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資金調達・ファンド・ステークホルダー・MD戦略・エリアマネジメント etc...
中心市街地活性化を成功に導くためのキーワードは何か。
まちなか居住の起爆剤や、都市の規模に見合った適切な活性化策とは。
活性化に成功した都市で用いられたノウハウと魅力を継続させるための運営ポイントを学ぶ!

タウンマネジメントのための[事業スキーム][資金]戦略研究

米子市 ―― 民間事業者によるPMやノンリコースローンの活用で、不動産価値を高めて市街地活性化に成功
大分市
―― まちのMDにより空きビルのリノベーションで回遊性を大幅にアップ。その事業スキームとは



DARAZ CREATE BOX(米子市)
 
ハニカムステージ(大分市)

ごあんない
 少子高齢化に伴い人口減少が危惧される地方都市において、衰退や空洞化は避けられない大きな問題となっています。不動産の資産価値も低迷するなかで、いかにタウンマネジメントを実施し自立した経済発展を続けていくのか、地方都市存続のためにその手法と実践力が問われています。
また、活性化事業を推進するうえで、資金調達は避けて通れない重要項目の一つです。地元金融機関との関係が築けずに重い足枷となっているケースも多々あります。
 一方で、そのような状況下においても官民協働による地域資本の有効活用や、事業の適正規模を正確に算定し、コスト削減の観点から事業費を捻出するなど、独自の手法によって円滑に進行している事例も存在します。
 本セミナーでは、不動産の価値を高めて、空きビルや遊休土地を再活用している鳥取県米子市と、地元不動産会社と協働し、まちのマーチャンダイジングにより地域に不足していたテナントを誘致することでテナントミックスに成功した大分県大分市を取り上げます。中心市街地を成功に導くためのキーポイントと把握しておくべき情報を整理し、まちづくり会社の活性化策や効果的な資金調達戦略、事業スキームを詳解していただきます。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:00
T. 資産価値を高めるための「タウンマネジメント」手法と成功の条件
 ○ 今なぜ中心市街地なのか
 ○ 中心市街地の魅力とは
 ○ 中心市街地活性化の現状
 ○ タウンマネジメントの役割
 ○ 地元金融機関のあり方・関係の築き方
 ○ 求められるタウンマネージャーの力を再考する




14:10〜15:30
《事例1 鳥取県米子市・境港市》
U. 民間事業者による中心市街地再生事業を
  円滑に進行させるためのポイントとノウハウ

 ○ まちづくりのポイント「コンセンサス形成と動く組織づくり」

  ・ ビジョンの共有とコンセンサス形成 ・ マーケティング発想
  ・ ステークホルダーの思いを引き出すコーチング
 ○ 境港市の取組み事例
  ・ 観光客370万人「ゲゲゲのまち」の新たなチャレンジ
 ○ 鳥取県米子市の取組み事例
  ・ まちなか居住の起爆剤、高齢者向け住宅の事業スキーム
   (国土交通省のファンド活用、地元金融機関からの協調融資、家賃保証)
 ○ 中心市街地に相次ぎできるまちづくり会社
  ・ リノベーションの積み重ねにより個性的なまちをつくる
  ・ 元銀行のリノベーションを皮切りに商業施設展開
   「Qビル」「Qルーム」「&Aビル」
  ・ 築130年の商家をカフェ・ファッションの複合施設にリノベーション
  ・ (株)DARAZ CREATE BOX ・(株)SKY米子 ・(株)法勝寺 ・(株)笑い庵
 ○ KIHACHI OKAMOTO PROJECTのタウンマネジメント
  ・ NPO法人を中核とした「まちづくり」ホールディングカンパニー
 ○ 今後の展開
  ・ まちの魅力づくりに向けての役割分担
   ――行政・地元金融機関・デベロッパー・商店街・まちづくりNPO法人 etc...
  ・ これからは、元気のいい地方文化の時代がやってくる

 
築130年の商家を複合施設へ

講師:遠藤 彰 coaching office BEANS 代表/地域ブランド研究所Dalab 所長



15:40〜17:00
《事例2 大分県大分市》
V. MD戦略を駆使した空き店舗のリーシングによる中心市街地活性化手法
 ――大分まちづくり会社と新大分地所の戦略的まちづくりの詳細

 ○ 深刻化する大分中心市街地――行政の街整備力、商店主の経営力も課題
 ○ 大改革に挑む大分まちづくり会社の設立主旨と役割
 ○ まずは空室率改善から――中心市街地活性化の重要なポイントとは
 ○ 街区ごとに「物販」「料飲」「サービス」機能配置を考慮する
  マーチャンダイジング策とは何か

  ・ 空室・リーシング情報をまちづくり会社へ集約する
  ・ wazawaza…老朽化した店舗に効果的なリノベーションを行ない、回遊性を高める
  ・ 不足している業種業態のテナント誘致で空室率の大幅削減に成功
 ○ 地元有力企業とのリレーションの取り方
 ○ エリアマネージメントに基づくテナントミックスのあり方とは
 ○ データを駆使したエリアマネージメントの事例
 ○ 今後の展開

  ・ 地元の企業とタッグを組んだまちづくりの可能性
  ・ これまでの取組みの成果と今後
  ・ 次なる課題は駅開発と行政主導の再開発

 
セントポルタ中央町

講師:牧 昭市 (株)大分まちづくり倶楽部 タウンマネージャー 兼 事業統括部長

開催日時 2011年7月28日(木) 13:00〜17:00

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 TEL 03-3564-0888

※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。


▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

【第T・U講座】
遠藤 彰 (えんどう あきら)
coaching office BEANS 代表/ 
地域ブランド研究所Dalab 所長

1964年生まれ。明治大学商学部卒業後、米子信用金庫入庫。営業店勤務を経て96年より本部審査業務を担当する。リレーションシップバンキングへの取組みが始まり2001年より取引先の経営支援業務を担当。09年から地域振興グループリーダーとして企業再生支援業務及び地域振興業務の統括をする。10年に赤碕支店長を最後に退職し、経営コンサルタントとして独立。03年よりコーチングを学び経営支援業務にエグゼクティブコーチングを取り入れる。また、コーチングスキルを活かした「まちづくり」に取り組み、エリアのビジョン策定やコンセンサス形成などに活用している。地域振興業務の一環として立ち上げに関わった地域活性化プロジェクトを引き続きマネジメントしている。1996年中小企業診断士(商業部門)登録、2006年財団法人生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ資格取得。特定非営利活動法人喜八プロジェクト 理事。



【第V講座】

牧 昭市 (まき しょういち)
(株)大分まちづくり倶楽部 
タウンマネージャー 兼 事業統括部長

地元ケーブルテレビ会社にて、企業や行政の情報ネットワーク構築に従事。その後、2003年4月に大分商工会議所へ入所。地域の商業支援ツールとして、ポータルサイト「アイぶんぶんひろば」を開設。あわせて中小企業へのICT活用による経営効率化のサポート業務を行なう。07年5月から現職に就き、データマーケティングを活用したテナントミックス事業やまちなか週末イベントプロジェクトなどの活性化策を手がける。

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