綜合ユニコム｜商業施設・SC 収益最大化のための戦略的［PM実務］講座

綜合ユニコム｜セミナー

競争力ある施設をつくるためのテナント契約と
マーケティング・リーシング等の施設管理・運営手法を学ぶ！

商業施設・SC 収益最大化のための戦略的［PM実務］講座

エイムクリエイツ …… テナント店舗運営をサポートし、施設への定着率と収益を高める
マルヤガーデンズ …… 百貨店からのリニューアルを成功させ、集客数の増加を実現

ごあんない
　長引く景気低迷により、多くの商業施設・ＳＣにおいても売上の減少・空きテナントの増加など、様々な課題が山積しています。従来のように安易なリニューアルやテナントの入れ替えによる施設の活性化は難しく、このような状況下では、現状の施設を最大限に活かして収益を増加させていく仕組みへの転換が求められています。
　本セミナーでは、施設へのテナント定着を図り、テナントと協力して収益を上げていくためのプロパティマネジメント実務と施設の魅力を高めるためのテナントリーシング、イベント展開の方法について解説してまいります。第Ⅰ講座では、自社施設モディの開発・運営をはじめ、17万坪を超える大型商業施設の運営も手掛ける「エイムクリエイツ」より、テナント満足を重視した次代のＰＭのあり方と収益安定化を実現するための運営ノウハウを開示いたただきます。第Ⅱ講座では、鹿児島において百貨店からのリ・ブランドを成功させ、地元消費者の支持を集めている「マルヤガーデンズ」より、新規テナントを発掘するためのリーシングのポイントや集客数アップに効果的なイベント展開方法など、施設における具体的な取組みについて解説いただきます。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

［13:00～15:00］
Ⅰ. 商業施設・SCにおける
　プロパティマネジメントの進化とテナント契約の新基準

　１. 商業施設活性化の主役としてPMへの期待が増大
　　○テナントのS＆Bを中心とした効率的なテナント管理型運営の限界
　　○既存の業種、業態（SC，百貨店等）に限定しない運営ノウハウが必要
　　○商業全体の中での運営課題解決に向け「プロパティマネジメントの進化」が期待される

　２. 商業運営の重点ポイント
　　「リレーション・リーシング・リニューアルの三位一体」
　　○収益安定に向けた実務ポイント
　　　・リレーション…「対現場」「対会社」で異なるポイントと必要ノウハウ
　　　・リーシング……専門業者の限界、環境の変化と混乱が障害に
　　　・リニューアル…専門専業の役割分担に課題、契約の専門家不在
　　○日常のテナントリレーションによる多面的な信頼関係づくりが基本
　　○業種、業態、利益構造レベルでのデベロッパーの多様化に戸惑い
　　○“継続運営の視点”からの各計画の精度アップが必要とされる

　３. 「マーケットの構造変化」と必要とされる「販売・集客戦略」
　　○ＰＭとして取り組む販売・集客手法の実際
　　　マーケティング／商品／イベント／広告
　　○アジアマーケットをどう迎えるか？

　４. 契約書で問われる“企業姿勢”
　　○求められる定期借家制度の適正な活用と条項、条文づくりのポイント
　　○契約書に基づいたテナント管理・運営のポイント
　　○運営上のトラブル事例

　５. 課題解決に向けた「PM進化」の方向性

講師：多田納正紀　株式会社エイムクリエイツ商業施設事業本部事業推進部統括部長

［15:15～16:45］
Ⅱ. 百貨店からのリニューアルで集客数アップを実現。
「マルヤガーデンズ」（鹿児島県）における
　コンセプトとテナントリーシングの実際

　１. 百貨店からのリ・ブランドを成功させた「マルヤガーデンズ」の戦略
　　○施設コンセプト（ターゲット）の設定
　　○ブランドイメージを実現するテナントミックスの考え方

　２. テナントリーシングのポイント
　　○老舗百貨店との徹底した住み分け
　　○「モノを買う」楽しみに加え、そこで「時間を過ごす」楽しさの追求

　３. 外部団体と連携したイベント開催の実際
　　○各フロアにテーマの異なる「ガーデン（ギャラリー）」を設けた多彩なイベント展開
　　○コーディネーターの役割
　　　ブランドイメージを維持しながら地元コミュニティ主催によるイベントを開催

　４. 消費者に向けたPR・販促手法
　　○メッセージ性の高いCM・ウェブ・ブログ・ツイッターとチラシ等の使い分け

　５. 今後の展開
　　○MDの充実による販売力強化と回遊性向上
　　○まちづくりへの更なる貢献

講師：玉川惠　株式会社丸屋本社代表取締役

開催日時	2011年3月18日（金）　13:00～16:45
会場	九段会館　東京都千代田区九段南1-6-5　TEL 03-3261-5521 ※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費	37,800円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,800円含む） ●同一申込書にて２名以上参加の場合は 35,700円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,700円含む） ※テキスト・コーヒー代を含む。

▼内容に関するお問合せは綜合ユニコム株式会社企画事業部〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル　TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

多田納正紀（たたの　まさき）
株式会社エイムクリエイツ
商業施設事業本部　事業推進部　統括部長
1976年慶応義塾大学経済学部卒業後、㈱丸井に入社。販売促進、店舗企画、営業企画部門など営業関連業務に従事。川崎店、水戸店など複数店舗の丸井営業店店長を歴任後、㈱マルイアクセス取締役インザルーム事業部長に就任。2006年㈱エイムクリエイツ初の商業施設「町田モディ」開業にあたり、リーシングを統括。その後、モディ３店舗の開店を含め、様々な商業施設づくり、運営に携わる。近年は海外事業プロジェクトの責任者として、アジアマーケットの調査も含めた商業全般のコンサルティング業務を行なっている。

玉川惠（たまがわめぐみ）
株式会社丸屋本社　代表取締役
1981年東京大学経済学部卒業後、オリエントリース㈱（現オリックス）東京営業部に2年勤務。その後公認会計士資格を取得し監査法人勤務・外資系法人の経理職等を経て2004年㈱丸屋本社に入社、07年より同社代表取締役。08年秋に店舗の一部を賃貸していた三越鹿児島店の撤退決定を受け、商業施設として再生させることを決意。自らプロジェクトの中心になりプラン構築やリーシングにも関わり、三越閉店から1年弱の10年4月に複合商業施設「マルヤガーデンズ」を開業させた。

【マルヤガーデンズ】
鹿児島市の中心市街地にあった三越撤退跡をリニューアルし、2010年4月にオープン。ファッションや雑貨、食品、美容関連、カルチャースクール、保育所など全76店舗で構成、このうち37ショップが鹿児島初、11ショップが九州初と最新テナントを数多く揃える。各フロアに設けた「ガーデン」と呼ばれるイベントスペースで多彩なイベントを展開し、注目を集めている。2010年グッドデザイン賞受賞。

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