ご案内
国内外観光需要の増大、インバウンド4,000万人に向けた国の動きなどから、ホテルの開発・投資が引き続き積極的で、首都圏から地方都市、リゾートまで、新規開発、M&A、リブランドが進んでいます。しかし、競争力あるホテル事業を行なうには建築費高騰による資金回収の長期化、さまざまな観光事業に及ぼすリスクを回避するために、安定した顧客を確保することは重要な課題となってきています。そのようななか、宿泊ビジネスのジャンルとして[共有制・会員制宿泊施設]の事業システムが改めて注目を集めています。
その一例である「コンドミニアムホテル」事業は部屋単位を個人・法人に販売(分譲)することにより投資資金の早期回収を図り、オーナー側にも使用しない期間を客室回転させることで宿泊料収入が期待できるものです。
また、ホテルの利用を促進するために会員への利用権を販売する「会員制」や「タイムシェア」も、改めて開発リスクや安定した稼動を維持するために必要不可欠なシステムになってきています。
本セミナーでは、宿泊多様化時代に期待される新ホテル形態として、共有制・会員制宿泊施設のタイプを分析しながら、「コンドミニアムホテル」「タイムシェアホテル」を中心に、事業のポイント、開発における留意点を学んでまいります。
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