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見直し迫られるホテル事業の賃料改定をどう進めるか
不動産事業としての賃料分析、オペレーターの収益分析をどう評価し、適正化するか

ホテルの[適正賃料算出]と[収益分析]手法研究

所有・経営・運営を分離し急速に開発が進んだホテルビジネス
現況に潜むホテルビジネスのリスク、事業収益の評価・分析、オペレーターの価値判断など
総合的なホテル事業の分析手法を確認しながら、契約・適正賃料算出の手法について学ぶ

ご案内
 世界のホテルチェーンの日本進出、不動産系企業によるホテル事業投資、海外投資家のホテル投資など、2000年代に入ってわが国のホテル事業は大きな進展を見せました。しかし、この1年あまり、経済不況・不動産不況の影響はホテル事業を直撃し、集客・売上面が悪化し業績不振に直面するホテルも散見されています。ホテルを取り巻くステークホルダーが、それぞれの立場で、経営リスクをどう捉え改善していくのか、そのためにホテルの事業分析ができる今日的な経営指標の把握や、ホテルの契約内容の見直し、賃貸借契約ホテルにおける賃料改定は大きな課題となってきています。
 本セミナーは、既存ホテルの賃料改定、資産売却やリースに伴うホテルの賃料設定、新規ホテル開発などで直面する賃料の算定や契約条件をどう設定していくのか、その前提に必要なホテルの事業収益から経営指標(客室稼働率、ADR、RevPAR等)分析における実務知識を併せて学んでまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00(※途中休憩を挟んでまいります)

T. ホテルビジネスを取り巻く環境変化・経営課題
 1. 不動産不況、経済不況で窮地に立つホテルビジネス
 2. 投資環境の実態(国内外投資家の実態、既存投資家の実態)
 3. 東日本大震災後のホテルビジネスの現状と課題

U. ホテル事業収益分析の今日的な視点と手法
 1. ホテルビジネスの事業特性
 2. ホテル経営のストラクチャーと各ステークホルダーの課題
 3. 収益分析のための指標・収益構造の基礎理解、今日的な適正数値の見方

   ホテルの収益構造/宿泊部門分析(ADR、OCC、RevPAR)/競争力分析/
   料飲部門分析/宴会部門分析/婚礼部門分析/その他の分析手法
 4. ホテルタイプ別でみた指標と、事業構造、リターンの把握

V. ホテル賃料の決定メカニズムと実務上の留意点
  ――賃料算出手法と適正評価基準

 1. ホテル賃料の特殊性
 2. ホテル賃料決定までの流れ
 3. リクエスト・フォー・プロポーザルにおける留意点
 4. テナント目線からみたホテル賃料の位置づけ
 5. ホテル経営のストラクチャーと各ステークホルダーの課題

   収支ストラクチャー/ホテル事業会社の純収益/不動産賃料の内訳
 6. テナント目線からみた賃料評価手法  
   収益分析法の概要/適正GOPの考え方/適正GOPの把握のための留意点/
   GOPの各機能への帰属割合/MCフィーの把握/ホテル経営に対するリターンの把握
 7. オーナー目線からみたホテル賃料の位置づけ
 8. オーナーFSにおけるホテル用途との主な違い(オフィス・商業)

   契約形態/賃貸借期間/空室/費用負担/経費
 9. ホテル賃料の決定
 10. 賃貸借契約締結時における主な論点

W. ホテル賃貸借契約に関する実態調査
 1. 調査内容
 2. 調査分析

   契約形態及び契約期間/ホテルタイプ別にみた契約形態/賃料形態及び賃料月坪単価
   ホテルタイプ別、エリア別にみた賃料実態/GOP賃料負担率
   賃料増減請求権について/敷金・保証金の条件

X. ホテルの賃料改定と交渉実務
 1. オーナーとオペレーターの立場の違い
 2. 新規賃料と継続賃料の違い
 3. ホテル不動産の継続賃料の事前準備
 4. 賃料減額交渉の流れ
 5. ホテル不動産の継続賃料の鑑定評価

   継続賃料を求める4手法(差額分配法/利回り法/スライド法/
   賃貸事例比較法)/収益還元法

6.問題解決に向けて

Y.質疑応答

開催日時 2012年2月2日(木) 13:00〜17:00

会場 飯田橋レインボービル 
東京都新宿区市谷船河原町11 TEL 03-3260-4791
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

澤田 竜次 (さわだ りゅうじ)
デロイト トーマツ FAS株式会社
リアルエステート ホスピタリティ & レジャー
パートナー

ワシントン大学にて経営学修士(MBA)を取得。大手金融機関にて、資金調達に絡むファイナンシャルアドバイザリー業務を経験した後、トーマツグループのコンサルティング会社に入社。財務戦略担当リーダーとして、主にM&A戦略、不良債権処理、および企業再生関連ビジネスに従事。2003年1月に現在のデロイト トーマツ FAS鰍ノ移籍し、不動産、運輸、ホテル、旅館、外食など不動産およびホスピタリティ業界に属する企業を中心にFAS業務を提供している。



大谷 晃司 (おおたに こうじ)
デロイト トーマツ FAS株式会社
リアルエステート ホスピタリティ & レジャー
シニアヴァイスプレジデント

不動産鑑定事務所、東京三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)を経て現職。2005年から旅館、ホテルの企業再生に係るデューデリジェンス業務を担当し、現在は一般事業会社に対するCRE関連業務、ホテル関連を中心とした賃料改定支援業務、ホテル、オフィス等のフィージビリティスタディ業務を提供。不動産鑑定士。

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