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実践トレーニング講座
ケーススタディをもとに、収益物件の利益率の理解、説明責任のあり方を学ぶ。

不動産ビジネスに要求される資産評価法[基礎講座]
――これだけは理解しておかなくてはならない。
  不動産の[収益率]重要キーワード、[指標]の理解・説明の仕方

◆今、不動産投資の仕組みはどのようになっているのか?
◆ようやく回復の兆しを見せる不動産投資市場。投資家が求めるリターンをどのように説明するのか?
◆不動産プレーヤーと投資家が共有しなくてはならないキーワードとは?
◆プロパティマネジメントにおいて説明されなくてはならない利益率とは?
◆アセットマネジメントにおいて要求される利益率とは?
 ――投資ビジネスのキーワードを実践で使いこなせるためのトレーニングを実施

ご案内
 「都心で8%以上で回る収益物件を探している」「収益物件を売りたいお客様がいる」「投資期間3年でIRR20%以上の物件を探している」・・・・。
 不動産事業者に日頃からよく聞かれるこうした声に応えるには、単なる不動産情報では顧客を満足させることはできない時代に突入しました。不動産の性質や特性、収益率、投資家の求める期待利回りに対して、どのように説明できるかといった知識を備える必要があります。
 不動産投資環境も日々変化し、収益率や指標の見方のほか、投資家と向き合い、共有できる資産評価指標の重要性も刻々と変わるなか、時代にマッチした投資指標のキーワードを活用し、説明できるスキルが求められています。
 本セミナーは、不動産ビジネスに要求される資産評価のための重要キーワードを理解したのち、具体的なケーススタディをもとに収益率の算出手法から、指標を用いた説明方法までを学んでまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00 (※休憩は講演進行に合わせ、適時とってまいります)

1. ケーススタディから学ぶ、収益物件の利益率の理解、説明責任のあり方
(1)不動産投資に重要な指標説明とキーワードの基本
 ●投資の仕組み、投資ビークルの構造、ROA、ROE
 ●利害関係者の狙い、アセット・デット・エクイティの利害関係
 ●投資判断に不可欠な指標
  ・ 不動産利回り(ネット利回り、グロス利回り、キャップレート、還元利回り)
  ・ 不動産総合収益率
  ・ 不動産投資インデックス
  ・ リターンの対価の期待収益率(インカムゲイン+キャピタルゲイン)
  ・ リスクの対価の期待収益率(リスクフリーレート+リスクプレミアム)
 ●景気循環、バブル、デフレ、リスクフリー、リスクプレミアム、投資家意識調査

(2)ケーススタディ
  ――不動産事業者が直面するケースでの対応

 @都心で8%以上で回る収益物件を探しているお客様がいるんだけど、いい物件ありませんか?
  ――実際には4%台での物件でしかない。この状況をどう理解するか?
 A収益物件を売りたがっているお客様がいるんだけど〜。
  ――物件を見る目、収益の相場観、指標の掴み方
 B投資期間3年でIRR20%以上、“アモチなし”の物件を探しています。
  ――3年でIRR20%の物件の意味とは
 C投資家意識調査にみられる収益率を当てはめた不動産投資物件とは


2. 新しいビジネスモデルを駆使するニュープレーヤーが要求する利益率とは
 ●バルクセール、ディストレスト・アセットビジネス、再生ファンド、
  M&Aの現場における利益率 


3. 今後の不動産投資物件の予想
――質疑応答

※当日、演習時に「計算機(カード電卓不可)」を使用いたします。
 ――ご持参くださいますようお願いいたします。

開催日時 2013年5月29日(水) 13:00〜17:00

会場 アイビーホール 
東京都渋谷区渋谷4-4-25 TEL 03-3409-8181
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

川津 昌作 (かわつ しょうさく)
川津商事株式会社 代表取締役 
川津ビル株式会社 代表取締役
博士(経営学)
学会所属:日本不動産学会/日本金融学会/日本商業学会

1981年滋賀大学経済学部卒業、同年松下電器産業(株)に入社後、設備機器営業本部に着任。85年川津ビル(株)代表取締役に就任。同年川津商事(株)代表取締役も兼務。自ら不動産資産を運用しながら、不動産コンサルタントとして不動産の売買・仲介にも従事している。また、インターネットWEBサイト「不動産何でも相談室」(http://www.kawatu.co.jp/nagoya/)を主宰する。不動産事業経営者として不動産市場の現場に身を置きながら、不動産金融工学に基づく投資理論や、メカニズムを解釈し実践する不動産業界屈指の理論的経営者。

[著作] 
2000 『不動産投資マネージメントの戦略』 晃洋書房
2002 『不動産投資の成長メカニズム』 清文社
2004 同書韓国語翻訳出版 日本著作権輸出センター取次
2004 『不動産投資戦略』 清文社
2006 『ハイレバレッジ不動産投資』 清文社
2008 『リスクを移転し始めた不動産投資市場』 清文社
2010 同書韓国語翻訳出版 韓国最大手国民銀行系シンクタンクにて翻訳

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