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遊休低稼動不動産を、新たな可能性を持つ【共有型】市場でどう活用するか

不動産を活かし収益を高める
[シェアリング・ビジネス]事業構造徹底研究

シェアリング・ビジネスをめぐる法務とリスクマネジメント/
不動産活用ビジネスモデル研究

事例1:「スペースマーケット
     貸会議室から古民家、お化け屋敷まで1時間単位で多様な用途とマッチング
事例2:「軒先ビジネス/軒先パーキング
     店舗先やビル街一角にある遊休スペースを移動販売や駐車場に転換

●不動産収益向上にシェアリング・ビジネスをどう取り込むか
●C to C主体の市場におけるプラットホーム運営手法とは
●非従来型ビジネスモデルの今後の展望と可能性

ご案内
 スマートフォンをはじめとした携帯端末機器の普及、決算システムの発展により、近年Web上で多くのサービスが展開されています。なかでも、物やサービスを共有・融通し合う仕組みであるシェアリング・エコノミー市場は特に注目されており、今後も高い成長率で推移することが予測されます。
 同市場は、不動産事業でも新たな活用法として動きはじめており、未利用や低稼動スペースを一日単位で、利用したい人々とのマッチングを行ない、非従来型の消費を見出すことが可能となっています。不動産事業者にとっては、遊休ビル、空きスペースの新しい活用法として、オーナーに提案できる様々な有効なビジネスモデルとなります。
 本セミナーは、遊休資産の活用としてシェアリング・ビジネスを行なう上での業法、許認可制度について留意点を整理した上で、シェアリング・ビジネスのプラットホームとして、遊休、利用時間外のスペースに特化した「スペースマーケット」、空き駐車場・遊休地に特化した「軒先ビジネス/軒先パーキング」の最新事例の収益モデルから、Webサービスの展開や現状、運営上の課題、市場の動向の検証を行なった上で、遊休地の空間活用に着目したシェアリング・エコノミー事業創造の手法を研究する講座として開催してまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00-14:10 〈第1部〉
【業法・許認可制度】

シェアリング・エコノミー市場における法的リスクマネジメント
1. シェアリング・エコノミー市場と法規制
 (1) 流行りのシェアリング・サービスと法規制
 (2) 空部屋シェアリングと法規制・法律問題
 (3) 不動産のマッチングと法規制・法律問題
2. シェアリング・サービスを行なう上での留意点
 (1) シェアリング・マッチングサービスの適法性の確保方法
 (2) シェアリング・マッチングサービスの法整備の動き
 (3) シェアリング・サービスに関する弁護士の提供するサービス



14:20-15:30 〈第2部〉
【事例研究 1】

遊休地・物件活用のプラットホーム「スペースマーケット」事業展開
――シェアリング・ビジネス市場における世界的トレンドとは

1. 潟Xペースマーケットのプロフィールと事業概要
2. 空間活用のプラットホームビジネスモデル
 (1) ターゲット(法人・個人)と利用者の用途傾向
 (2) 利用者募集とサイト運営
   ・ サイトでの集客法、料金設定、物件管理法(入退出管理、清掃)、保険
   ・ トラブル事例、回避対応策
 (3) 事業の収益モデル(売上げ、稼動、客室単価、物件オーナーとの分配)
 (4) 使っていて楽しいプロダクト・サービスをつくる
3. 今後の事業の行方、シェアリング・ビジネス市場における展望
 ・ 地方創生とシェアリング・サービス
 ・ C to C主体の市場におけるB to Cビジネスの可能性



15:40-16:50 〈第3部〉
【事例研究 2】

遊休地を臨時店舗や駐車目的で利用、
「軒先ビジネス」「軒先パーキング」事業研究

――遊休スペースの活性化で、幅広い層のニーズに応える

1. 軒先鰍フプロフィールと事業概要
2. 遊休スペースシェア活用のビジネスモデル

 (1) ビジネスモデル概要と不動産市場におけるポジショニング
 (2) 軒先ビジネス
   ・ ターゲット(法人・個人)と利用者の用途傾向
   ・ 対象物件とその具体的活用事例、収益モデル
   ・ サイト運営とオペレーション(成約までの流れ、トラブル対応、補償プログラム)
 (3) 軒先パーキング
   ・ ターゲットと目的別ニーズ(観光、イベント、旅行等)
   ・ 対象遊休駐車場とその具体的活用事例、収益モデル
   ・ サイト運営とオペレーション(成約までの流れ、トラブル対応、補償プログラム)
   ・ イベントニーズに即した駐車場開拓と集客
   ・ JAFとの業務連携、「駐車場シェアサービス」事業
3. 今後の事業展開とシェアリング・ビジネス市場展望
   ・ スペースシェアによる出店、店舗展開の多様化
   ・ 自治体との取組み、CSRとしてのCRE(企業不動産)活用

開催日時 2016年3月25日(金) 13:00〜16:50

会場 アイビーホール 
東京都渋谷区渋谷4-4-25 TEL.03-3409-8181
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 41,040円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 3,040円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
 38,880円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 2,880円含む)
※テキスト代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール
  【第1部】
三平 聡史
(みひら さとし)
弁護士法人みずほ中央法律事務所 代表弁護士
1973年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。サイエンス・テクノロジーや不動産に関する法律問題を多く扱う。近年はシェアリング・マッチングサービスの事業者のサポート業務も引き受けている。新テクノロジーの普及に向けて、取材・執筆・講演などの活動に取り組んでいる。




【第2部】
重松 大輔 (しげまつ だいすけ)
株式会社スペースマーケット 代表取締役
1976年千葉県生まれ。早稲田大学法学部卒業。 2000年NTT東日本入社。主に法人営業企画、プロモーション等を担当。06年、当時10数名の潟tォトクリエイトに参画。一貫して新規事業、広報、採用に従事。ゼロから立ち上げたウェディング事業は現在、全国で年間約3万組の結婚披露宴で導入されるサービスまでに育つ。13年7月東証マザーズ上場を経験。14年1月、全国の貸しスペースをマッチングする潟Xペースマーケットを創業。

■「スペースマーケット」とは
「お寺から野球場、結婚式場、古民家、お化け屋敷まで、ユニークなスペースを簡単にネットで1時間単位から貸し借りできる」をキャッチフレーズに、空きスペースと、それを利用したい人をマッチングするWebサービス(https://spacemarket.com/)。 現在、首都圏を中心に4,500スペースの取り扱いがあり、オフサイトミーティングやセミナー、イベントやパーティ等幅広い用途に利用されている。




【第3部】
西浦 明子 (にしうら あきこ)
軒先株式会社 代表取締役
ソニー鰍ノて、海外向けAV機器のマーケティング、販売企画に従事。5年間にわたる南米駐在中、プロダクトマネージャーとして新規市場を開拓。その後、創業時のAll Aboutにて企画営業、潟\ニー・コンピュータエンタテインメントにて、PlayStation2、PSPなどのローカライズおよび商品開発担当。2007年の妊娠、出産を機に起業を決意、08年4月に軒先.com代表としてサービス開始。

■「軒先ビジネス」「軒先パーキング」とは
ビルの軒先や店舗の駐車場部分などのちょっとしたスキマスペースや不動産のアイドルタイムを、催事や移動販売、販促などの目的で短期に出店できる店舗としてマッチング活用する「軒先ビジネス」(https://business.nokisaki.com
家の駐車場、分譲マンションや賃貸アパートの空き駐車場、契約が決まらない月極駐車場の空き区画などを1日単位で外部貸しする予約制駐車場サービスの「軒先パーキング」(https://parking.nokisaki.com

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