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敗訴事例を基に原点から見直す!
炎上しない退職のさせ方など、指示命令違反・能力不足社員への実務対応を解説!

 
ローパフォーマー型問題社員への実務対応

人手不足で採用基準が下がってしまい入社後に実力不足が発覚した新卒・中途採用者、
組織の高年齢化に伴う中高年社員のパフォーマンス低下やミスマッチ社員の発生など、
「能力が低い、要領が悪い、怠けている」ローパフォーマー型問題社員が職場で増加。
さらに、メンタルヘルス問題や私傷病・労災でトラブルとなる社員も増えています。

採用した社員や部下がローパフォーマーだった時、管理職としてどう対応しますか?
放置すると他社員への悪影響や業績悪化、伸び悩みの原因となってしまいますが、
対応を間違えてしまうとパワハラや労働争議へと発展しかねないので注意が必要です。
しかし、社員の顔色を窺ったマネジメントをしていては企業として機能しません。
ローパフォーマーへの対処や再戦力化は、経営の重大問題として早期対応が必須です。

ご案内
 「ぶら下がり社員」や「ゆとり社員」と言われるローパフォーマー型の社員が企業の経営問題になっています。
ローパフォーマー型の問題社員は、モンスター社員と違って会社に直接損害を与えるような問題行動を起こすわけではありませんが、「指示された業務をこなせない」「上司の指示をすぐに忘れる」「自分の興味あることを優先してしまい、仕事の期日に間に合わない」「一生懸命仕事をしているのにミスが頻発する」「与えられた業務に満足し、自分は仕事をやっていると勘違いをしてしまって、給料に見合った仕事を自ら率先して創り出さない」など、会社の利益や成長に貢献することが少ない社員のことです。
 右肩上がりの経済成長の時代であれば問題視されにくかったのですが、企業の人件費に対するコスト意識の高まりや、同一労働同一賃金の法整備によって、職務(業務内容や責任範囲)に対する賃金・処遇の説明義務等が今後強化されるだけに、ローパフォーマー型問題社員への指導や対応は経営の新たな課題となっています。
 本セミナーは、企業の立場から労働に関するトラブル対応に精通する向井蘭弁護士をお招きし、ローパフォーマー社員の問題点や類型を分析しつつ、相談の多い事例や訴訟になった事例をもとに企業としての対応を解説いたします。


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セミナープログラム&タイムスケジュール 

13:00〜17:00 (講演途中に随時休憩を挟み進行いたします)

T. ローパフォーマー型問題社員とは
 1. 能力不足型
 2. 精神疾患型
 3. 拗ねる・人間関係こじらせ型
 4. 非適材適所型


U. そもそも本当にローパフォーマー型問題社員なのか
 ―人手不足時代はローパフォーマー型問題社員でも仕事をしてもらう必要があります。
 ―もし、会社にローパフォーマー型問題社員がいる場合、その社員は経営者や管理職の
  「個人的な判断によるローパフォーマー」なのではありませんか?

V. ローパフォーマー型問題社員への対応法と法的留意点
 1. 出発点が重要!退職させるための対応法では破綻する可能性がある
 2. 人手不足時代のローパフォーマー対応リスク

  ●パワハラ・精神疾患・採用における風評被害
 3. 裁判や法的紛争にならないためには
  ●裁判や法的紛争になる従業員の特徴
  ●裁判や法的紛争にならない従業員の特徴
 4. 問題点を特定せよ
  ●業務命令違反
  ●勤務懈怠
  ●能力不足
  ●反抗的態度・暴言
  ●欠勤・遅刻・離席が多い
 5. 問題点の是正努力
  ●現在、何の業務を行なっているのか洗い出す
  ●何の業務をいつまでに行なうべきかを話し合う
  ●注意指導とパワハラの区別
  ●日報による指導
  ●配置転換
  ●人事考課で評価を下げる
  ●軽い懲戒処分も有効
 6. 証拠の重要性
  ●証拠書類は重要
  ●面談も証拠書類以上に重要である
 7. 終わり方
  ●退職勧奨(進め方・話し方、解決金の決め方)
  ●配置転換
  ●突然の自主退職

W. メンタルヘルスに関するトラブル事例と対応策
 1. メンタルヘルス問題の増加
 2. 私傷病のトラブルと就業規則

  ●就業規則を確認する、休職命令書を出す
  ●軽作業なら可という診断書がある場合
  ●産業医と主治医の意見が食い違った場合の対応
  ●長時間労働の事例にみる注意点
 3. 労災のトラブル
  ●メンタルヘルスと労災認定基準
  ●多額に上る安全配慮義務違反の損害賠償請求
  ●労災と解雇・休職期間満了
  ●労基署対応
 

 
 
 

開催日時 2018年8月3日(金) 13:00〜17:00

会場 東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL.03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 43,200円(1名様につき/消費税および地方消費税 3,200円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
 38,880円(1名様につき/消費税および地方消費税 2,880円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。

▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール
  向井 蘭(むかい らん)
杜若経営法律事務所 弁護士


1975年生まれ。97年東北大学法学部卒業。2003年弁護士登録(第一東京弁護士会)後、狩野祐光法律事務所(現:杜若経営法律事務所)に入所。経営法曹会議会員(使用者側の労働事件を扱う弁護士団体)。
一貫して使用者側で労働事件に取り組み、団体交渉やストライキ等の労働組合対応から、解雇未払い残業代等の個別労使紛争までを取り扱い、リストラやストライキ対応を得意分野とする。14年から上海に居住して中国労働法にも取り組んでいる。
近年、中国進出やアジア進出を支援する会計・税務事務所、マイツグループとの共同出資により上海マイツ蘭玉璽人材諮詢有限公司を設立し、同社の総経理に就任。日系企業の労務問題対応にあたる。
インターネット経由で音声データを配信するサービス「Podcast」で、労働法の基礎やビジネスに関する法律の問題等をわかりやすく解説する番組「向井蘭の社長は労働法をこう使え!」の配信を2016年8月から開始し、itunes Podcast経営/マーケティングカテゴリのランキング3位を獲得する。
〈URL http://www.labor-management.net/

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