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「不動産とITの融合」時代、データサイエンスの力で不動産の適正価格を予測する!


 

オープンデータを活用した不動産データサイエンス[基礎講座]


不動産テックの先進的サービス事例からデータ分析力を習得!

 ご案内
 不動産においてテクノロジーを活用した不動産テックと呼ばれるサービスが急速に広まってきています。特に人工知能(AI)によって不動産価格を算出するサービスは、とかく不透明になりがちであった不動産取引価格において、売り手と買い手の情報格差をなくす、これまでの不動産ビジネスの根幹を揺るがすものといっても過言ではないでしょう。

 また、2020年に向けた国土交通省の新たな成長目標と具体的取組みのなかで「不動産情報の開発や“より早く、より便利な”データの提供」とあり、政府や自治体等が公開する「オープンデータ」を活用する機運も高まっています。2016年11月には地域経済分析システムRESASのAPI提供もはじまりました。

 本来、不動産事業は価格や賃料、位置や収益性に関するデータ分析が重要なビジネスであり、「データサイエンス力」は「事業力」を左右する重要な要素ともいえます。今後は高度なデータサイエンスに基づく的確な事業判断が、競争力の源泉となっていくことが予想されるため、不動産業界に携わる方にとって、データサイエンスの考え方を理解しておくことは必須といえます。

 本セミナーでは、不動産テックの先進的サービス「GEEO」を運営する(株)おたにの小谷祐一朗を講師にお招きし、オープンデータと統計分析を不動産のマーケティングやリスク管理で活用する方法を解説していただきます。

印刷用PDF(1.4MB)

セミナープログラム&タイムスケジュール 

13:00〜17:00 ※15時前後に15分間の休憩を挟みます

T. オープンデータとその活用

 1. オープンデータとは
  (1)オープンデータ事始め
   ●オープンデータの定義
   ●オープンデータの評価指標
   ●官民データ活用推進基本法
  (2)オープンデータの例
   ●e-Stat API
   ●土地情報総合システム
   ●地理院地図
  (3)オープンデータの活用例
   ●活用例としてのGEEO
  (4)活用のメリット

 2. 不動産のデータ
  (1)不動産は目に見える資産
  (2)不動産に関連するデータはオープンなものが多い
  (3)不動産データはデータ分析の多くの分野をカバーできる
   ●賃料と徒歩分数の相関関係
   ●来場者の属性と成約の関係
   ●表記ゆれ
   ●地理データ
   ●不確実性

 3.オープンデータを活用するためには

U. 不動産のデータサイエンス

 1. データ分析の目的
  (1)投資判断
   ●インカムゲインの最大化は?
   ●キャピタルゲインは出せそうか?
   ●手離れはよいか?
  (2)業務効率化
   ●買付証明書を半自動化
   ●顧客向け提案資料の作成
   ●事業計画を短時間でより深く、より広い視点で策定するために
  (3)指標を作成するために
   ●「精度」の違い
   ●「差」の重要性

 2. 不動産のデータ分析手法
  (1)不動産データが生成される前提
   ●市場の特徴(オークション形式で生成)
   ●時系列の特徴(リピートセールスが存在)
   ●空間性の特徴(地域性と局所性の存在)
  (2)データの処理
   ●テキストマイニング
    住所・物件名の表記ゆれ/形態素解析/辞書の作成
   ●GIS処理
    ジオコーディング/逆ジオコーディング/ルーティング
  (3)ヘドニック・アプローチ
   ●基本的な考え方
   ●ヘドニックの諸問題
  (4)コンピュータシミュレーション
   ●モンテカルロ法
   ●ブートストラップ
   ●MCMC(マルコフ連鎖モンテカルロ法)
  (5)リスク分析
   ●感度分析
   ●ダイナミックDCF法
   ●流動性リスク
    流動性とは/不動産固有のリスク/成約までの期間 ほか

 3. 不動産業界の高度化(ソフトウェア化)

 
 
 
 

開催日時 2017年7月24日(月) 13:00〜17:00

会場 アイビーホール
東京都渋谷区渋谷4-4-25 TEL 03-3409-8181
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 43,200円(1名様につき/消費税および地方消費税 3,200円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
 38,880円(1名様につき/消費税および地方消費税 2,880円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール
  小谷 祐一朗(おたに ゆういちろう)
株式会社おたに 代表取締役

米国西海岸の大学院を修了。オープンデータを活用して全国各地の不動産物件の販売価格を予測するサービス「GEEO(ジーオ)」を開発。GEEOは2014年11月、Mashup Awards実行委員会が主催し、総務省や経済産業省、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室が運営パートナーを務める「Mashup Awardsオープンデータ部門賞」で最優秀賞を受賞。15年6月には総務大臣奨励賞を受賞。また、15年9月にグッドデザイン賞も受賞。
主な著書に『仕事に使える「指標」設計入門』(日経BP社)、『RESASの教科書 リーサス・ガイドブック』(日経BP社)がある。
■GEEO(http://geeo.otani.co/

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