都市開発が、不動産私募ファンド
 「NU-7ファンド」を組成
・パルコがキャピタモールズ・アジアと業務提携で合意、
 中国を中心とする商業施設運営で協力
・リサ・パートナーズ、
 NECキャピタルソリューションの完全子会社化に伴い上場廃止
・伊藤忠アーバンコミュニティが、
 札幌営業所のマンション管理事業をイワクラホームに譲渡
・玄海キャピタルマネジメントが
 保有する商業施設が地域密着型モールとしてリニューアル
・森ビルが東京23区オフィスビル市場動向を発表、
 11年は都心3区を中心に改善見込みだが、震災の影響を懸念
・ARESが私募ファンド実態調査結果を発表、
 運用期間は長期化傾向、レバレッジは低下傾向

【連載】
法令ニュース
 ――特定非常災害の被害者の権利利益の保全等を図るための
     特別措置に関する法律について
 野間敬和 [TMI総合法律事務所]
商業施設リーシング・チャンス
 ――「ハムから野菜へ」の転換で復活した日本サブウェイ
 小倉弘[クラウドプランニング]
J-REIT MONTHLY DATA FILE
 藤浪容子[アイビー総研]
From ULI
 ――状況は改善しつつある
 トランズパシフィックエンタープライズ
南一弘の街を行く
 ――街の歴史とオシャレを産業へどう取り込むか
 南一弘[ジャパン・アセット・アドバイザーズ]
海外投資家が
 絶対に買う不動産 絶対に買わない不動産
 ――日本の復興に海外資金は活力となりえるか?
 伊藤幸彦[アスタリスク]
ブックレビュー


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