ごあんない
観光庁が今年7月に発表した2013年国内年間延べ宿泊者数は4億6,721万人泊、対前年比+6.3%と、昨年に続き2年連続で5%超の高い伸び率となりました。このうち外国人延べ宿泊者数は3,351万人泊、対前年比+27.4%と躍進しており、今後も宿泊需要は好調に推移すると予想されます。一方、わが国の宿泊施設数8万0,412施設(ホテル営業9,796施設、旅館営業4万4,744施設、簡易宿所数2万5,071施設ほか/13年3月末現在・厚生労働省・生活衛生関係営業許可数より)は減少傾向(昨年より992施設減少)にあり、追加投資できない、後継者がいない、集客ができない等から旅館や観光ホテルの減少が特に目立っています。宿泊旅行が伸び、20年東京オリンピックによるインバウンド増が見込まれるなかで、宿泊施設の不足は大きな課題となっています。
こうした背景から、現在内外の投資家から、宿泊施設は投資対象として魅力視されており、特に日本固有の旅館・観光ホテルは、需給バランスと投資のタイミングから注目が集まっています。しかし旅館は、投資評価、価値についてどのように理解すべきか、判断に難しい事業でもあります。
そこで、本セミナーは、日本固有の文化として観光需要に連動し成長が期待できる旅館・観光ホテルの経済性・事業特性・収益構造を把握し、投資評価の目を養う講座として開催してまいります。 |