綜合ユニコム|不動産マネジメントセミナー
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「不動産」と「テクノロジー」が融合することにより、新たなビジネスモデルが誕生しつつある。
不動産投資の世界的なトレンドを海外REITから読み解く!
海外REITに学ぶ不動産投資の最新ビジネスモデル事例研究
世界のREITでは投資対象となるプロパティセクターが多様化している。
英国の公営住宅REIT/米国のデジタルREITとは?
ご案内
J-REITは64銘柄・株式時価総額16兆円超に拡大していますが、REIT市場が整備された世界35か国の株式時価総額230兆円からすれば、いまだ7%にすぎません。特に世界REIT市場の6割強を占める米国REITの圧倒的規模と比較すると、まだまだJ-REITも成長の余地が大いにあります。
はたして世界のREITではどのようなプロパティセクターへの投資が進んでいるのでしょうか?
世界のREITでは様々な用途のプロパティが投資対象となり、特に米国ではプロパティセクターの多様化が急速に進み、ホテルやヘルスケア、セルフストレージ、データセンター、通信基地局、特殊系アセットといった、いわゆるノンコアプロパティ特化型REITが過半を占めています。そこではセクター、サブセクター別に先進的なREITのビジネスモデルが確立していることが特筆されます。さらに米国不動産セクターでは、新たな潮流としてデジタルテクノロジーを活用した不動産ビジネスモデルが次々に登場するとともに、不動産のオペレーショナル化が進展しつつあります。
本セミナーでは、
世界のREITに精通する専門家から、学ぶべきビジネスモデルを整理し、事例別に解説いただくとともに、日本における多様なプロパティ投資の可能性についても言及していただきます。
次世代を見据えた国内外の不動産運用、投資等に関わる皆さまのご参加をお勧めいたします。
印刷用PDF(440KB)
セミナープログラム
13:00〜17:00
※15時前後に15分間のコーヒーブレイクを挟みます
T. 世界のREIT市場の拡大とプロパティセクターの多様化の状況
● 世界のREIT市場の現況と最新動向
世界全体のREIT市場の拡大状況(市場35か国、時価総額230兆円、1,110社超)、
各国REIT市場におけるプロパティセクターの広がり状況
● 世界のREITにみる特殊なプロパティ特化型
インフラ系、農地系、教育系、ヘルスケア系、ホテル系、車ディーラー店舗、コンビニ・ガソリンスタンド、
冷凍倉庫、銀行店舗、政府関連施設、霊園、等
● 世界のREITが保有する特殊物件
スポーツジム、動物園、スクリーン、テーマパーク、スキー場、博物館、マリーナ、等
● 世界のREITが保有する特殊コンバージョン物件
闘牛場および駅→ショッピングモール、ビール醸造所→イベント会場、城→ホテル、等
U. 先進的な米国REIT市場等におけるプロパティセクターの多様化の進展
● 米国REITにみるノンコアプロパティの拡大
・コア、ノンコア比率の推移(ノンコアプロパティが過半超)
・米国REIT上位銘柄(基地局、データセンター等が上位を独占)
・米国REITのサブセクター(80程度に細分類できる米国REITの強み)
・最新米国REIT事例(郵便局REIT、デジタルREIT、等)
● 英国REITにみるノンコアプロパティ
・住宅の主なサブセクター事例(公営住宅REIT、学生寮REIT、等)
● 投資対象の広がりとオペレーショナル化の背景・理由
V. セクター別REITのビジネスモデルの事例分析
● REITにおけるビジネスモデルとは (REITの仕組み X 収益モデル)
● 各セクター概要およびビジネスモデルの事例分析
・各セクターの市場規模、配当と株価の動向、等
通信基地局REIT、データセンターREIT、セルフストレージREIT、インフラ系REIT、
リテールREIT(ショッピングモール、商業店舗)、住宅REIT(公営住宅、学生寮、戸建賃貸住宅)、
農地・森林REIT、カジノ・MICE REIT、政府関連施設REIT、モーゲージREIT
W. 先進的な不動産ビジネスモデルの事例分析
● デジタルテクノロジーを活用した先進的な不動産ビジネスモデルの事例分析
リテール(ショールーム型ストア、ポップアップストア、コリテール)、
オフィス(コワーキングオフィス、会員制オフィス)、倉庫(貸出ストレージ)、
ホテル(民泊、シェアリング型ホテル)、レジ(ショートステイ型)、等
● 不動産とテクノロジーが融合した新たなビジネスモデルの価値創造メカニズム
・新たなビジネスモデルを検討する際の視点
・不動産とテクノロジー企業の評価の違い
・機能別ビジネスモデル(業務効率化/信頼創造/決裁機能/マッチングユーザー数に基づく付加価値創造、等)
● 不動産のオペレーショナル化の進展とその未来像――ITと不動産の融合による影響
・不動産で分業化が進み、不動産のサービス化が進む
・不動産スペースの細分化、契約期間の短縮化でオペレーショナル化が容易に
・不動産がサービス化、細分化されることで、より収益性が高まる可能性も
X. 日本における多様なプロパティ投資の可能性
● 新たなアセットタイプでJ-REITを組成する際の着眼点と検討事項
・日米の運用および運営形態の違い(外部・内部運用と課税REIT子会社の有無等)
・日本で組成する際の実務的検討事項(日米の制度上の差異への対処方法、リース契約形態の検討等)
・米国REITでの成功事例をそのまま導入できるプロパティタイプ
・海外で成功しているビジネスモデルを加工して日本型モデルを創る
・複数モデルを組み合わせて、新たなビジネスモデルを構築する
Y. 質疑応答
開催日時
2020年2月25日(火)
13:00〜17:00
会場
東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL.03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費
46,200円
(1名様につき/消費税および地方消費税を含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
41,800円
(1名様につき/消費税および地方消費税を含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099
講師プロフィール
四釡 宏吏
(しかま こうじ)
潟OローバルREITリサーチ 代表取締役
30年以上にわたり米国および日本にて不動産、不動産証券化、REITのコンサルティングに従事。米国サンフランシスコでは12年間、米国不動産投資、パートナーシップ・LLC等の不動産証券化の組成に関与。最後の3年間はシリコンバレーにて、テクノロジーVCの設立、スタートアップ企業の支援にも関与。2000年以降は日本で初期のノンリコースローンおよび不動産証券化の組成、J-REITの上場、そしてシンガポールREITの上場等に関与。また、不動産証券化協会 (ARES)の委員としてJ-REITの制度改正に関与し、「不動産投資法人設立と上場の手引き」(初版)、「不動産証券化ハンドブック (世界のREIT市場の章)」の作成を担当。19年6月末にEY新日本有限責任監査法人を退職し、独立。世界のREIT市場の調査、研究、コンサルティングに特化した法人を設立。
主な論文として「米国REIT における新たな潮流――プロパティセクターの多様化と新たなプロパティタイプのビジネスモデル」(「不動産研究」 2019年4月)、「世界のREIT市場」2005年以降毎年(ARES)、著書に『不動産投信Q&A』(共著、中央経済社)がある。
19年夏、欧州12か国のREIT市場を視察し、「月刊プロパティマネジメント」19年12月号から「四釡宏吏の世界REIT紀行」を連載中。早稲田大学政治経済学部卒業。
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お問合せ:03-3563-0099
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