|
※途中休憩を挟んで進行してまいります
13:00〜13:30 注目の最新納骨堂[視察]
松栄山 仙行寺 「沙羅浄苑」
2018年8月開苑。池袋駅から徒歩5分に立地する最新のビル型自動搬送式納骨堂。
1階に鎮座する「池袋大仏」や緑豊かな外観など、地域のシンボルとしても機能する。
13:30〜16:15 [第T講座]
納骨堂・室内墓所を取り巻く最新動向と事業環境
1. 納骨堂・室内墓所の市場動向
1) 霊園墓地の市場規模・今後の動向・社会的ニーズ
2) 多様化する生活者の墓の意識・お骨の行方
○死生観の変化・墓の意識
○納骨堂ニーズ増加の背景
○墓に入らないお骨――散骨(樹木葬)・手元供養・0(ゼロ)葬
3) 納骨堂・室内墓所の開発が、今なぜ注目されるのか
4) 開発立地マーケティング・市場予測の基本
2. 納骨堂・室内墓所のタイプ別分類と開発の条件
1) 経営主体から見た墓の種類――公営霊園・民間霊園・寺院墓地
2) 納骨堂・室内墓所のタイプと特徴
○自動搬送式納骨堂・仏壇型納骨堂・ロッカー型納骨堂 等
○納骨堂・室内墓所のタイプ別の特徴(立地・開発費用・販売価格・客層・地域層)
3) 開発・事業化における基本要件は何か
――事業主体、行政の認可、地域要件
○民間企業が納骨堂事業に関わるためには
3. 納骨堂・室内墓所の開発・収支計画上の留意点と事業指標
1) 事業の特徴――永続性・公共性・非営利性
2) 開発における投資・ハード上のポイント
3) 開発における投資・ソフト上のポイント
4) 管理費・メンテナンスにかかる費用構成
5) 開発前の事前説明と近隣トラブル対応・反対運動がある場合の開発
6) 収支計画の実際
講師:叶ャ世南海堂 代表取締役 阿部 勉
16:30〜17:30 [第U講座]
納骨堂・室内墓所における販売代行のポイント
1. はせがわの事業概要――葬送に関する顧客ニーズの変化をどう見ているか
1) 事業概要――仏壇仏具事業・墓石事業・屋内墓苑事業
2) 顧客ニーズの変化
3) 室内墓所分野における事業化の経緯
2. 納骨堂・室内墓所の事業内容
1) 納骨堂・屋内墓苑の販売
2) 固定型納骨堂の紹介事業
3. 販売計画――販売ターゲット、顧客層、ニーズ
1) 人気の納骨堂になるためのポイント・販売戦略
2) 建物の老朽化に伴う、建て替えのトラブルを避けるための契約・留意点
3) 販売ターゲット――寿陵(生前購入)・広告範囲・打ち出し方
4) 顧客層――男女比・年齢・地域・所得層
5) ニーズ――アンケートやお客様の声から見える安心や不安解消のための対策
4. 寺院と顧客に寄り添い、納骨堂・室内墓所の販売代行をどう展開していくか
1) 寺院の要望に沿った販売事例
2) 今後のマーケティング・市場予測
3) 販売代行としての展開
講師:鰍ヘせがわ 屋内墓苑部長 佐藤 城司 |
【会場・視察先概要】
松栄山 仙行寺 沙羅浄苑
(東京・池袋)
2018年8月、池袋駅より徒歩5分と交通至便な立地に開苑。東日本大震災により旧本堂が損傷を受けたため、新たに納骨堂を含めた本堂ビルの再建計画がスタートした。設計〜建設を新進気鋭の建築家 原田真宏氏、内壁を世界的な左官職人 久住有生氏、ビル1階に鎮座する「池袋大仏」は現代の名仏師 渡邊勢山氏がそれぞれ手掛けている。2階に受付、3〜6階に参拝室(自動搬送式納骨堂)、7階に本堂、8階に寺院用スペースを配している。外観は、都心部にありながら緑豊かな植栽を施し、周囲に溶け込む工夫がなされている。納骨堂の永代使用料は1基90万円(特別参拝室130万円)で年間護持費は1万8,000円。総区画数は5,390基。また同一敷地内の沙羅ホールは、葬儀や会食にも利用できる。叶ャ世南海堂がコンサルティングを手掛け、鰍ヘせがわが販売代行を行なう。
1階の「池袋大仏」
本堂ビル1階には地域のシンボルとなる大仏が鎮座する |
|
|