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長時間労働の抑制/過労死と健康障害の防止/36協定の適正締結と遵守、
各種ハラスメント対策/非正規を含めた全労働者の労働条件の明確化など、
今後の法改正・最新判例・現場での運用を見据えた企業の監督官対応を詳解!


 
管理職のための労基署対策

★労基署による調査・相談・指導体制が強化!
 →4月〜・・・全国321か所の労基署で労働時間改善指導・援助チームが始動!
 →7月〜・・・民間委託により36協定未届事業場に対する相談指導事業が開始!


★重要改正案(労基法・安衛法)への対応!
 →「在宅勤務制」と「事業場外みなし労働時間制」の上手な活用方法
 →「法改正に基づく産業医へのフィードバック制度」には注意が必要!
 →「有給休暇の強制付与制度」は今後の企業の採用活動までを変える?

ご案内
 平成30年度地方労働行政運営方針では、より一層の過重労働対策やメンタルヘルス対策の指導徹底が重点項目として挙げられています。
 なかでも、過重労働対策については、今年4月1日から全国に321か所ある労基署に「労働時間改善指導・援助チーム」が新設され、違法な長時間労働が疑われる企業に対して長時間労働抑制や過重労働による健康障害防止、労働条件の確保に重点をおいた監督指導や相談事業の強化が行なわれています。
 また、今年7月には「36協定未届事業場に対する相談指導事業」が民間委託によりスタートし、労働局労働基準部監督課が作成する事業場リストに対して、労働条件自主点検表等が送付され、同表の提出のない事業場や労働基準法等に適合しないと認められる事業場の選別と相談指導を実施する予定です。
 さらに今年度は、働き方改革関連法案に基づく労働8法の一括改正が見込まれるだけでなく(6月1日現在)、平成27年に制定された「過労死等の防止のための対策に関する大綱」の初改定が予定されているだけに、今後の法改正等を見据えた実務対応は急務です。

 本セミナ−は、企業の立場から労働問題や労基署対応等に精通する向井蘭弁護士をお招きし、労基署の監督指導の実態と現場での留意事項について解説するとともに、働き方改革関連法案のなかでも実務に多大な影響を与える労働基準法・労働安全衛生法の両改正案に焦点を絞り、今後企業が整備すべき労務のポイントについて実務目線で解説。
 さらに、行政や改正法への対応のみならず、空前の人手不足のなか急増する権利意識の強い従業員トラブル対応についても事例ベースに解説します。


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セミナープログラム&タイムスケジュール 

13:00〜17:00 ※15時前後に15分間のコーヒーブレイク他、随時休憩を挟みます。

T. 「平成30年度労働行政運営方針」の重要ポイント解説
  〜近年の行政運営方針の傾向も交えて解説

 1. 平成30年度労働行政運営方針の重点項目を読み解く
 2. 近年の傾向も交えて企業対策のポイントを解説

  ●長時間労働の抑制及び過重労働による健康障害防止に係る監督指導
  ●労働力不足を補うための若者・女性・高齢者・障害者の就労促進政策
  ●ハラスメント問題への取組み
  ●同一労働同一賃金実現への取組み
  ●病気の治療と仕事との両立
  ●65歳以上の労働力の活用
  ●かとく(過重労働撲滅特別対策班)等、労働行政による過重労働摘発の実態

U. 「労働時間に対する意識の変化」と「労働時間問題」への企業対応
  〜昨年度から引き続き対応が迫られる「労働時間管理」の重要性

 1. オールドジャパニーズとニュージャパニーズ
  ●変わりつつある日本人の労働時間に対する感覚
 2. 若者の長時間労働に対する根強い不満、会社に対する根強い不信感
 3. 働き方改革関連法案で意識が変わる
 4. 労働時間管理アプリによる残業代計算や、LINE(ライン)での労働時間の証拠管理

  ●手軽になった未払い残業代請求管理
 5. 労働時間管理をしないことによるリスクと採用への影響
 6. 行政から司法へ、訴訟から交渉への流れ
 7. 未払い残業代請求分野への弁護士の進出(完全成功報酬制の定着等)
 8. 【事例研究】近時の事例から学ぶ留意点と対応策

  ●「現在の残業は違法である」として残業を拒否する従業員の出現
  ●違法な長時間労働というだけで退職してしまう従業員の出現
  ●意識が変わった従業員の未払い残業代請求の増加
  ●採用段階で残業時間を極度に気にする求人者の増加
  ●自分は名ばかり管理職であるとして「管理監督者には該当しないので労働時間を制限せよ」と主張する
   管理職の出現
  ●裁量労働制の適用がおかしいと主張する従業員の出現
  ●朝礼、勉強会、顧客との会食が残業に当たると主張する従業員の増加

V. 「労働基準法・労働安全衛生法改正案」ポイント解説
  〜労働行政の「労働時間法制」見直しの方向性と予測

 1. 労働基準法・労働安全衛生法の改正内容
 2. 労働時間上限規制を守るためになすべきこと
 3. 在宅勤務制と事業場外みなし労働時間制の活用
 4. 労働時間削減事例の紹介
 5. 監督行政の仕組み
 6. 監督官対応のポイント〜働き方改革で監督官の反応はどう変わるか
 7. 実際の送検事例とは
 8. 法改正に基づく産業医へのフィードバック制度は要注意
 9. 有給休暇の強制付与制度は採用までを変える?


Y. 質疑応答
 

 
 
 

開催日時 2018年7月13日(金) 13:00〜17:00

会場 東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL.03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 43,200円(1名様につき/消費税および地方消費税 3,200円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
 38,880円(1名様につき/消費税および地方消費税 2,880円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。

▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール
  向井 蘭(むかい らん)
杜若経営法律事務所 弁護士


1975年生まれ。97年東北大学法学部卒業。2003年弁護士登録(第一東京弁護士会)後、狩野祐光法律事務所(現:杜若経営法律事務所)に入所。経営法曹会議会員(使用者側の労働事件を扱う弁護士団体)。
一貫して使用者側で労働事件に取り組み、団体交渉やストライキ等の労働組合対応から、解雇未払い残業代等の個別労使紛争までを取り扱い、リストラやストライキ対応を得意分野とする。14年から上海に居住して中国労働法にも取り組んでいる。
近年、中国進出やアジア進出を支援する会計・税務事務所、マイツグループとの共同出資により上海マイツ蘭玉璽人材諮詢有限公司を設立し、同社の総経理に就任。日系企業の労務問題対応にあたる。
インターネット経由で音声データを配信するサービス「Podcast」で、労働法の基礎やビジネスに関する法律の問題等をわかりやすく解説する番組「向井蘭の社長は労働法をこう使え!」の配信を2016年8月から開始し、itunes Podcast経営/マーケティングカテゴリのランキング3位を獲得する。
〈URL http://www.labor-management.net/

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