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高齢者の住まいで最も必要な“社会とのつながり”をいかに築くか?!


今後求められるシニアの新たな住まいと暮らし方
多世代交流型コミュニティの事業性展望

多世代交流型コミュニティのメリット
● 高齢者、若者(学生)、地域社会の三方一両得
● 見守りコストの低減、オールドタウン化の防止

ご案内
 高齢者の住まいは、「施設」から「在宅」といった流れのなか、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの開発が中心となっています。しかし、独居による孤独死や、老老介護といった超高齢化社会が抱える問題を解決するためには、高齢者の住まいと地域との連携が必要となります。
 これまでの高齢者は、「介護が必要になった」「連れ合いに先立たれて独居となった」「子どもが独立して家が手広くなった」などの理由がなければ住み替えることがありませんでした。そうした状況のなか、高齢者の住まいを考えたとき、必要となるのが“社会とのつながり”です。
 今後は、「孤独・不安・オールドタウン」から「安心・健康・快適なコミュニティ」へと、高齢者が地域の負担ではなく、担い手になる社会が求められます。
 本セミナーでは、見守りコストを低減して、オールドタウン化を防ぐ「世代間同居」や、ライフステージの変化に伴って住み替えを可能とする高齢者コミュニティ(CCRC)、町や村のストックを活用した移住・定住政策など、「多世代交流型コミュニティ」事業の可能性と有望性について展望してまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜15:30
T. シニアの住まい方・暮らし方が変わる
  〜多世代交流型コミュニティの有望性〜

○ シニアの志向性
○ これから求められる住まいと暮らし方とは

 ・ 多世代間同居(下宿、シェアハウス、集合住宅型)
 ・ 日本版CCRC(単なる高齢者住宅ではない組合せ事業)
○ なぜ多世代交流型コミュニティなのか?
 ・ 高齢社会の誤解と多世代の視点
○ 海外の先進事例に学ぶ
 ・ フランスの世代間同居と隣人祭り
 ・ スウェーデンのシニア劇場
 ・ 米国の大学連携型コミュニティ
○ 国内の先進事例に学ぶ
 ・ シニアを対象とした大学の動向(立教大、中部大等)
 ・ シニアと学生との交流をビジネスに
○ 多世代交流型コミュニティの実現に向けて


■講師:松田 智生 株式会社三菱総合研究所 主席研究員 



15:45〜17:00
U. 高齢者と大学生の同居による世代間ホームシェア事業の有望性
○ 世代間ホームシェア事業とは

 ・ 元気な一人住まいのシニアの自宅に大学生が同等の立場で同居
 ・ 申込みから同居までの流れ
○ 事業への参入動機
 ・ 一人住まいの高齢者の急速な増加
 ・ 経済的に困難な環境にいる地方からの大学生
 ・ 衰退するコミュニティ
○ 日本に合った「世代間交流」とは
 ・ スペイン・フランスの取組み
 ・ パイロットケースからみる事業のポイント
○ 今後の課題と事業の将来性

■講師:石橋 B子 NPO法人リブ&リブ 代表理事

開催日時 2013年11月28日(木) 13:00〜17:00

会場 東京ガーデンパレス 
東京都文京区湯島1-7-5 TEL.03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 39,900円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,900円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
※テキスト、コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師&企業プロフィール

[第T講座]
松田 智生 (まつだ ともお)
株式会社三菱総合研究所
プラチナ社会研究センター 主席研究員

1966年生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業。専門は超高齢社会における新産業創造・地域活性化。2010年(株)三菱総研の新たな政策提言プロジェクト「プラチナ社会研究会」を創設。シルバーよりも上質でプラチナのように輝く新たな社会とビジネスの研究と事業化に取り組む。
国際ホテル・レストランショー企画委員、文部科学省生涯学習ネットワークフォーラム企画委員、高知県移住促進協議会委員、石川県ニッチトップ企業評価委員、UR都市機構高齢者居住検討委員会委員。
著書に、『これから30年 日本の課題を解決する先進技術』『3万人調査で読み解く日本の生活者市場』(日本経済新聞出版社)がある。



[第U講座]

石橋 B子 (いしばし ふさこ)
NPO法人リブ&リブ
代表理事

アメリカの大学で行動科学を学び、帰国後、在日米国大使館国際交流局で国際交流に従事。その後、日本マイクロソフト(株)で社会貢献を担当。現在、NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」(代表:樋口恵子氏)の運営委員として活動に携わる。2008年ごろから「世代間交流プログラム」に共感。白梅学園大学で日本世代間交流協会の文部省プロジェクトに携わる。12年4月に実践者としてNPO法人リブ&リブを設立。スペイン、フランスの世代間交流ホームシェア実施団体と協力関係を結び、日本での実施上貴重なデータを取得。13年7月にはイギリス・オックスフォードでの「世界ホームシェア国際会議]に出席し、日本の現状を関係者に報告。同年5月、首都圏においてリブ&リブ初のパイロットケースを実施。

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