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オフィスおよび区分店舗の賃料上昇トレンドを自社分析して交渉に活かす。
賃料改定協議のためのレポート作成方法を具体的に解説する!

こうすればオフィス賃料は増額できる!
オフィスビル賃料[増額]のための
賃料鑑定手法とテナント交渉術

統計学的手法を用いた理論的な「適正賃料」把握の手法とは?

ご案内
 アベノミクスや日銀の異次元金融緩和等で不動産市況が好転し、首都圏ならびに大都市圏では事業用賃貸不動産の賃料が下げ止まって、S〜Aクラスのオフィスビルや立地条件に優れた商業店舗の賃料は上昇局面にあります。はたして、この賃料上昇機運の波に乗って継続賃料の増額交渉を進めてもよいのでしょうか? 賃料の増額を既存テナントに提示するということは、その方法論が不適切であれば契約当事者間の関係不仲にも結び付きかねず、きわめてセンシティブな問題ともなりかねません。したがって、双方が納得できる理論的な「適正賃料」を把握して、テナント交渉にあたることが肝要です。
 本セミナーでは、あくまでビルオーナー・AMサイドに立ち、賃料改定協議にまつわる賃料水準のレポートを自社で作成する具体的な方法を開示いたします。賃料水準の客観性を高めるための統計学的手法や、退去・退店を想定した場合のテナント側における退去費用等を見込んだ損益分岐点、さらにビルオーナー側によるテナント入れ替えに伴う空室損等を見込んだ損益分岐点を簡易に見極める手法など、賃料改定協議に必要なノウハウを総合的に解説してまいります。
 ビルオーナーや不動産AMならびに賃貸不動産の保有・管理・運営に携わる皆様のご参加をお勧めいたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00 (15時前後に10分間のコーヒーブレイクのほか、随時休憩を挟みます)

T.オフィスビルの賃料鑑定
●オフィスビル賃料の構成内容と賃貸借契約
●継続賃料鑑定の4手法

 利回り法/スライド法/賃貸事例比較法/差額配分法
●オフィス賃料の査定と4手法の適合性
●オフィス賃料利回りの最近における推移状況
●オフィス継続賃料に関する留意事項

 ・直近合意時点の定義と解釈
 ・直近合意時点の解釈が問題になるケース
●マーケット・アプローチの優位性と賃貸事例比較法の限界

U.適正賃料の算出手法
●適正賃料とは(適正賃料水準の客観性の担保論)
●賃料データの統計分析手法

 ・統計学的な回帰分析で何がわかるのか
 ・ヘドニック・アプローチ(賃料分析の価格関数)
 ・散布図と近似曲線
 ・正規分布と標準偏差
 ・区間予測の応用/等
●タイプ別にみた回帰分析ケーススタディ
 ・ビル仕様・面積規模・築年数の違いによる回帰分析事例
●ビルオーナーや不動産管理会社もできる統計分析とその活用法
 ・賃料データの回帰分析はExcelでもできる
 ・ビルオーナーや不動産管理会社でも対応可能
 ・賃料情報の入手方法
 ・路線価が反映する要因とは
 ・回帰分析の結果をどう読み、どのように活用するか
●契約当事者間の移転・退店にまつわる損益分岐点の簡易分析法
 ・差額配分法の応用としての損益分岐点分析法
 ・テナント側の移転・退店にまつわる損益分岐点
 ・ビルオーナー側の移転勧告にまつわる損益分岐点


V.賃料改定に向けたテナント交渉術
●賃料改定交渉のプロセス
●テナント交渉に向けて用意しておきたい資料と理論武装
●賃料増額交渉の留意点〜テナントに納得してもらう決め手は何か
●オフィスビル賃料改定の事例紹介


W.質疑応答

開催日時 2015年6月22日(月) 13:00〜17:00

会場 東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL 03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 41,040円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 3,040円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
38,880円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 2,880円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

[第T・U講座]
松本 智治
(まつもと ともはる)
不動産鑑定評価システム
不動産鑑定士
1972年横浜市出身。日本大学法学部卒業。96年に不動産鑑定士二次試験合格後、不動産鑑定士事務所に入所。不動産鑑定評価を適切に行なうには、実際の仲介取引・開発企画設計・現場運営管理などの現場経験が不可欠であることを実感し、不動産仲介、不動産企画開発、開発用地仕入れ、相続関連コンサル、不動産デューデリジェンス、賃料適正化、収益用不動産企画・運営等さまざまな不動産に関わる業態に携わる。2015年3月に不動産鑑定評価システムを独立開業。これまでの不動産価格に関する査定実績は大小含め1,000件以上、賃料に関する査定実績は800件以上を数える。
 
  [第V講座]
竹内 潤
(たけうち じゅん)
不動産鑑定評価システム
シニアディレクター
  1971年さいたま市出身。上場企業のプログラマーを経て、保険代理店の経営に携わる。損害保険分野では、自動車や賠償保険事故をメインに数百件の事故処理に携わる。多くの事故処理を通して現場調整の重要性を学ぶ。2006年より不動産鑑定業者に所属し、賃料適正化業務(増額・減額)の現場担当責任者として、自身で約1,500件、担当グループで5,000件以上の物件の賃料適正化に携わる。現在は不動産鑑定評価システムで営業および現場担当者を行なう傍ら、他の不動産鑑定業者より賃料適正化の現場業務の委託を受けて活動中。

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