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役割・事業性・サービス提供方法の違いは?
明確な差別化を行なううえでのポイントとは!

居宅介護における【宿泊サービス】事業研究

各サービスの事業構造
岩口 孝一  (株)ニコム
小規模多機能 川原 秀夫 全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会
お泊まりデイサービス 安岡 厚子 NPO法人サポートハウス年輪
ショートステイ 内藤 茂順中村 正平  (株)やさしい手

ごあんない
 後期高齢者がますます増えていくなか、在宅での暮らしをいかに支えていくかは今後の介護における大きな課題の一つです。介護事業における宿泊サービスには、「通い」「泊まり」「訪問」の3つの機能で連続したケアを提供する「小規模多機能」、介護者の生活リズムの確保のために利用される「ショートステイ」がありますが、最近ではデイサービスで宿泊サービスを提供する“お泊まりデイサービス”のニーズも顕在化し、東京都が独自基準を設けるなど、今後の展開に注目が集まっています。
 本セミナーでは、「小規模多機能」「ショートステイ」「お泊まりデイサービス」の各サービスについて、それぞれの役割や事業性の違いを解説するとともに、他の事業といかに明確な差別化を行なって、今後施設を運営していくか、そのポイントを先進事業者の取組みから学んでまいります。また、収益を高めるための具体的な方法やケアの質を高める取組みについても事例をもとに解説いただきます。
 既存事業者はもとより、新規参入を検討中の方々のご参加をお待ちしております。

セミナープログラム&タイムスケジュール

10:30〜11:45
T. 介護事業における「宿泊サービス」の制度動向とビジネスモデル比較
 1. 居宅介護における「宿泊サービス」の種類とそれぞれの役割

   ○ 小規模多機能/お泊まりデイサービス/ショートステイ
 2. 各サービスの事業構造と稼働状況
   ○ 稼働率の推移と損益分岐点に達するまでの期間
   ○ 都市部と地方における稼働状況の違い
 3. 「宿泊サービス」を巡る制度の動き
   ○ 介護保険と「お泊りデイサービス」の制度化動向
 4. 各サービス事業者はどのように差別化を図るべきか

 講師:株式会社ニコム 代表取締役 岩口 孝一



12:35〜13:55
U. 「小規模多機能型居宅介護」の運営実態と利益確保への取組み
  ――包括報酬により個別ニーズに合わせた柔軟なケアを提供

 1. 小規模多機能の定義と役割

   ○ 小規模多機能の規模と定員
   ○ 包括報酬によるサービス提供――「通い」「泊まり」「訪問」3つの機能
 2. 小規模多機能の事業構造と実態
   ○ 「儲からない」といわれる理由とは
 3. 利益を確保するためのポイント
   ○ 黒字化実現の目安とは/事業採算性を高めるための方法
 4. 小規模多機能が目指すケアの方向性

  講師:全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会 代表 川原 秀夫
    特定非営利活動法人コレクティブ 理事長



14:05〜15:25
V. 「お泊まりデイサービス」モデル事業の報告と今後の課題
  ――介護者や家族にやむを得ない事情が発生した際も、途切れのない介護を実現する仕組み

 1. お泊まりデイサービスの役割

   ○ 家族による介護を支えるために
     ――緊急かつ短期間の利用を前提とするサービス提供
 2. 東京都が定める独自基準の概要
 3. 利用動向―東京都モデル事業「認知症デイサービス活用事業」の実施報告

   ○ “在宅での暮らし”を支えるために
     ――早朝、夜間、休日を含め、利用者と家族を365日支える仕組み
   ○ 「年輪」が実施するデイサービスの概要と利用実態
     ――定員/料金体系/利用者層/スタッフ配置 etc.
   ○ 安全にサービスを利用してもらうための工夫
 4. お泊りデイサービスの今後の方向性

