綜合ユニコム｜「介護＋保育」融合施設の事業構造と運営手法研究

綜合ユニコム｜セミナー

「介護サービス」と「子育て支援」を融合させることのメリットは？
少子高齢化が進行するなか、注目を集める新たなビジネスモデルを探る！

「介護＋保育」融合施設の事業構造と運営手法研究

民間企業としていち早く融合施設に取り組んだ㈱global bridge〈東京〉と
「サ付き＋保育＋介護等」を複合展開する（社福）泰清会〈広島県三原市〉という
充実の講師陣を迎え、融合施設の事業・運営・経営ノウハウを開示！

ご案内
　少子高齢化が急速に進むなか、誰もが安心して高齢期を迎えるための高齢者福祉サービスの充実と少子化への対応は、わが国において重要な政策課題となっています。こうしたなか、新たな仕組みとして注目を集めているのが「介護」と「保育」を融合させた“幼老複合施設”です。その背景には、土地および既存施設の有効活用や核家族・独居老人増加による世代間交流の希薄さを解消する新たなコミュニティの創出が期待されていることもあります。しかし、こうした幼老複合施設の事業構造や運営手法の情報が少ないこともあり、事業参入を見送っている関係者も少なくありません。
　本セミナーは、実際に「介護+保育」融合施設を開発・運営する株式会社、社会福祉法人それぞれの実務担当者を講師に迎え、①事業構造の成立要件と事業収支モデル、②運営手法と融合することのメリット・デメリットに焦点を当て、その事業の有望性を明らかにして参ります。
今後、「介護+保育」融合施設開発を検討されている介護･福祉事業者はもちろん、新たなコミュニティビジネスを模索されている不動産事業者など、多くの方々のご参加をお待ちしております。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

13：00～15：00
【PhaseⅠ】
民間企業による「介護+保育」融合施設開発の視点
――㈱global bridgeに学ぶ介護と保育の融合施設開発の実際

Ⅰ. 「介護＋保育」融合施設開発参入の企図とは
● 介護・保育融合施設事業参入の経緯
● 事業参入で見えてきた介護・保育融合施設のメリット・デメリット
　介護施設単独型／保育単独型／融合型の3事業を比較

Ⅱ. global bridgeが目指す「介護＋保育」融合施設の事業モデルとは
● 介護が主体か？保育が主体か？
　介護ビジネス
　　・デイサービス事業を主体とした理由
　　　社会的背景／事業特性からみた融合要件
　保育ビジネス
　　・少人数制の保育施設を目指す理由
　　　潜在待機児童の解消
● 融合施設開発に伴うリスク回避の視点
　　・助成金活用による開業資金の低減化を図る
　　・立地ポテンシャル、適性施設規模算定によるリスク回避

Ⅲ. global bridgeが推進する「介護＋保育」融合施設モデル事業
　　――〈かいほの家〉事業収支モデルプラン
● 「かいほの家」とは
● 開発立地選定の考え方
● 適正規模の考え方
● 事業収支モデルプラン
● 人材募集・利用促進の方策
● その他（開設までのフロー／提供ソフト内容等）

Ⅳ. 質疑応答

［講師］貞松成　㈱global bridge 代表取締役

15：15～17：00
【PhaseⅡ】
介護事業者による「介護+保育」複合施設開発の視点
――社会福祉法人泰清会（広島県三原市）に学ぶ運営手法研究

Ⅰ. 社会福祉法人泰清会のこれまでの取組み
● 社会福祉法人泰清会の概要
● 事業参入の歩み（特別養護老人ホーム、ケアハウス、ショートステイ、サ高住など）

Ⅱ. 「介護＋保育」複合施設事業参入の経緯
● 転機となった「サンライズ港町」
　――商店街活性化という視点から生まれた複合開発へ

Ⅲ. 「介護＋保育」複合施設の運営の実態
　――「サンライズマリン瀬戸」を事例に
● 施設概要／開発経緯／入居・利用状況
● 複合によるメリット・デメリット
● 複合施設ならではの経営・運営ノウハウと留意点

Ⅳ. 介護事業者からみた「介護＋保育」複合施設の可能性と将来像
● 複合事業は有望なのか？
● 参入障壁となるのは何か？
● 複合事業参入の可能性と将来像

Ⅴ. 質疑応答

［講師］本井俊一　社会福祉法人泰清会　理事・統括施設長・法人本部長
　　　　　　　　　　兼「サンライズマリン瀬戸」施設長

開催日時	2012年11月6日（火）　13:00～17:00
会場	銀座ラフィナート　東京都中央区銀座1-26-1 TEL.03-3564-0888 ※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費	37,800円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,800円含む） ●同一申込書にて２名以上参加の場合は 35,700円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,700円含む） ※テキスト、コーヒー代を含む。

▼内容に関するお問合せは綜合ユニコム株式会社企画事業部〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル　TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

貞松成（さだまつ・じょう）
株式会社global bridge 代表取締役
長崎県出身。下関市立大学卒業。2007年に株式会社global bridgeを設立。保育園経営、デイサービス経営、ならびに医療施設や介護施設に保育園を設置するコンサルティング事業を開始。11年より、介護と保育を融合させ、特許を取得。今年１０月には、『介護と保育で日本を変える世代間交流施設「かいほの家」のつくりかた』（長崎出版刊行）を上梓する。

本井俊一（もとい・しゅんいち）
社会福祉法人泰清会　理事・統括施設長・法人本部長
兼「サンライズマリン瀬戸」施設長
医療法人社団明清会山田記念病院　相談役
医療法人社団晃山会松江病院　相談役
1962年広島県三原市生まれ。京都産業大学経営学部卒業後、医療法人に入職。89～98年には老健施設・老人病院の事務長を務める。99年、社会福祉法人泰清会の立ち上げに参画、現在に至る。広島県老人福祉施設連盟理事、三原市中心市街地活性化協議会構成委員のほか、複数の医療法人社団相談役を兼務。そのほか、『高齢者ケア実践事例集～高齢者のニーズに応える「多様な住まい」の実現を目指して』（第一法規刊行／09年）などの著書も多数。

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