グラビア
都心型複合商業施設「イーマ」
大阪・梅田にオープンした都心型複合商業施設。
ターゲットを明確にした施設づくりでオリジナリティを創出
独自の存在感を築く
特集
深刻化するか、杞憂に終わるか
東京オフィスビル市場
2003年問題に迫る!
――2003年に開業を予定するオフィスビル群は活発な誘致活動を水面下で始め、
既存のオフィスビルサイドはビルの競争力を高めることで稼働率維持を目論む。
ビル間のテナント誘致上の競合は既に起こっているのである。
表面上に現れている空室率以上に、厳しい景況感をもちつつあるビル経営者は
増加しているのではないだろうか。
2003年問題がオフィス市場に与えるインパクト
生駒データサービスシステム 藤本隆博氏
「2003年」以後の市場変化は本格的なビル競合化を促す!
[アナリストインタビュー]
マーケット全体への大影響は考えにくい
野村証券 金融研究所企業調査部 研究員 塩本淳一氏
採算分岐点が高いビルは2003年以降生き残れるか
モルガン・スタンレー証券会社 株式調査部 エグゼクティブディレクター 大槻啓子氏
「2003年問題」だけでなく「2010年問題」にも注意を
ニッセイ基礎研究所 金融研究部門不動産投資分析チーム 松村徹氏
空室率と採算性のバランス、その見極めが迫られる
都市未来総合研究所 主任研究員 田中哲夫氏/副主任研究員 佐藤泰弘氏
短期市況分析だけでなく、都市のありかたを考えたい
住信基礎研究所 主任研究員 橋本郁子氏
日本のオフィスビルが、ようやく世界標準になってくる
HSBC証券会社 東京支店 調査部 シニアアナリスト 増田悦佐氏
[不動産会社は2003年問題をいかに迎え撃つか]
○三菱地所
既存ビルが集積する「丸の内エリア」を、新築ビルから「防衛」する
○森ビル
エリア間競争に勝算あり!潜在需要を顕在化させる「立地創造型」開発
○森トラスト
「超都心」へ新ビルを投入し今後10年間の競争に勝ち抜く
[J-REITは2003年問題にいかに対処するか]
○日本ビルファンドマネジメント
2003年は運営体質の強化と成長のためのステップとなる
○ジャパン リアルエステイト アセットマネジメント
2003年問題はJ-REITにとって逆風ばかりではない
[PMサイドからの2003年対策と提案]
○野村不動産
オーナーの投資戦略に基づき、テナントを意識したマネジメントを追求
○東京建物
2003年問題を好機と捉え、PM・CM等のマネジメント力を発揮
○ザイマックス
2桁台の空室率地域も予想される中、稼働率95%を死守
○大星ビル管理
管理能力の高さが最大の強み、ビル管理を発祥とするPMで差別化を図る
[仲介会社インタビュー]
大型も含め築年数の古いビルが影響を受ける
[参考資料]
2002年以降に竣工予定の主な大規模オフィスビル一覧
特別寄稿
日本リテールファンド株価シミュレーションについて
三菱商事・UBS・リアルティ
新連載
開発型ファイナンスの個別リスクとスキーム研究
開発型ファイナンスの更なる可能性を探る
竹中工務店 開発型ファイナンス研究会
賃貸ビルにおける定期借家権の導入・活用法
先手必勝のビル経営
エステートリンク 小田木弘康
連載
不動産証券化戦略のクリティカルポイント
不動産証券化ビジネスモデルの解説
不動産投資顧問業 山崎成人
井出保夫の不動産金融レポート
国内の不動産証券化で多用される典型的なスキーム
不動産証券化のHot Legal Issues
神田橋法律事務所 弁護士 平山康介
不動産・金融ビジネスターム
三輪不動産研究所 三輪勝年
施設管理の新潮流
ビルネット 海野勝至/松村京子
アメリカビル物語「シンマイ駐在員、シアトル奮戦記」
秘密裡にPM選定へ、イザ!黙して行かん!
U.A.P.M. Consulting 植野正美
テナントリーシングに役立つ ビルイン飲食チェーンリポート
都心繁華街、ビジネス街中心のセルフサービス型コーヒーショップチェーンの現状
フードビジネス企画開発室 安田 理
Mega Hotel Chainの戦略と日本における展開
メリディアン(前編)
野村證券グループの資本力で世界のホテルグループの上位を狙う
Consulting Office FORMATION 金子仁久
流通フロントライン
『イオンファンタジー』の挑戦
流通コラムニスト 小椋弘志
|