 講師:NPO法人サポートハウス年輪 理事長 安岡 厚子



15:40〜17:00
W. 「単独型ショートステイ」で高稼働を実現する仕組みと事業構造
  ――介護者の生活リズムの確保と、利用者満足を高める工夫

 1. ショートステイ事業の概要と課題
 2. 開設から3年。高稼働を続ける「ゆめてらす」の事業概要

   ○ 登録者数/利用者層/商圏/予約管理方法 etc.
 3. 事業収支計画の立て方と開設後の推移
 4. 安定的な経営を可能にするリピーターづくりの方法

   ○ 利用者満足を高めるためのスタッフ教育
 5. 事故を防ぐための工夫
   ○ 「連絡シート」の活用によるトラブル防止策

 講師:株式会社やさしい手 取締役 内藤 茂順
    株式会社やさしい手 ショートステイゆめてらす三軒茶屋 支配人 中村 正平

開催日時 2011年8月3日(水) 10:30〜17:00

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 TEL 03-3564-0888
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 39,900円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,900円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
※テキスト・昼食代を含む。


▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

【第T講座】
岩口 孝一
株式会社ニコム 代表取締役
1952年福岡県生まれ。法政大学卒業後、(株)フジタに入社し、建築の企画・設計およびコンサルティング業務に従事する。95年名古屋で(株)ニコムを設立し、現在に至る。主な実績として、介護付有料老人ホーム「くらら・まどか」、介護施設導入型ショートステイ「フラワーサーチ」、社会福祉法人五十鈴会の特別養護老人ホーム「いすず苑」、社会福祉法人春岡会の特別養護老人ホーム「丹陽」、診療所・リハビリ施設併設型有料老人ホーム「ラ・プラス ヒルトップ」を手がけ、設計から経営コンサルティングまで携わる。最近では、子育て支援や医療との連携を図った複合施設を展開している。国内のみならず世界各国の介護事情を視察・調査しており、99年には名古屋市介護サービス事業者連絡研究会を名古屋市および民間事業者とともに設立し、事務局長を7年間務める。



【第U講座】
川原 秀夫
全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会 代表
特定非営利活動法人コレクティブ 理事長

1999年小規模多機能ホーム「きなっせ」を熊本市に開設。2000年に宅老所「きなっせきなっせ」を開設、一時閉鎖するも、06年「いつでんきなっせ」として再開し、現在に至る。また、01年合志市に「緊急避難ホームおいでなっせ」、03年山鹿市に小規模多機能ホーム「いつでんどこでん」を相次いで開設。現在、全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会の代表を務める。特定非営利活動法人おーさぁ理事、特定非営利活動法人よんなっせ山鹿理事、熊本県宅老所グループホーム連絡会代表世話人。著書に、『きなっせ発寄り添うケアとは何か』(筒井書房)がある。



【第V講座】
安岡 厚子
NPO法人サポートハウス年輪 理事長
1985年から92年までデイケアセンターに勤務。その後有料老人ホーム、障害自立支援組織、ホームヘルパーなどで経験を積む。94年24時間在宅ケアを提供するサポートハウス年輪を設立。95年から2003年まで市議会議員を2期務める。03年6月より、NPO法人サポートハウス年輪の理事長となる。介護支援専門員、東京都認知症介護指導者。著書『24時間365日在宅ケアに挑戦して』『ホームヘルパーと上手につきあう』(自治体研究社)、『介護保険はNPOで』(ブックマン社)、『別居介護』(創元社)、『介護の仕事入門』(介護労働安定センター)など。



【第W講座】
内藤 茂順
株式会社やさしい手 取締役
1974年慶應義塾大学経済学部卒業、2004年までTOTO(株)にて販売・商品企画・販売企画を担当。05年(株)やさしい手に入社。訪問介護事業所店長(池尻大橋店)、営業推進課長、営業研修課長を経て、07年より現職。インテリアコーディネーター、給水装置工事主任技術者、福祉住環境コーディネーター、ホームヘルパー2級、介護予防運動指導員。



【第W講座】
中村 正平
株式会社やさしい手 ショートステイゆめてらす 三軒茶屋 支配人
2000年東海大学文学部北欧文学科卒業後、(株)やさしい手入社。24時間巡回型ヘルパー(日野店)、「デイホーム川口」の介護職として勤務。03年社会福祉法人奉優会へ出向。「デイホーム野沢」「やよいの園」の管理者を歴任。08年、(株)やさしい手が手がける「ショートステイ ゆめてらす 三軒茶屋」支配人に就任し、現在に至る。介護支援専門員、介護福祉士、認知症ケア専門士、介護予防運動指導員、福祉住環境コーディネーター2級、第二種衛生管理者。


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