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医療や介護が必要になっても、住み慣れた地域で暮らし続けるための
高齢者向け住宅・在宅医療・地域包括ケアシステムの構築手法とは


2012年度診療・介護報酬同時改定から見える
高齢者住宅・施設と医療・看護・介護の連携モデル

団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)となる2025年に向けた医療・介護機能再編の方向性
 ●入院医療の機能分化・強化と連携:急性期への医療資源集中投入etc.
 ●在宅医療の充実:看取りを含め在宅医療を担う診療所等の機能強化etc.
 ●在宅介護の充実:地域包括ケア体制の整備etc.

ご案内
 2012年度の診療・介護報酬同時改定は、我が国の高齢化がピークを迎える2025年の医療・介護サービスのあり方(2025年モデル)の実現に向けた、社会保障と税の一体改革の第一段階と位置付けられています。「施設」から「地域」、「施設」から「在宅」へ。自宅に住み続ける医療・介護財源がない中、医療と介護の役割分担の明確化と、地域における連携体制の強化、及び地域生活を支える在宅医療等の充実を目指した事業展開は、医療法人や介護事業者のみならず、これから介護ビジネスへ参入を検討されている方々にとっても、大きなビジネスチャンスと言えます。
 本セミナーでは、2012年度診療・介護報酬同時改定から読みとれる在宅医療・介護の充実と医療・看護・介護の連携パターンを解説します。さらに注目事例として、医療法人とグループ介護会社による連携を図り、医療・看護・介護をシームレスに提供することによるワンストップサービスの高齢者向け住宅の実現にいちはやく取り組む、医療法人健康会くにもと病院グループの事業について研究してまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜15:00
T. 2025年の医療・介護サービスの提供体制に向けて
  ――キーワードは“医療と介護”の連携

1. 2025年問題とは

 ○ 団塊の世代がすべて後期高齢者(75歳以上)、高齢者人口は約3,500 万人と推計
 ○ 税と社会保障の一体改革による「2025年モデル」
 ○ 診療報酬・介護報酬の体系的見直し
2. 2012年度診療・介護報酬同時改定のポイント
 ○ 医療機能分化の推進
 ○ 医療・介護の連携強化
 ○ 地域包括ケアに向けた取組み
 ○ 医療と介護の役割分担の明確化
 ○ 医療機関の経営の二極化
 ○ 2025年に向けた第一歩
3. 在宅医療と地域包括ケアシステムの構築
 ○ 在宅医療・介護の充実は人材の確保から
 ○ 地域医療と介護の連携を実現するための考え方
 ○ 地域包括ケアシステムの手法
4. 2025年に向けた事業モデルとは
 ○ 在宅医療の受け皿としての「サービス付き高齢者向け住宅」
 ○ 医療法人と介護事業者と高齢者住宅・施設事業者の連携モデル
  ・ 医療法人が自前で介護事業と住宅事業を展開
    医療法人が自前で介護事業を行なうのか/自前で高齢者住宅をもつのか
  ・ 医療法人が介護事業者や高齢者住宅事業者と連携
  ・ 介護事業者が医療法人と高齢者住宅事業者と連携
  ・ 高齢者住宅事業者が医療法人と介護事業者と連携

講師:海FSコーポレーション 顧問 吉田 英二



15:10〜16:30
U. 医療・看護・介護が連携した高齢者向け住宅の運営ノウハウ
  ――入居者に対するシームレスなサービスの提供

1. 高齢者向け住宅を取り巻く状況

 ○ 病院に入院できない患者の増加
 ○ それらの患者はどこへ行くのか
 ○ 在宅化の限界
2. 健康会の取組み
 ○ 医療・看護・介護がシームレスに提供される安心した高齢者向け住宅の実現
 ○ 住宅型有料老人ホーム「メディケアホーム」の展開
3. 具体的な医療・看護・介護の導入事例
 ○ 高齢者向け住宅における医療・介護の関わり
 ○ 医療機関側が「連携したい」と思う高齢者向け住宅とは
 ○ 高齢者向け住宅における看取りについて
 ○ 在宅療養支援診療所・訪問看護ステーションとの連携を踏まえた具体的な実践の紹介
4. 医療・看護・介護連携の課題
 ○ 在宅療養支援診療所の不足
 ○ 多職種連携(チームケア)における情報共有化のあるべき姿
 ○ どのような職員教育が必要か(施設側・医療側および看護側)
 ○ 看取り時の対応について
5. 今後のあるべき姿:多様なニーズに対して柔軟に対応する姿勢・発想・体質
 ○ 地域に「住む」ための基盤整備の推進(高齢者向け住宅のあるべき姿)
 ○ 地域包括ケアにおける高齢者向け住宅のあり方
 ○ 新たな介護保険サービスの効果的な導入
 ○ サービスの質の客観的評価

講師:医療法人健康会くにもと病院 理事長・院長 國本 正雄

開催日時 2012年10月26日(金) 13:00〜16:30

会場 銀座ラフィナート 
東京都中央区銀座1-26-1 TEL.03-3564-0888
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)

 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

吉田 英二 (よしだ えいじ)
株式会社CFSコーポレーション 顧問
1977年神戸市外国語大学卒業後、株式会社ニプロに入社し医療機器プロパーとして活躍。85年株式会社ヘルシーライフサービスに入社、92年に同社取締役本部長に就任。99年株式会社ニチイ学館介護事業本部常務取締役、2001年同社マーケティング本部常務取締役を経て、02年同社マーケティング本部専務取締役に就任。06年セントケア株式会社に入社し取締役副社長、07年4月の持株会社体制導入に伴って代表取締役社長に就任。08年スギメディカル株式会社に入社し取締役副社長に就任。10年株式会社CFSコーポレーション顧問に就任。




國本 正雄
(くにもと まさお)
医療法人健康会くにもと病院 理事長・院長
1954年室蘭市生まれ。札幌医科大学医学部卒業。札幌いしやま病院副院長を経て、91年旭川で「くにもと肛門科」開業。2000年「くにもと病院」と改称し、現在に至る。大腸肛門疾患の専門病院として診療に携わりながら、一方で介護会社を設立し各種介護サービスや高齢者向け住宅などの介護事業を展開。医療との連携を図りながら全道各地で事業を行なっている。
旭川医科大学臨床指導教授・非常勤講師/日本外科学会専門医・指導医/日本大腸肛門病学会専門医・指導医・評議員/日本消化器外科学会認定医・消化器がん外科治療認定医/日本消化器内視鏡学会専門医・指導医/日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医・代議員/日本レーザー医学会認定医/日本抗加齢医学会専門医/日本消化管学会胃腸科認定医/日本医師会認定スポーツ医/臨床研修・臨床実習指導医(日本医師会)/医学博士

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