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スキー場のマーケットニーズは今後どうなるのか、集客の手だてをどう組むのか。
市場の冷え込みで今シーズンも厳しい経営が予想されるなかスキー場の事業モデルはどうあるべきか。
新・経営者が改革を進める3スキー場のケーススタディから、生き残りをかけた経営戦術を学ぶ


正念場の2010-11がついにシーズンイン! 
厳しい経営を乗り切る事業モデルとは何か

スキーリゾート[経営戦略]徹底研究

◆国境高原スノーパーク/黒姫高原スノーパーク
  ゲレンデ食堂・ヒュッテ、スクール経営を経て2008年よりスキー場経営へ
  学生団体スキー旅行、選手・コアスキーヤーに特化した経営を導入
◆湯沢中里スキー場
  経営交代後、通年型ファミリーリゾートへの転換を図る
◆八方尾根スキー場
  改革から4年、守り一辺倒からの転換、赤字体質からの脱却
  老舗スキー場の経営改革

ごあんない
 積雪コンディションが整わず、消費不況の影響も直撃した昨シーズンは、いずれのスキー場も前シーズンの入場者数を下回り、依然として厳しい経営環境が続いています。2010−11年シーズンインの今も、これからの経営戦略をどう打ちたて、再生を行なっていくか、さらに深刻な課題となっています。
しかしながら、新たな経営ノウハウの投入で、集客増を実現するスキー場も登場してきています。
 本セミナーではスキー場経営の現状を確認しながら、利用実態、マーケットニーズの分析を考えるとともに、新たなスキー場経営者として注目を集める、潟}ックアース、潟zスピタリティパートナーズの2社の取り組み、また「八方尾根スキー場」の経営改革の成果から、これからの経営の方向性を探ってまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

[総論]10:30〜12:00
T. 2010-11シーズン、スキー場の経営をどう乗り切るか
  ――経営継続のためのマーケティングのあり方


 1. スキー場経営2009-10シーズンのスノーマーケット調査結果から
  ・ 2009-10シーズンを振り返る
   ――スキー場利用実態調査の実像:人口/属性把握/認知/利用意向 等
      実像から学ぶ、スキー場利用者減少の要因分析
  ・2010-11シーズンの市場動向
   スキーヤーの利用実態とニーズ変化はどうなっていくのか

 講師:矢澤 伸也 潟Cンテージ 企画部 マネージャー

 2. 実例による分析――マーケットニーズに対応したスキー場の集客・販売戦略を考える
  ・リピート対策 ・ 中国からのインバウンド対応(中国市場調査より)
  ・無料から得られる利 ・ 新しいリサーチモデル、新しい広告モデル

 講師:木原 勉 潟Cンテージ長野 企画開発部 シニアマネージャー



[事例研究@]12:45〜14:05

U. スキー場再生・浮上の戦術徹底検証
  ――「国境高原スノ―パーク」「黒姫高原スノーパーク」等
    4スキー場を進化させた経営手法


 1. スキー&山岳リゾートの食堂・宿泊施設経営を起点とする潟}ックアースの経営の足跡
   ネイチャースクール・学校団体旅行/外食事業/旅行業/スキー場事業 等

 2. 2008年よりスキー場経営に本格参入、スキー場経営着手の理念と買収判断
   国境高原スノーパーク(滋賀県)/ばんしゅう戸倉スノーパーク(兵庫県)/
   黒姫高原スノーパーク(長野県)/菅平高原パインビークスキー場(長野県) 他

 3. スキー場再生の考え方
   スキー場の魅力再生/ゲレンデの差別化(エデュケーションに特化したゲレンデづくり、
   ネイチャー&スキースクールとの融合、他)/
   ゲレンデ滞在の楽しさの提供(食・遊び・学び)

