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介護報酬改定によって「小規模多機能」の事業性はどう変わる?

新制度対応
「小規模多機能型居宅介護事業」の経営・運営戦略

地域包括ケアの推進役と期待される「小規模多機能」、
機能充実と経営黒字化を両立させる経営ノウハウを深耕する

ごあんない
 「通い」「泊まり」「訪問」の3機能を有する「小規模多機能型居宅介護」は、高齢者の在宅ケアニーズを支えるための拠点として、これからの地域包括ケア時代に必須の介護サービスです。しかし、さまざまな制約が設けられているがために、安定した経営を続けていくことは容易ではありません。
また、今回の介護報酬改定による影響や、サテライト型小規模多機能及び訪問看護との連携による「複合型サービス」の創設、さらには「定期巡回・随時対応型訪問介護看護(定期巡回・随時対応型サービス)」との棲み分けなど、今後の事業方針を決定する際の羅針盤となる情報収集が欠かせない状況にあるでしょう。
 本セミナーでは、こうした外部環境への対応はもちろん、地域包括ケア時代の推進役と期待される「小規模多機能」事業の“黒字化経営”のための戦略について学んでまいります。既存事業者はもとより、新規参入を検討されている方々のご参加をお待ちしております。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜16:45 ※適宜休憩を挟んでまいります。

【第T部】
2012年度介護保険制度改正・報酬改定と「小規模多機能型居宅介護」

1. 介護保険制度改正・報酬改定に伴う事業見通し

 ●サテライト型小規模多機能型居宅介護事業所の創設
  定員、仕様、その他要件
 ●介護報酬改定による影響、今後の方向性は
  ――「通い」「泊まり」「訪問」のうち、どの機能にウエイトをおくべきか?
 ●その他のポイント
2. 「複合型サービス(小規模多機能+訪問看護)」新設でどう変わる
 ●複合型サービスが目指すものとは
 ●人員・設備・運営基準
 ●医療・看護ニーズへの対応
  ・看護職員配置基準は2.5名(うち1名は看護師又は保健師)
  ・訪問看護事業提供者との連携
  ・その他
3. 「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」との棲み分け
 ●定期巡回・随時対応型サービスとは
  ・小規模多機能との相違点
 ●定期巡回・随時対応型サービスに取り組むべきか、否か?
  ・参入のメリット&デメリット
 ●定期巡回・随時対応型サービス参入の際のビジネスモデル考察
  ・ケアマネージャーとのパイプ促進のための参入
  ・他の小規模多機能事業者との連携による地域包括ケア促進という視点


【第U部】
「小規模多機能」事業の経営戦略―2012年モデルを踏まえて

1. 小規模多機能型居宅介護事業の事業構造

 (1)小規模多機能とは――役割と定義
    ・小規模多機能が果たすべき役割――これまでの経緯
    ・小規模多機能の規模・定員
 (2)小規模多機能を取り巻く社会環境と経営実態
 (3)小規模多機能施設開設にあたっての留意点
    ・立地選定 ・ 施設規模 ・ 設備配置の考え方 ・ 人員配置の考え方
 (4)介護保険制度からみた小規模多機能の位置づけ
   「事業開始時支援加算」「認知症加算」「看護職員配置加算」「サービス提供体制加算」
2. 小規模多機能事業の採算性を高めるポイント
 (1)継続して行なうサービス支援体制の構築
 (2)ケアの質を高めるスタッフ育成フローの構築
    ・スタッフ募集 ・ 教育研修
 (3)効率的人員配置の考え方
    ・スタッフ配置の考え方 ・ 勤務シフトの考え方
 (4)利用者満足度を高めることが稼動率アップにつながる
 (5)小規模多機能のケアマネジメント「ライフサポートワーク」とは
    ・最後まで自宅で暮らすための支援 
    ・本人の思いや願いを叶えるための支援
3. 質疑応答

開催日時 2012年3月21日(水) 13:00〜16:45

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 TEL.03-3564-0888
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

川原 秀夫 (かわはら ひでお)
全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会 代表
特定非営利活動法人コレクティブ 理事長

1999年小規模多機能ホーム「きなっせ」を熊本市に開設。2000年に宅老所「きなっせきなっせ」を開設、一時閉鎖するも、06年「いつでんきなっせ」として再開し、現在に至る。また、01年熊本県合志市に「緊急避難ホームおいでなっせ」、03年熊本県山鹿市に小規模多機能ホーム「いつでんどこでん」を相次いで開設。現在、全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会の代表を務める。
特定非営利活動法人おーさぁ理事、特定非営利活動法人よんなっせ山鹿理事、熊本県宅老所グループホーム連絡会代表世話人。著書井書房)がある。

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