最大の生きがいである「仕事」を、高齢者住宅で提供するには？
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| 仕事付高齢者向け住宅の事業性と開発のポイント 1. 仕事付高齢者向け住宅の事業モデル 2. 「仕事でイキイキ高齢者健康寿命延伸事業」 3. 「仕事」を通じて高齢者のコミュニケーションの機会を増やす |
| ご案内 高齢者は、最期まで「役割」を持ち、社会活動に参加することを望んでいます。施設に「レクリエーション」を求めているのではなく、介護度が上がっても「生きがい」（仕事）を求めているのです。また、入居者の収入につながる「仕事」は、入居希望者がもつ金銭面の不安を取り除くことになります。 そうしたなか、社会福祉法人伸こう福祉会は、神奈川県藤沢市内で運営する介護付有料老人ホームに住む高齢者の方々を対象に、初心者でも農作業が可能な東レ建設㈱の高床式砂栽培農業施設を活用し、野菜の生産や施設内の各種軽作業を「仕事」として提供して介護度の進行抑制等につなげ、健康寿命の延伸を目指すモデル事業を進めています。事業を進めるなかで、「仕事を通してのやりがい」「入居者の金銭面での不安の払しょく」「「コミュニケーション量のアップ」「施設スタッフの意識の変化」「入居者の趣味や特技を活かした仕事」など、いくつかの成果が表われる一方で、課題や問題点も見えてきました。 本セミナーでは、経済産業省の「健康寿命延伸産業創出推進事業」に採択された伸こう福祉会の「仕事付高齢者向け住宅」のモデル事業への取組みから、入居者がいくつになっても「生涯現役社会」を実現するために必要な高齢者住宅の開発・運営手法について学んでまいります。 |
