綜合ユニコム｜タイ進出シンポジウム

綜合ユニコム｜海外進出シンポジウム

アセアンのなかでも日系企業進出で最も関心を集めるタイの事業環境とは？！

タイ進出シンポジウム

日系企業がタイ進出で成功するための重要事項を解説

タイ大洪水問題に伴い、下記事項についても解説いたします。
●洪水に伴って生じる法律問題
　日系企業において問題となっている典型的な論点
　特に、労働法関連のイシュー（自宅待機させている場合に給与を支払う義務を免れないか、
　余剰人員を解雇できないか、等）
●洪水問題の本質
　わかっていた問題であるのか否か
　今後を見極めるための要点
　途上国におけるリスクの見方

ご案内
　タイへの日系企業進出が加速しています。
2011年の上期には前年比130%増と2.3倍（金額ベース）に増加しました。同時期に、マレーシア、フィリピンへの投資は前年比4割減と報じられています。なぜ、このようにタイへの進出が活発化しているのでしょうか。
　「かくもタイが熱いのは何が魅力なのか」「進出にあたって注目の業種は何か」「成功のキーポイントは？」等々に関心が高まる一方で、「日系企業が不適切な経理処理で追徴課税も受けた」「労働裁判」あるいは「“コンサルタント”選びを間違えて大失敗」など、数えきれないほどの失敗例、知られざる不健全な実態があるのも見逃すことはできません。
　本シンポジウムでは、タイ進出で成功するための重要事項を、信頼できる第一線の専門家・実務者の方々からアドバイスしていただきます。タイ進出を検討される製造業、不動産業、流通業、飲食・レジャー・サービス業など幅広い業種の皆様のご参加をお勧めいたします。

プログラム＆タイムスケジュール

（16：05～16：20はコーヒーブレイク）

【フェーズ1】アセアンの最新動向とタイ：13：00～13：40
日系企業進出動向の熱さと明暗
　●日系企業にとってのアセアンとタイ
　●タイを良く知る――弁護士制度、病院も株式会社、奥さんにボーナス・・・
　●単独進出の落とし穴、およびパートナー選定の重要性

　元・バンクタイシニア・アドバイザー　越純一郎

【フェーズ2】失敗例と成功例：13：50～14：30
日系企業のタイ進出“勝利の方程式”
　●日系企業1000社の経営実態を拝見してわかったこと
　●タイ進出：失敗例、成功例のケーススタディ（ハーバード方式）
　●「結果として勝つのではなく、勝つべくして勝つ“勝利の方程式”」とは何か

　元・バンクタイ執行副頭取　楠本隆志

【フェーズ3】タイの企業法務：14：40～15：20
タイにおける日系企業の法務上の注意点
　●外資規制とその注意点
　●労働法制とその注意点
　●専門家の賢い選び方

　牛島総合法律事務所パートナー／弁護士　山中力介

【フェーズ4】ケーススタディ：15：25～16：05
タイ進出を果たした日本企業の挑戦
　●部品メーカーのアセアン進出の必要性と決断
　●なぜ、タイなのか？
　●成功を確信できる、有力な地元パートナーの信頼性と実力

　STグループ代表　佐藤輝明

【フェーズ5】パネルディスカッション：16：20～17：30
タイの事業環境とタイ進出で失敗しないための鉄則
　●中小企業でもタイ進出を実現できるのか？
　●大手企業の実力があれば、何でも安心していてよいのか？
　●初期検討時に見える「運命の別れ道」
　●「予防」と「自己検診」
　●これだけは伝えたい、日系企業へのアドバイス

