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セミナーお申込み


同時期・同エリア・同タイプの不動産取引がもたらす「不動産キャップレート」の相場。
その推移を定量的・科学的に把握することで、投資・売却等のビジネスチャンスを逃さない!

【不動産キャップレート】で掴む市況の波と事業機会
 
不動産価格の決定要因でありながら相場の根拠が曖昧な「不動産キャップレート」を、
トラックレコードや経済指標等から分析し、事業機会につなげる画期的手法とは!
◆受講者にはキャップレート分析・予測ツール「CREPPS」(クレップス)簡易版(Excel)をプレゼント

ご案内
 日本の不動産市場は東京を中心に底打ち感が強いと見なされているものの、反転・回復のタイミングに対する明確なコンセンサスは依然として得られないままです。このような不透明感の強い市況下において、不動産投資・売却のタイミングや保有期間の設定、将来キャッシュフローの想定等を行なうことは容易ではありません。
 本セミナーでは「不動産キャップレート」に着目し、その過去・現在・将来にわたる推移を検証・予測していくことで“市況の波”を明確にし、今後の不動産ビジネスチャンスを探っていきます。具体的には、キャップレートの構成要素などの基礎知識や日本での普及経緯の解説から、J-REITが実際の取引で用いたキャップレートや不動産鑑定の現場で得られる情報(5,000件超)をデータベース化することで過去の動きを明らかにしたのち、現在のキャップレート動向を考察、さらに、キャップレート分析を高精度かつ容易に行なえるツールを紹介しながら、連動するマクロ経済指標から導かれるキャップレートの将来予測を行ないます。
 キャップレートを細かく分析することで“市況の波”を理論的に把握し、これからの不動産ビジネスへの活用手法を学ぶセミナーとして開催いたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜13:50 【不動産キャップレートの“これまで”】 
T. キャップレートの基礎知識と日本における普及の歩み
1. 不動産キャップレート概論

 ・ キャップレートとは何か
 ・ キャップレートを理解する重要性とは
 ・ 構成要素や決定要因など基礎知識の解説
2. 不動産キャップレートの歴史・変遷
 ・ 90年代後半〜2000年:不良債権投資で持ち込まれた「キャップレート」
 ・ 2001年〜04年:J-REITの誕生がキャップレートに与えた影響
 ・ 2005年〜07年:ファンドバブル時におけるキャップレートの位置づけ
 ・ 2008年〜現 在:金融危機後、キャップレートはどう推移し、認識はどう変化したか



14:00〜16:30 【不動産キャップレートの“今”と“これから”】

U. 取引実績データベースから掴むキャップレートの現在値と
  マクロ指標との連動性からみる将来予測

1. エリア・アセットタイプ別のキャップレート推移と直近の状況

 ・ 取引実績データベースの概要
 ・ 具体例に基づく「キャップレートの推移」の確認
   千代田区・大規模オフィスビル/渋谷区・商業施設 等、特徴的なエリア
2. キャップレート予測・分析ツール「CREPPS」(クレップス)の紹介
 ◆簡易版ソフト(Excel)を贈呈
 ・ CREPPSの概要
 ・ 基本機能(CREPPSで何ができるか)
 ・ 実演(用途別地域別キャップレート、キャップレートの条件による調整、
   キャップレートの変動予想、など)
3. 連動する経済指標と将来予測
 ・ 海外からの対日投資額/社債スプレッド/日銀短観不動産業DI/銀行の不動産業向け新規貸出額
 ・ 関連指標の後を追うキャップレートの動向分析
 ・ 予測と実績データの比較検証
4. 不動産ビジネスへの活かし方
 ・ ケーススタディ:取得、保有期間、売却タイミングの見極め方
 ・ ポートフォリオ戦略構築に対するヒント
 ・ キャッシュフロー動向とキャップレート動向の関係性を探る

◆「CREPPS」とは?
不動産物件および不動産関連金融商品の評価とそれらに対する投融資の審査やリスク管理を支援するパッケージソフトウェア。キャップレートの時系列サイクル性を捉え、その将来変動をダイナミックに記述するキャップレートモデルを搭載。
基本機能は、
@不動産物件の時価評価
A不動産物件価格の将来変動およびリスク計量化
BノンリコースローンやCMBSの時価評価およびリスク計量化
年間2回、J-REITで観測される取引実績データを追加し、モデルをチューニングしたうえで逐次提供する。

※ 詳しくは、パンフレット(PDF)(株)クレジット・プライシング・コーポレーションのHPをご覧ください。



16:30〜16:45 質疑応答
 

開催日時 2013年1月29日(火) 13:00〜16:45

会場 鉄鋼会館 
東京都中央区日本橋茅場町3-2-10 TEL 03-3669-4856
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト、コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

【第T講座】
佐々木 宏之 (ささき・ひろゆき)
日本不動産投資顧問梶@代表取締役社長
立花不動産鑑定事務所、長銀総合研究所コンサルティング事業部を経て、1993年長銀総研コンサルティング設立に伴い出向。長銀総研(コンサルティング)では、住宅、オフィス、商業施設、ホテル等の都市開発に関わるマーケティング調査及び開発戦略立案と、不動産会社の新規事業開発コンサルティングを専門に携わる。99年10月、日本不動産投資顧問椛纒\取締役に就任。不動産評価に関しては、不良債権担保不動産評価及び債権回収シナリオ作成、不動産投資家向け評価、ノンリコースローン担保不動産評価等を中心に、これまでに5,000件を超える評価実績を持つ。不動産鑑定士。



【第U講座(U‐1〜2)】

神崎 清志 (かんざき・きよし)
潟Nレジット・プライシング・コーポレーション
1993年より日本長期信用銀行にてデリバティブ商品開発に従事し、99年から野村證券金融研究所にてクォンツアナリストを務める。2004年にクォンツ・アドバイザーズ(独立系ヘッジファンド)にて日本株ファンドのCIO(最高投資責任者)に就任。 08年1月、潟Nレジット・プライシング・コーポレーションに入社。一貫して金融技術を用いた債券・株・デリバティブのモデル開発/商品開発に従事する。



【第U講座(U‐3〜4)】

佐々木 剛 (ささき・たけし)
潟Nレジット・プライシング・コーポレーション 取締役
1988年より10年間日本長期信用銀行にて市場部門及び法人向けアドバイザリー業務に従事した後、メリルリンチ証券での上場企業向け営業を経て、2000年以降複数のコンサルティング会社にて各種債権評価や企業価値分析に関わる事業立上げに携わる。05年クレジット・プライシング・コーポレーション入社。金融機関における信用リスク管理モデル構築支援、企業価値評価並びに金融商品の時価評価などの業務を手掛けている。1995年カリフォルニア大学バークレー校にてMBA取得。

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