ご案内
旅行ニーズの増大を背景に、わが国の宿泊産業は約束をされた成長市場にあるといえます。2014年度のインバウンドも予想を上回る1,415万人まで拡大し、2,000万人の目標が現実的なものとなっています。
そこで課題となるのが宿泊施設の不足、宿泊費高騰で、これを補う宿泊形態として「ホステル」事業に注目が集まっています。ホステルは、旅館営業、簡易宿泊所の認可のもと、客室に相部屋・ドミトリーがあり、一人3,500円前後の単価、宿泊者同士の交流が促せるスペースがある宿を一般的に総称しています。世界ではバックパッカーや留学生や、インバウンド旅行初心者が安く滞在し、出会いや交流を求める宿泊形態に定着していますが、国内でも外国人に対応可能なサービス、高感度な施設デザイン、宿泊者交流を投入した新・ホステルが、遊休スペースの改修、既存ホテルのリブランドで登場し始めており、「オークホステル」などがその代表例です。また宿泊を体験価値として、ハードとサービスをパッケージ化したコンパクトホテル「ファーストキャビン」も店舗展開が加速しています。
本セミナーは「ホステル」「コンパクトホテル」の具体事例を通じて、開発、運営、マーケティングをみながら事業構造を把握してまいります。特別に見学もしていただきながら、事業化のポイントを確認してまいります。 |