［モデレーター］　　　
　元・バンクタイシニア・アドバイザー　越純一郎

［パネリスト］
　元・バンクタイ執行副頭取　楠本隆志
　牛島総合法律事務所パートナー／弁護士　山中力介
　STグループ代表　佐藤輝明

【講師陣との名刺交換・相談会】17：30～18：00

開催日時	2011年11月8日（火）　13:00～18:00
会場	東京ガーデンパレス（東京・御茶ノ水）　東京都文京区湯島1-7-5　TEL.03-3813-6211 ※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費	26,250円（１名様につき）（消費税および地方消費税 1,250円含む）
主催	綜合ユニコム株式会社／月刊プロパティマネジメント／月刊レジャー産業資料
後援	牛島総合法律事務所

▼内容に関するお問合せは綜合ユニコム株式会社企画事業部〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル　TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

越　純一郎（こし　じゅんいちろう）
元・バンクタイ　シニア・アドバイザー
株式会社せおん　代表取締役
1978年東京大学法学部卒業、日本興業銀行に入行。長年にわたり、日米で不動産、M&A、証券化等、インベストメント・バンキングに従事。2000年以降、再生企業の経営にあたる傍ら、大手不動産会社、外銀、投資ファンド等の顧問を歴任。『プライベート・エクイティ』『事業再生要諦』『中小企業再生の現場と実務』など、企業再生・不動産関連の講演・論文も多数。02年頃より、日タイ間のクロス・ボーダーM＆A等に関与し、バンクタイ（タイで唯一の政府系金融機関）のシニア・アドバイザーに就任。実務の傍ら、バンコクにおいて多数の講演を実施。08年、バンクタイのシニア・アドバイザーとして、法務省・日弁連「外国弁護士制度研究会」委員に就任。
NPO法人国際不動産情報交流協会理事、事業再生実務家協会常務理事、東洋大学大学院（経営学部）客員教授。

楠本　隆志（くすもと　たかし）
元・バンクタイ　執行副頭取
サイアム・シティー法律事務所　顧問
1978年大阪外国語大学（現・大阪大学外国語学部）卒業後、商社勤務。サウジアラビア現地企業出向等を経て、ニューヨーク現地法人副社長、シアトル現地法人社長を歴任。2002年、タイ王国政府系金融機関であるバンクタイの上級副頭取、04年に同行執行副頭取に就任し、史上初の日タイ間クロス・ボーダーM&A、幾多の日系企業タイ進出案件等を実現。
現在、タイの大手法律事務所であるサイアム・シティー法律事務所、アイラ証券、タイ最大のプラスティック・ゴム加工メーカーのイースタン・ポリマー・グループなどの顧問等として、主として日系企業のタイ進出支援のためのビジネスモデル構築、M&A、JV組成等に注力。
米国ワシントン大学大学院（経営管理プログラム）修了。タイ在住。

山中　力介（やまなか　りきすけ）
牛島総合法律事務所
パートナー／弁護士
1996年司法試験合格。97年慶應義塾大学法学部卒業。2006年南カリフォルニア大学にてMBA修了。07年牛島総合法律事務所パートナーに就任。グローバル企業を依頼者とする大規模訴訟や労働案件、M&A案件（クロスボーダー案件を含む）などに従事し、現在に至る。
主な論文に「分析独立役員確保の実務対応」（ビジネス法務2010年10月号）等がある。

佐藤　輝明（さとう　てるあき）
STグループ　代表
株式会社三輝ブラスト　代表取締役社長
1966年大阪府生まれ。89年立命館大学経済学部卒業後、日通商事(株)に入社。94年マグネシウム部品を製造する(株)三輝ブラスト（STグループの中核会社）に入社。2006年三輝特殊技研（香港）有限公司の社長に就任。07年三輝ブラスト代表取締役専務に就任し、09年から同社社長。グループの(株)TOSEI代表取締役も兼務。
本年、タイの最大手樹脂成形メーカーのイースタンポリマー・インダストリーとの合弁会社サンキ・イースタン・タイランド(株)を設立し、代表取締役社長に就任。中国に続いてタイへの進出を果たし、日本・中国・アセアンでのマグネシウム部品生産を積極展開する。

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