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地域包括ケアが推進されるなか、ニーズ高まる「訪問看護」をいかに提供するか
収益を充分に確保するために事業者が押さえるべきポイントを具体事例から徹底解説!

[訪問看護ステーション]安定経営のポイント

■ 一般社団法人 オフィス萩原
    制度・報酬の仕組みと経営安定化のためのポイント
■ NPO法人 楓の風
   「看取り」強化により4年間で1,014名の訪問看護を行なう
■ 潟Wェネラス
   「訪問リハビリ」を軸にした独自の事業戦略と営業活動


ごあんない
 これからの介護の方向性として地域包括ケアが重要視されるなか、医療が必要な高齢者を在宅で支えていくために、医療サービスの拡充が求められています。なかでも「訪問看護」は、在宅医療において大きな役割を担っており、また医療と介護のコーディネーター役としても存在意義が高まっています。しかし、訪問看護ステーションの数はいまだ不足しており、また経営においても十分な収益が確保できていないケースも散見されます。
 本セミナーでは、まず第T講座で「オフィス萩原」より訪問看護に関わる制度の動向と報酬の仕組みについて解説いただきます。その後、第U・V講座では、ステーションの運営に特色を持たせることで好調な経営状態を維持している事業者の例から、具体的な運営の仕組みづくりについて明らかにしてまいります。看取りを強化し、4年間で200名以上の高齢者を看取った「楓の風」と、リハビリサービスに力を入れている「ジェネラス」に登場いただき、経営の安定化のために注意すべきポイントや、利用者獲得のための営業方法について、実際に行なっている活動を開示いただきます。
 訪問看護に携わる皆様はもとより、新規参入を検討されている方、在宅医療との連携を高めたい介護事業者など、幅広い皆様へご参加をお勧め致します。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:10
T. 訪問看護に関わる制度・報酬の仕組みと経営安定化のためのポイント
  ――「オフィス萩原」からの提案

 ● 訪問看護市場の動向と報酬の仕組み
  ・ 訪問看護に関わる制度の変遷
  ・ 「医療保険」と「介護保険」の報酬の仕組み
  ・ 市場ニーズと事業者の動き
 ● 2012年度の報酬改定で事業環境はどう変化するのか
  ・ これからの事業環境をどうみるか
  ・ 介護サービスとの差別化が必要
  ・ 経営の安定化のためのポイント

講師:萩原 正子 一般社団法人オフィス萩原 代表理事 



14:20〜15:30
U. “看取り”に対応することで好調な経営を続ける
  「楓の風」(東京都町田市)の取組み

 ● “看取り”を強化した「楓の風」の訪問看護
  ・ 在宅医療のコーディネートをワンストップで行なう
 ● 事業所の概要
  ・ 立地/スタッフ(看護師11名/OT・PT8名/ケアマネージャー3名)
 ● 利用者数と利用状況
  ・ 4年間で1,014名の訪問看護を行なう(うち210名が看取り)
 ● 広報活動
  ・ 病院からの紹介を増やすための工夫
  ・ 周辺地域のケアマネージャーへの告知活動
 ● 収支状況の実際
 ● 今後の展開
  ・ 往診専門クリニックを町田でオープン。
   2012年にはメディカルショートステイの開設も予定
 ● スタッフの意欲を高めるマネジメントのポイント

講師:小室 貴之  特定非営利活動法人 楓の風 理事長
    野島 あけみ 特定非営利活動法人 楓の風 理事



15:45〜17:00
V. 「訪問リハビリ」を強化したサービス展開のポイント
  ――「ジェネラス」(名古屋市中区)の取組みより

 ● 訪問看護ステーションからのリハビリ提供を軸にした事業戦略
  ・ なぜ「訪問リハビリ」強化なのか
  ・ 介護保険だけに頼らないビジネス展開の考え方
   ……制度リスクを踏まえ、小児ケアも強化する
 ● 事業所の概要……立地/施設規模/設備/スタッフ数 etc.
 ● 利用者を獲得するための取組みと利用者ニーズ
  ・ 広報活動……利用者獲得はケアマネージャーへの営業、病院との連携から。
            報告書やFAX案内の積極活用。
  ・ 利用者状況…脳血管障害30%、小児30%、神経難病10%、整形疾患10%等
 ● 収支の考え方
 ● PT・OT・STを活用したケア提供の方法
  ・ 安全にリハビリテーションを行なうためのリスク管理
 ● 多職種連携を上手に行なうための方法
  ・ 営業・事務専属スタッフの有効活用
  ・ 相手に合わせた用語の使用により、情報の共有をスムーズに
 ● 今後の展開…サービス付き高齢者向け住宅の開設を予定

講師:小山 樹 株式会社ジェネラス 代表取締役

開催日時 2011年7月11日(月) 13:00〜17:00

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 TEL.03-3564-0888

※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。


▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

萩原 正子 (はぎわら まさこ)
一般社団法人オフィス萩原 代表理事
保健師として静岡県浜松市保健所勤務後、1990年医療機関の訪問看護部門開設に携わる。その後訪問看護ステーションの管理者を経て、2005年日本社会事業大学大学院修了後、日本看護協会へ就職。同年日本訪問看護振興財団へ出向、訪問看護ステーションの管理者研修と経営・運営コンサルテーションを専門に行なう。11年3月出向期間満了とともに日本看護協会を退職し、同年4月一般社団法人「オフィス萩原」設立。訪問看護師の教育と訪問看護ステーションの経営・運営支援を専門で行なっている。



小室 貴之 (こむろ たかゆき)
特定非営利活動法人 楓の風 理事長
民間企業、医療法人勤務を経てクリニックの経営に参画。その後、2001年NPO法人楓の風を設立。03年に地域リハビリテーションをコンセプトに取り入れた「デイサービス高ヶ坂」を開設し3か月で満員に。以後、直営4施設・FC4施設のデイサービスを設立。全てのデイサービスにおいて短期間満員を成し遂げている。また「人材管理」をテーマにした研究を進め、職員とのエンゲージメントを重視する経営姿勢により高い就業定着率を実現。セミナーで講演実績も多数あり、受講者の評価も高い。現在、複数企業の顧問を務めるほか、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(MBA)に在籍中。町田市介護保険認定審査会審査委員、多摩市介護保険事業者連絡協議会06・07年度会長、在宅ホスピスケア研究会他、多数の研究会にも在籍している。




野島 あけみ (のじま あけみ)
特定非営利活動法人 楓の風 理事
看護師として虎の門病院、江東区役所に勤務後、1994年より医療法人にて訪問診療・訪問看護ステーションをはじめとする在宅医療・介護事業の立ち上げ、経営に従事。2004年、北里大学大学院修了(看護学修士)後、昭和大学保健医療学部講師、准教授として、地域看護及び在宅看護の研究・教育に携わる。07年より現職であるNPO法人楓の風の経営に参画。首都大学東京大学院人間健康科学研究科と北里大学看護学部にて非常勤講師を務めるほか、町田市介護保険認定審査会の委員も務めている。




小山 樹 (こやま みき)
株式会社ジェネラス 代表取締役
理学療法士(PT)資格取得後、名古屋市立大学病院リハビリテーション部にて急性期・亜急性期理学療法に従事。その後、訪問での在宅リハビリテーションに関わり、1998年に潟Wェネラスを設立。現在、訪問看護ステーション(4事業所)、通所介護(6施設)、短期入所生活介護(1施設)、児童デイサービス(1施設)を運営するほか、介護予防事業や講習会等の事業経営を行なっている。

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