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地方銀行や年金基金などの出資が相次ぎ、活況を呈する「私募REIT」。
組成本数は13本となり、資産規模でも1兆円を突破した！

勢いを増す私募REIT。組成できるセクターはまだまだある！
【私募REIT】組成・運用研究
　――組成の課題と成功するための条件

外部からの物件取得にも意欲的な「丸紅プライベートリート投資法人」

総合物流企業グループによる初の私募REIT「SGAM投資法人」

ご案内
　不動産投資市場において「私募REIT」の存在が重きを増してきました。J-REITのように株価に左右されず、私募ファンドのように投資期間が限られていないことから、長期安定運用を図る地方銀行や年金基金などの投資ニーズに合致しているのが人気の背景で、現在までに組成本数は13本を数え、資産規模は1兆円を突破しています。さらに2017年までに5法人の組成が予定されており、その資産規模は18年末には2.5兆円に達すると予想されています。特に注目されるのは、大手物流企業や電鉄会社など一般事業会社による私募REIT組成の動きが目立ちつつあることです。自社事業用で不動産を多く所有する企業が、CRE戦略ならびに新たな資金調達戦略として私募REITを組成する潮流は、今後ますます本格化してくることでしょう。
　本セミナーでは、私募REIT市場の概観から組成にあたっての留意点、成功するための条件を整理し、さらに今後組成が望まれるセクターはどこか、あるいは私募REIT向けに物件供給していくための方策など、私募REITに関する様々なテーマを、運用担当者2名を交えて探ってまいります。
　不動産・金融事業に携わる皆様をはじめ機関投資家、ならびに一般事業会社にて私募REIT組成の可能性を検討される方々のご参加をお勧めいたします。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

13:00～14:30
Ⅰ. 拡大する私募REITとネクストプレーヤーの条件
● 私募REITマーケットの概観
　不動産投資商品の比較／私募REITの特徴／市場規模の推移／組成済み私募REITの比較／
　今後組成予定の私募REIT／投資家の動向／私募REITによる物件取得事例
● 私募REIT組成を成功させるための条件
　・これから組成が見込まれるネクストプレーヤーとは
　・成功させるための6つの条件
　・投資家特性と投資スタンス
　・オファリング戦略／等
● 私募REIT拡大への課題
　投資口の流動性／運用会社の運用力／成長しない勇気？／新たなアセットタイプ／
　流動化型（レッシ―特化型）

［講師］ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)　土岐好隆

14:40～15:45　［リレー講演］
Ⅱ. 事例研究――私募REIT組成の狙いと運用方針
① 丸紅プライベートリート投資法人　（14:40～15:10）
　・2014年9月運用開始。資産規模約500億円。本格的な総合型ポートフォリオ
　・丸紅グループの総合力を活かして外部からの物件取得にも意欲的
　・運用開始3年後に1,000億円、5年後に2,000億円の資産規模を目指す
［講師］ 丸紅アセットマネジメント(株)　宰田哲男

② SGAM投資法人　（15:15～15:45）
　・2015年3月運用開始。10物件の物流不動産で資産規模約300億円
　・総合物流グループのSGホールディングスグループがメインスポンサー
　・SGホールディングスグループとザイマックスグループの共同によるCREマネジメントの成果
［講師］ SGアセットマックス(株)　福本雅信

15:50～17:00　［ディスカッション＆質疑応答］
Ⅲ. 私募REIT市場拡大に向けての課題と対策
● 私募REIT組成・運用の課題と展望
● 投資家への情報開示とリレーション
● パイプライン以外からの物件取得戦略と外部成長の考え方　等
［コーディネーター］ 土岐好隆
［パネリスト］ 宰田哲男、福本雅信

開催日時 2015年7月27日（月）　13:00～17:00
会場 東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5　TEL 03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 41,040円（１名様につき）
　（消費税および地方消費税 3,040円含む）
●同一申込書にて２名以上参加の場合は
38,880円（１名様につき）
　（消費税および地方消費税 2,880円含む）
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

土岐 好隆（どき・よしたか）
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)　
投資銀行本部 不動産グループ マネージング・ディレクター
不動産投資銀行第二部長
東京大学経済学部卒業。1990年大和証券に入社。新設された証券開発部で本邦証券化の第一号案件を開発し、証券化の礎を築く。米国で不動産証券化商品を多数組成。その後、東京三菱銀行でも大多数の不動産証券化案件を担当。2002年に三菱証券（現・三菱UFJモルガン・スタンレー証券）に入社し、不動産投資銀行部長を経て現任。証券化黎明期から実務に携わり、証券化取扱い実績は1,000件を超える。
宰田 哲男（さいだ・てつお）
丸紅アセットマネジメント(株)
代表取締役社長
1987年東京大学工学部卒業後、丸紅(株)開発建設部で不動産開発等に携わる。セキュアード・キャピタル・ジャパン(株)派遣勤務の後、丸紅にて不動産ファンド組成業務を行なう。03年ジャパン・リート・アドバイザーズ(株)チーフ・インベストメント・オフィサーに就任し、J-REIT「ユナイテッド・アーバン投資法人」の運営にあたる。その後、丸紅(株)アセットマネジメント室長を経て、13年11月より現職。14年9月より非上場オープンエンド型不動産投資法人「丸紅プライベートリート投資法人」の運用を開始。
福本 雅信（ふくもと・まさのぶ）
SGアセットマックス(株)
投資運用ディビジョン 投資運用部長
1991年安田信託銀行(株)（現・みずほ信託銀行(株)）入社。2002年(株)ザイマックスに入社し、不動産流動化業務等に携わる。07年(株)ザイマックス不動産投資顧問へ出向し、投資運用部長としてアセットマネジメント業務・運用部門統括業務に従事。13年7月よりSGアセットマックス(株)へ出向し、投資運用ディビジョン投資運用部長を務める。14年4月に総合物流企業グループがメインスポンサーとなる初のオープンエンド型非上場投資法人「SGAM投資法人」が設立され、15年3月より運用を開始した。

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