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入居一時金の取扱い、および初期償却、償却期間の設定はどうするべきか。
サービス付き高齢者向け住宅制度を有料老人ホーム事業者はどう活用すべきか。
有料老人ホーム事業者のための新たな事業モデルを提案する。

有料老人ホームの新事業モデル研究

どうする・どうなる有料老人ホーム。
入居一時金の設定方法、サービス付き高齢者向け住宅制度の活用策、
介護保険制度改正・報酬改定への対応は?

ご案内
 介護のあり方が“措置”から“サービス”へと進化するなかで、高齢者が「安心・安全・快適」に住まう環境を提供してきた『有料老人ホーム』の役割は非常に大きいものがあります。今後も高品質な介護サービスや、住まいと一体となった高効率なケアを提供するうえで、有料老人ホームの優位性は非常に高く、消費者の支持も根強く存在しています。
 しかし一方で、高齢者の住まいに対するニーズが多様化するなか、「サービス付き高齢者向け住宅」(サ付き住宅)などの新たな業態も供給され始めています。有料老人ホーム事業者としても、サ付き住宅との明確な棲み分け、もしくは積極的な事業参入を図るなど、立ち位置を明確にする必要に迫られています。とくに、有料老人ホーム特有の商慣習である入居一時金の取扱い、なかでも初期償却の問題については、世論とのギャップや各種制度の改正を受けて大きな転換点を迎えています。
 本セミナーでは、高齢者住宅を取り巻く制度改正や市場ニーズを再認識したうえで、入居一時金の設定方法や、今後いかにマーケットニーズを捉えた新たな事業モデルを模索すべきなのかを解説・提案して参ります。有料老人ホーム事業の勝ち残り策を模索する関連事業者の積極的なご参加をお勧めいたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:30
T. 有料老人ホームの経営は今後どう変わっていくのか

1. 高齢者住宅を取り巻く事業環境の整理

 ○ これまでの高齢者住宅供給の流れ
  (有料老人ホームの開発ラッシュ、総量規制、高専賃の登場、サ付き住宅への再編など)
 ○ 事業者、入居者、介護保険者(行政)、地主それぞれの見方・考え方
 ○ 住宅型有料老人ホームの扱い(保険者サイドの本音と相まってわかりにくい方向へ)
2. 2012年度介護保険制度改正・報酬改定と有料老人ホーム事業の今後
 ○ 介護報酬改定を受けてどうする?(処遇改善交付金の考え方、看取り対応 等)
 ○ 「サービス付き高齢者向け住宅」と「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」の影響
3. 入居一時金の問題はどうなるか(老人福祉法、高齢者住まい法改正の影響)
 ○ 東京都ルールのインパクト、今後どうなるのか
 ○ 高齢者住まい法における家賃の前受金の解釈
 ○ 入居一時金や初期償却の算定根拠、介護一時金の問題
4. 有料老人ホーム事業者による「サービス付き高齢者向け住宅」制度活用のポイント
 ○ 今から前向きに取り組むか、後から取り組む必要に迫られるか
 ○ 施設完結型から地域開放型へのシフト(地域を対象にした在宅介護の力も必要に)

講師:吉村 直子
 株式会社長谷工総合研究所 主任研究員 



14:45〜16:45
U. 有料老人ホーム事業者のための新ビジネスモデル研究
  ――有料老人ホームのビジネスモデル再構築とサービス付き高齢者向け住宅制度の活用

1. 制度改正・世論を受けて。どうする? 入居一時金・初期償却・月額費用

 ○ 入居一時金の位置づけとメリット・デメリットの整理
 ○ 初期償却と償却期間についての根拠、算出方法
 ○ 短期解約特例制度をどう考えるか
 ○ 入居一時金の保全措置についての可能性
 ○ 目安となる月額費用をどう示すか
 ○ 今後求められる商品設計と事業収支の考え方
2. 有料老人ホームの存在意義は? 入居者のニーズはどこにあるのか?
 ○ 入居者が求める住宅像とは? マーケットはどこにあるのか
 ○ 有料老人ホームの役割と可能性、利用者にとっての魅力は
 ○ サービス付き高齢者向け住宅は今後どのように進化するか
 ○ 高齢者住宅の今後の開発動向と想定されるニーズ
 ○ 有料老人ホーム事業者が勝ち残るためのシナリオ

講師:三重野 真
 (株)荒井商店 シニアライフ&メディケア事業部 取締役事業部長 



16:45〜17:00
V. 質疑応答

開催日時 2012年2月29日(水) 13:00〜17:00

会場 銀座ラフィナート 
東京都中央区銀座1-26-1 
TEL 03-3564-0888
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

吉村 直子 (よしむら・なおこ)
(株)長谷工総合研究所
主任研究員

奈良女子大学大学院家政学研究科(住環境学専攻)修了。1992年(株)長谷工コーポレーション入社。94年(株)長谷工総合研究所に出向、2004年より現職。大学時代より高齢者の居住環境に関する研究に取り組む。有料老人ホーム入居者の生活実態に注目し、ハード・ソフトに対する満足度が生活環境や事業主体に対する評価にどうつながっているかなどについて全国各地のホームで調査を実施。現在は、高齢者住宅事業に関わる制度・政策や市場環境の評価・分析、事業計画立案のための調査・研究、コンサルティングに携わる。著書に『実践“高齢者の住まい” 〜医療・介護・住宅からのアプローチ〜』(創樹社、2010年、共著)他。


三重野 真 (みえの・まこと)
(株)荒井商店 
シニアライフ&メディケア事業部
取締役事業部長

玉川大学文学部卒業後、セコム(株)に入社。セコムアクア(株)、セコム損害保険(株)での勤務を経て、2003年にベジフルーツ(株)にて代表取締役を務める。05年4月(株)荒井商店に入社し、同年6月に同社取締役に就任。また、同時に(株)セントラルメディカルサービス(現(株)アライブメディケア)の取締役にも就任。06年2月同社の専務取締役に就任し、現在に至る。

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