特集
果たして思惑外れか?
J-REITの先行きを読む
――大きな期待を背負い昨年9月に誕生したJ-REIT市場は、9月10日にまたひとつ新たな投資法人を加え、総計6銘柄になった。しかし、着実に銘柄数を増やす一方で、出来高不足や、株価がNAVを下回る銘柄も散見されるなど、マーケットは必ずしも“活況”とは言い難いとの指摘も聞かれる。果たして、J-REITは不動産流動化の旗手となりえるのか? その現状と市場関係者の認識を探る。
インタビュー
[有識者・アナリストによる問題提起]
川口有一郎氏/井出保夫氏/石澤卓志氏
[証券会社はかく見る]
日興ソロモン・スミス・バーニー/大和証券SMBC/みずほ証券
[機関投資家サイドのJ-REIT評価]
東京海上火災保険
特集関連企画
年金運用としてのJ-REIT投資の可能性と課題
川原淳次
J-REIT vs その他不動産投資商品
関 大輔
特別企画
不動産投資マネジメント効率化システム研究
○山武ビルシステム
グローバル性と地域性を合わせもつ米国生まれのPMシステム
○野村不動産
本邦初、プロフェッショナル待望のPM業務効率化システムが誕生
○プロパティデータバンク
プロパティデータの共通言語としてASPにより質の高いサービスを提供
○生駒システムエージェンシー
GIS機能とOMRを標準搭載し最新情報を地図上で管理
○篠塚研究所
確率・統計的なアプローチで不動産評価に臨む
○オービック
スキームに応じ最適なソリューションを提供する
FOCUS
NTT都市開発
2つの「ネットワーキング」を武器にPM事業に本格参入
VIEWS
UFJ信託銀行
特定持分信託方式による不動産証券化手法
FLASH
日本プロパティソリューションズ
企業再生の視点から競争激化の市場に挑む
特別論考
2003年東京オフィス市場賃料分析
川口有一郎/坪川一浩
特別レポート
オリックス不動産投資法人 上場目論見書からの分析と解説
山崎成人
連載
みずほ証券不動産市場リポートSUMMARY
J-REIT市場の現況と上場5法人の特色
開発型ファイナンスの個別リスクとスキーム研究(最終回)
土地取得から建物着工までのプロジェクトバリュー
竹中工務店 開発型ファイナンス研究会
ホテルマネジメントと投資価値創出
事業構造分析(2)
Consulting Office FORMATION 金子仁久
井出保夫の不動産金融レポート
ブルからベアへ転換した米国マーケット
テナントリーシングに役立つ ビルイン飲食チェーンリポート
ギネスビールのアイリッシュパブが静かなブームを呼んでいる
フードビジネス企画開発室 安田 理
賃貸ビルにおける定期借家権の導入・活用法
定期借家権契約活用の具体的手法
小田木弘康
不動産・金融ビジネスターム
三輪不動産研究所 三輪勝年
施設管理の新潮流
ビルネット 海野勝至/松村京子
不動産Market Data
東京のオフィス需要
生駒データサービスシステム 藤本隆博
流通フロントライン
V字回復する『31アイスクリーム』
流通コラムニスト 小椋弘志
不動産証券化のHot Legal Issues
神田橋法律事務所 弁護士 平山康介
アメリカビル物語
怪我の功名
U.A.P.M. Consulting 植野正美
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