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プログラム

13:00〜13:50 [基調講演]

T. ホテル事業の現状と経営戦略上の重点ポイント
 ● ホテル市場動向および2020年以降のホテルマーケット
 ● 今後の開発動向およびターゲットにすべきセグメント・顧客層
 ● ホテル事業の経営課題と対応ポイント
   ――供給増に伴う競争激化・チェーンマネジメント・施設改修・CRM戦略・単価アップ・
    人材不足への対応等

 ● ゲスト視点からのICT技術、デジタルの活用
 ● 継続的な経営のために。世界的に注目される日本のホテルビジネスへ



澤田 竜次 
PwCコンサルティング合同会社
リアルエステート&ホスピタリティ パートナー


さわだ・りゅうじ●1989年に第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。大企業等の資本市場からの資金調達に絡むファイナンシャルアドバイザリー業務を経験した後、2000年4月に会計事務所系のコンサルティング会社に入社。財務戦略担当リーダーとして、主としてM&A戦略、企業再編・再生関連ビジネスを経験した後、07年1月よりホテル部門の立ち上げを主導、ホテルおよび不動産事業会社に対する戦略コンサルティング業務およびホテルの開発・売買時におけるアドバイザリー業務を提供。16年1月より現職。不動産、ホテル・旅館、テーマパーク、レジャー産業のクライアントに対して、事業戦略立案支援から当該戦略の実行支援(開発体制・会員制度・人事制度・システム等の構築サポート)までのコンサルティング業務、およびマーケット・フィージビリティスタディ、ホテルコンセプト策定支援やオペレーター選定支援(リース・マネジメントコントラクト)等の開発関連アドバイザリー業務を提供している。

13:55〜14:25 [基調講演]

U. インバウンドの拡大で変わる顧客ニーズとデジタル活用の必要性

 ● インバウンド拡大に伴うゲストニーズの変化とホテルへの期待
  ・ 各国毎に異なるニーズと差異の把握
  ・ ホテル選択における観点と行動様式の変化
 ● ゲストニーズの変化を踏まえ必要となるデジタルの方向性とは?
  ・ 将来的な人材不足に伴うホテルの対応 
   → ロボティックスプロセスオートメーション(RPA)の導入および多言語ソフトの利用等
  ・ 潜在需要を掘り起こすデジタルを活用したCRM戦略
   → アプリ化、CRM強化のためのデータマネジメント



関 良樹 
PwCコンサルティング合同会社 
ディレクター


せき・よしき●国内大手広告エージェンシー、大手ポータルサイト、グローバルコンサルティングファームを経てPwCコンサルティングに参画。現在は、マーケティング領域からブランド戦略、コミュニケーション戦略において幅広い知識・経験から業務推進を行う。世界3大広告賞の一つ「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」では、日本人審査員として2009年、2013年に選抜。共著に『R3コミュニケーション』(宣伝会議)、『次世代広告コミュニケーション』(翔泳社)がある。

14:30〜15:20

V. Future of Hotel - デザイン思考に基づく
  顧客体験創出とそれを支えるデジタルテクノロジー

 ● デジタルトランスフォメーションとデザイン思考
 ● デザイン思考に基づくホテルの価値再定義と顧客体験の再構築
  ・ カスタマージャーニーとペルソナの明確化
  ・ 新たなお客様のホテル体験の再構築

 ● デジタルテクノロジーが可能とする新しい顧客体験
 ● PwCのアプローチと導入成功事例



葉村 真樹
PwCコンサルティング合同会社 エクスペリエンスセンター長 
ディレクター


はむら・まさき●Google日本法人で経営企画室兼営業戦略企画部統括部長、ソフトバンクでiPhone事業推進室長、Twitter日本法人で広告事業及びブランド戦略部門統括を歴任。世界最大の広告会社WPP傘下のデジタルエージェンシーAKQA日本法人代表を経て、現職。明治大学公共政策大学院兼任講師(情報・メディア戦略)も務める。富士銀行(現みずほ銀行)のシンクタンク部門でキャリアをスタート後、博報堂在籍時にはストラテジックプランナーとして複数のマーケティング関連賞を受賞。経営戦略、ブランド戦略およびデジタル戦略において20年以上の経験を有す。コロンビア大学建築・都市計画大学院修士課程修了、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(学術)。

■15:30〜17:00 [パネルディスカッション]

W. ホテル業界でのデジタル活用提案
 徹底した顧客視点から、デジタルを活用したカスタマーエクスペリエンスの
 再構築に成功した企業によるホテル業界への提言



【パネリスト】

田端 信太郎
LINE株式会社 
上級執行役員


たばた・しんたろう●1975年石川県生まれ。99年3月 慶應義塾大学経済学部卒業。(株)リクルートにて、フリーマガジン「R25」の立上げを行ない、創刊後は、広告責任者を務める。その後、(株)ライブドアにて、ライブドアニュースの責任者を経て、執行役員メディア事業部長に。ポータル、ニュース、ブログなど広告を主な収入源にするメディア事業部を統括し、ライブドアのメディア事業の再生をリードした。2010年5月には、コンデネット・ジェーピーにて、カントリーマネージャーに就任。ウェブ部門を統括。12年6月NHN Japan(株)(13年4月LINE(株)に商号変更)執行役員に就任。広告事業部門を統括。14年4月LINE上級執行役員法人ビジネス担当に就任。法人ビジネス全般を統括。現職。

三村 真
Facebook Japan株式会社
Global Marketing Solutions
Client Partner Manager


みむら・まこと●2003年〜07年 大手営業商社、某アパレルECサイト営業マネージャーを経て08年〜13年フォートラベル(株) 事業推進本部営業部部長就任(主にOTA,航空会社.観光局,旅行会社を担当)。13年11月より Facebook Japan Global Marketing Solutions Client Partner Manager として日本の旅行業界、E-Commerce業界を担当。

牧野 友衛
トリップアドバイザー株式会社
代表取締役


まきの・ともえ●1973年生まれ、東京都出身。2016年9月1日付けでトリップアドバイザー(株)の代表取締役に着任。 トリップアドバイザーに入社する以前は、AOLジャパン(株)にてサービス開発、およびビジネス開発業務を担当した後、03 年からグーグル(株)にて、ビジネス開発担当として Google や YouTube の新規プロダクトの国内展開や開発を担当。11年にTwitter Japanに入社後、国内での利用者拡大の責任者として事業戦略の立案と実施を行なった。
14年より総務省が主幹で進めるICT(情報通信技術)分野への挑戦者を支援するプログラム「異能 (Inno)vation プログラム」のアドバイザーも務める。

長見 明
スターバックスコーヒージャパン株式会社
デジタルマーケティング部 部長


ながみ・あきら●PR会社、フリーランスプランナー、Webコンサルティング会社を経て、2006年にスターバックスに入社。コンビニ商品「スターバックス ディスカバリーズ」のマーケティングを担当した後、08年からWEB担当に。その後、担当領域を次々に広げ、現在は、Webマーケティング、ソーシャルメディア、EC、スターバックス カード、データベースマーケティングなど、デジタルマーケティング全体を統括。


【コーディネーター】
 葉村 真樹 PwCコンサルティング合同会社 エクスペリエンスセンター長 ディレクター

17:15〜18:30

「情報交流会」


 別会場にて交流会を行ないます。軽食・ドリンクをご提供いたします。