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セミナーお申込み


「地域居住(エイジング・イン・プレイス)」ニーズに応えるために、
いま、注目を集める「看取り援助」サービスの本質を理解する

特養の事例に学ぶ「看取り援助」のあり方

〜「高齢者ターミナル(End-of-Life-Support)住宅」の提言〜
ユニットケア第2ステージは看取り援助サービスへ
「どんな技術をもって」から「どんな気持ちをもって」看取り援助を行なうか

ご案内
 昨年4月1日の介護保険制度改正に伴い、国は「施設から在宅へ」という指針を打ち出しました。なかでも、2030年に年間47万人強と推計される看取り難民(=死に場所が定まらない人)の受け皿として介護サービス施設における「看取り援助」の必要性を指摘し、加算報酬も付加されることとなりました。そこで重要なのは、“人生を後悔なく生き切るための支援としての「看取り援助」”であり、かつ、介護保険制度が求める制度的「看取り援助」をいかに遂行していくかということです。
 本セミナーでは、介護施設における制度的「看取り援助」で数多くの実績を有し、今年4月15〜19日にシンガポールで開催されたAgeing Asia Investment Forum 2013で「Outstanding ‘Rehabilitation & Wellness’ Innovation」部門の最優秀賞を受賞するなど、アジア諸国からもその活動を高く評価されている社会福祉法人ファミリー 理事・法人本部長 小川利久氏を講師に迎え、2006年に開設した「ハピネスあだち」における「看取り援助」サービスを提供するまでのプロセスを実際の事例を交えながら開示していただきます。また、“第2ステージ”に入ったと言われるユニットケアにおける看取り援助サービスのあり方についても言及していただきます。今後、看取りを重視される高齢者福祉施設事業者はもとより、在宅支援事業者にも通じる制度的「看取り」までのプロセスを理解する講座として、高齢者ケア事業に関わるすべての方のご参加をお勧めいたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:15〜17:00(※途中休憩を挟みながら進行してまいります。)

T. 社会福祉法人ファミリーの事業概要
1. 同法人の展開拠点と事業展開方針
2. 特別養護老人ホーム「ハピネスあだち」の概要
3. 「ハピネスあだち」における経営方針


U.制度的「看取り援助」とは何か
1. 制度的「看取り援助」とは
2. 制度的「看取り援助」の遂行で安定経営を図る

  ● 「加算報酬」の獲得 
3. 制度的「看取り援助」を遂行するための基本条件
  ● 医療連携/家族の同意/スタッフ教育/家族エンゼルケアetc…

V. 基本条件を遂行するためのプロセス
 ――「ハピネスあだち」の実例を交えて

1. 「ハピネスあだち」における開業後から今日に至るまでの「看取り」の推移
  ――究極の個別ケア、「いのちをつなぐ看取り援助」の確立まで
2. 制度的看取り援助を遂行するための要因解説
  ● 医療機関との連携強化――事業者と医療機関間の信頼関係の構築
  ● 家族の同意へ導くまでのプロセス:「キューブラー・ロスの法則」
   ・ キューブラー・ロスの「死の“受容”までのプロセス」とは
     否認→怒り→取引→抑うつ→“受容”
   ・ 留意すべきは「取引」段階=取引段階はクレームに発展する
3.家族を同意へ導くための総合的なアプローチ
  ● 家族会共催による「家族看取り援助勉強会&座談会」の勧めと効果
4. スタッフケア(バーンアウトの抑制)&家族ケアの考え方
5. 「看取り援助」実行のために必要なもの

  @住環境
  A口腔リハビリ
  B多職種連携と協働の組織編成
  C職員教育「死生観」の共有 等

W. 「ハピネスあだち」の「看取り援助」事例紹介
  ――“どんな技術をもって”から“どんな気持ちをもって”「看取り支援」を行なうか

実例報告:小林 悦子 「ハピネス都筑」施設長
※看取り支援までに至るプロセスにおいて、多種多様な事例(5〜8事例)を紹介いたします。
※事例紹介についてはスライド投影による説明が中心となりますこと、あらかじめご了承ください。

X. これからのシニア施設の将来像
  ――「高齢者ターミナル(End-of-Life-Support)住宅」という基本理念

Y. 質疑応答



※本セミナーでは、講演テキストのほかに、資料編として「ハピネスあだち」で実際に活用
 されている「看取り援助指針」「入居家族に対する看取り説明書」「入居者氏に関する意向
 確認書」「本人同意書」「(看取りに関わる)職種表」なども併せて配布いたします。
※また、副読本として『いのちをつなぐ看取り援助〜特養の介護を支える経営と看護から』
 ((株)エイデル研究所刊/[共著]小川利久、小林悦子)も進呈いたします。

開催日時 2013年6月28日(金) 13:15〜17:00

会場 アイビーホール 
東京都渋谷区渋谷4-4-25 TEL 03-3409-8181
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 39,900円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,900円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

小川 利久(おがわ としひさ)
社会福祉法人ファミリー 法人本部長
特別養護老人ホーム「ハピネスあだち」施設長
茨城大学 教育学部 非常勤講師

1981年、新潟大学農学部林学科森林計測学専攻卒業。(株)長谷工コーポレーションにおいて住宅や有料老人ホームの事業企画を担当。その後、(株)くれいん館人間行動研究所にてシルバービジネスのコンサル・マーケティングを担当。2000年、社会福祉法人きらくえんにて法人事務局長に就任。ユニット型特別養護老人ホームけま喜楽苑(兵庫県尼崎市)、震災復興住宅・生活支援型グループハウス大枡町(兵庫県芦屋市)開設業務、西日本初の全室個室空間化型特別養護老人ホームいくの喜楽苑(兵庫県朝来市)施設長を経て、社会福祉法人ファミリーに奉職。06年「ハピネスあだち」施設長に就任し、現在に至る。なお、社会福祉法人ファミリー「ハピネスあだち」は Ageing Asia Investment Forum(AAIF)2013(4/15〜19)において「Outstanding ‘Rehabilitation & Wellness’ Innovation」部門(=口腔リハビリ、学習療法、看取り援助のInnovation賞および入居者、家族、地域住民、スタッフがみんなで楽しむプログラム賞(SPECIAL RECOGNITION AWARDS)を受賞した。




小林 悦子(こばやし えつこ)
特別養護老人ホーム「ハピネス都筑」施設長
10年間務めた幼稚園教諭から看護職へ転身。病院勤務を経て、2006年社会福祉法人ファミリーへ奉職。「ハピネスあだち」医療部門マネージャー、看取り委員会副委員長。ファミリー看護職の会「向日葵の会」主宰を経て、13年4月より現職。

【前回セミナー参加者の主な声】

● 具体的実例を中心に分かりやすく解説していただきました
● 重いテーマでしたがよく理解できました
● 豊富な事例紹介に圧倒されましたが、そのぶん、理解が深まりました
● 最期まで生ききることへの支援として非常に参考になりました
● 入居家族とのコミュニケーションなど、参考になることばかりでした

など、多くの方々から高い評価を得ています。

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