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セミナーお申込み


消費者ニーズの変化をどのように読むか? 行政・消費者団体の思惑は?
入居一時金・初期償却の問題、アウトカム重視の介護、地域との連携、
サービス内容、価格帯とグレード感、「サービス付き高齢者向け住宅」との棲み分けetc.

介護付有料老人ホーム“だからこそできる”サービスを模索せよ
『介護付有料老人ホーム』勝ち残り戦略

○高齢者向け住まいの供給トレンド。競合・淘汰が進んでも勝ち残るための条件
○入居者にとっての「介護付有料老人ホーム」の魅力と役割
○「サービス付き高齢者向け住宅」事業へ参入する場合の留意点と事業モデル

ご案内
 高齢者が「安心・安全・快適」に住まう環境を提供し続けてきた『介護付有料老人ホーム』の役割は非常に大きく、今後も高品質な介護サービスや、住まいと一体となった高効率なケアを提供するうえで、その優位性は非常に高く、また消費者の支持も根強く存在しています。
 一方で「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)制度の創設により、大量かつさまざまなタイプの高齢者向け住まいが市場に供給されたことで、入居者の選択肢も急速に広がっています。賃貸借契約など入居に至るハードルの低さや、価格面での優位性などもあり、有料老人ホーム事業者としても、サ高住との明確な棲み分け、もしくは積極的な事業参入を図るなど、立ち位置を明確にする必要に迫られています。また、入居一時金・初期償却の問題や、アウトカム(成果)重視の介護への対応、地域・行政との具体的な連携など、さまざまな環境変化に対応した事業モデルを構築する必要があります。
 本セミナーでは、高齢者住宅を取り巻く制度改正や市場ニーズ、今後の経営課題などマーケット情報を整理したうえで、今後いかにマーケットニーズを捉え、「介護付有料老人ホーム」らしい、魅力ある事業モデルを構築するのかについて解説して参ります。有料老人ホーム事業の勝ち残り策を模索する関連事業者の積極的なご参加をお勧めいたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:30
T. 介護付有料老人ホーム・マーケットトレンド2013
 ――急速に変化するトレンドと押さえておくべき経営課題の整理

 ○ これまでの高齢者向け住宅供給の流れ(制度・政策・業態の多様化)
 ○ 事業者・入居者・介護保険者(行政)・地主、それぞれの変化
 ○ 投資家、新規参入事業者など新たなプレイヤーの動向
 ○ 海外進出、ノウハウ提供など新たな事業軸
 ○ 医療との連携、看取りへの対応
 ○ 認知症高齢者の急増にどのように対応していくか
 ○ 機能訓練など、より効果・必要性が求められる介護へ
 ○ 住まいとケアの分離・一体化の議論
 ○ 高齢者向け住まいの選択肢はどうなる、事業者はどう考えるべきか
  ・ 介護付有料老人ホーム
  ・ 住宅型有料老人ホーム
  ・ サービス付き高齢者向け住宅
 ※それぞれの類型についての事業性比較、制度リスクの検証

講師:吉村 直子  (株)長谷工総合研究所 上席主任研究員



14:45〜16:45
U. 生き残りのためのキーワードと事業モデル考察
 ――介護付有料老人ホーム“らしさ”でいかに差別化するか

  ※介護付有料老人ホーム「アライブ世田谷代田」(東京都世田谷区)
 サービス付き高齢者向け住宅「あじさいの丘・第二期」(神奈川県秦野市)
 などの最新住宅の開発・運営事例を交えながら解説

1. 介護保険事業を取り巻く“キーワード”と事業モデルの方向性
 ○ 「認知症対応」「看取り対応」「リハビリ対応」
  ・ 介護保険財源の面からもアウトカム(成果)で評価される介護へ
 ○ 「医療連携」「地域連携」「防災」「環境対応」
  ・ 地域医療、自治体、地域住民との連携など開かれた特定施設へ
 ○「自己実現」「利用者満足」
  ・ 介護サービスを受ける目的が家族のレスパイトから自己実現へ
 ○「介護報酬改定」「各種制度改正」
  ・ 入居一時金・初期償却の方向性、入居者への説明は?
  ・ 介護保険に依存しない商品設計と事業収支の考え方
2. 対立軸でみる高齢者住宅の供給シナリオと差別化のポイント
 ○ 「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」VS「介護付有料老人ホーム」
  ・ 価格帯、要介護度、開発エリアからみた商品開発の向き・不向き
 ○ 「自宅×地域包括ケア」VS「介護付有料老人ホーム」
  ・ 地域包括ケアの普及とサ高住・有料老人ホームの立ち位置
3. 今後の事業展望
 ○ 介護サービスを求めて余力のある地域へ人口移動が起こる?
 ○ サービス業としての厳しい評価。利用者満足の獲得が生き残りの道

講師:三重野 真  (株)荒井商店 シニアライフ&メディケア事業部 取締役事業部長



16:45〜17:00
V. 質疑応答

開催日時 2013年2月20日(水) 13:00〜17:00

会場 ベルサール飯田橋駅前 
東京都千代田区飯田橋3-8-5 TEL.03-3263-7274
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

吉村 直子 (よしむら・なおこ)
(株)長谷工総合研究所
上席主任研究員

奈良女子大学大学院家政学研究科(住環境学専攻)修了。1992年 (株)長谷工コーポレーション入社。94年 (株)長谷工総合研究所に出向、2012年より現職。大学時代より高齢者の居住環境に関する研究に取り組む。有料老人ホーム入居者の生活実態に注目し、ハード・ソフトに対する満足度が生活環境や事業主体に対する評価にどうつながっているかなどについて全国各地のホームで調査を実施。現在は、高齢者住宅事業に関わる制度・政策や市場環境の評価・分析、事業計画立案のための調査・研究、コンサルティングに携わる。著書に『実践“高齢者の住まい” 〜医療・介護・住宅からのアプローチ〜』(創樹社、2010年、共著)他。



三重野 真 (みえの・まこと)
(株)荒井商店 
シニアライフ&メディケア事業部
取締役事業部長

玉川大学文学部卒業後、セコム (株)に入社。セコムアクア (株)、セコム損害保険 (株)での勤務を経て、2003年にベジフルーツ (株)にて代表取締役を務める。05年4月 (株)荒井商店に入社し、同年6月に同社取締役に就任。また、同時に (株)セントラルメディカルサービス(現 (株)アライブメディケア)の取締役にも就任。06年2月同社の専務取締役に就任し、現在に至る。

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