ご案内
インバウンドは、2013年に1,036万人、2014年に1,341万人、今年は5月までで1,500万人を超え通年で1,700万人はほぼ確実と見られるなど、国を挙げての誘致効果が発揮され、順調にその数を伸ばしています。これに伴い、宿泊施設の不足が深刻化、都内の宿泊費も高騰する事態を招いています。国はその解消を目指し、民家に宿泊する「民泊」の規制緩和に本格的に乗り出し、すでに国家戦略特区では外国人の宿泊を想定した旅館業法の緩和が自治体主導で検討されているほか、地域イベントや祭りの瞬間的な宿泊需要を補うために民泊を活用をしたり、農林漁業体験民宿業を前提とした民泊サービスがスタートするなど、現行の規制を緩和し、運用を進めていく方向にあります。
民泊が進むことで、深刻化する「空き家・空き部屋」活用による不動産収益の改善、観光地や農村地域の活性化にもつながることになりますが、一方で既存のホテル・旅館など宿泊施設との競合、安全面など常に懸念や課題もあがっています。
そこで本セミナーは、民泊をめぐる事業環境や規制緩和の動きを整理しながら、民泊事業を国内の既存資産を活用しスタンダードな宿泊事業へと推し進めるITベンチャー(株)百戦錬磨の「TOMARERU」、「とまりーな」を深く検証し、民泊事業を徹底研究できる場として開催してまいります。 |