 4. スキー場改革の成果と今後の拠点拡大

 講師:一ノ本 達己 潟}ックアース 代表取締役社長/
              潟宴Cジングサンホテルズアンドリゾーツ 代表取締役社長



[事例研究A]14:10〜15:30

V. 「湯沢中里スキー場」
  ――通年型ファミリーリゾートへの転換で集客数前年対比15%UP


 1. ホテル・スキー場運営を中心としたホスピタリティ事業を展開

 2. 瑞穂ハイランドスキー場の運営受託を契機とした「湯沢中里スキー場」投資・直営化の経緯

 3. 運営初年度、集客数前年対比15%UP、売上前年対比17%UP
   ホテル投資の目線から、スキー場経営改善をどのように実践したか

   ――集客/経営の効率化、コスト削減/スキー場の評価・ポテンシャル 等

 4. 湯沢中里スキー場の営業戦略
   ――ファミリー層をターゲットに営業強化、その具体的手法とは
   ――チケット販売/飲食充実/“フリー”効果の発揮(温泉、休憩スペース)

 5. 通年型リゾートとしての戦略
   ――アドベンチャー遊具の導入、ファミリーショートコースの導入

 6. 2010-11シーズンの戦略

 講師:田中 章生 ホスピタリティパートナーズグループ 代表/
             潟Xマイルスキーリゾート 代表取締役社長



[事例研究B]15:40〜17:00

W. 改革、再生に取り組む「八方尾根スキー場」の今
  ――顧客マーケティング、通年集客、もてなし・魅力付加への取り組みの成果検証


 1. お客様目線にたった施策――改革スタート5期目、これまでの取り組みの成果検証

 2. 自作自演、手作りへのこだわり

 3. スキーム改変、体質改善への挑戦
  ・ 営業損益、経常損益 黒字計上
  ・ 競業2社が一体協業
  ・ グリーンシーズンへの取り組みは過去最高へ
  ・ 経費5%プロジェクトへの成果と効果  
  ・ 会社の組織変革と今後の進め方

 4. 脱スノー依存、脱ウィンター依存からの脱却、通年事業展開への足がかり

 5. 中長期プラン「マウンテンリゾート白馬八方」
  ・ 2010-11シーズンの取り組みと今後

 講師:倉田 保緒 八方尾根開発 統括本部 執行役員 統括本部長

開催日時 2010年12月10日(金) 10:30〜17:00

会場 九段会館 
東京都千代田区九段南1-6-5  TEL.03-3261-5521
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 29,400円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,400円含む)
※資料代・昼食代含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

潟Cンテージ
(市場名:東証1部・4326、本社:東京都千代田区、設立年月日:1960年3月2日、代表取締役社長:田下憲雄)
国内マーケティングリサーチ最大手。リサーチノウハウ、データ解析力、システム化技術と、これらに基づく情報評価力をコア・コンピタンスとして、 インテージグループ各社とともに、経営およびマーケティング上の意思決定に役立つ情報(Intelligence)を提供している。

潟Cンテージ長野
(本社:長野県長野市、代表取締役社長:西澤清一)インテージグループの一員として、長野の地に立脚して、業界・業務の専門性とシステム技術力を融合し、高度な情報処理サービスを提供している。近年はスキー場やレジャー施設に向けたICチケット販売・認証サービス「iCoPPa!(イコッパ)」を各専門分野の企業と連携し開発・販売している。




一ノ本 達己
(いちのもと たつみ) 
1961年、父親が兵庫県養父市に創業したゲレンデ食堂白樺荘、および翌年開業した「ハチ高原ヒュッテ」(ロッジ白樺館)が同社の起点。90年代中頃からメイン客層の学生団体旅行をさらに強化し、体育館、多目的ホールの保有、野外教育「マックネイチャースクール」やスキースクールも独自開校した。さらなる事業拡大のため1995年、27歳で経営を引き継ぎ社長に就任。2000年には外食事業も立ち上げ、サーティーワンアイスクリームFC加盟(31店舗の展開は日本最大)のほか飲食施設を約50に伸ばし企業の基盤を固める。かねてから参入を狙っていたスキー場経営は08年1月の「国境高原スノーパーク」を皮切りに、同年8月「ばんしゅう戸倉スノーパーク」を指定管理者受託、同じく9月に潟宴Cジングサンホテルズアンドリゾーツの全株式を取得し、「黒姫高原スノーパーク」「黒姫ライジングサンホテル」「八幡平ライジングサンホテル」等を、09年「菅平高原パインビークスキー場」の経営をスタートした。一貫して、学生スキー旅行と競技志向で差別化を図る経営を実施し、スキーリゾート、ホテル事業部門で約24億円を売上げる。



田中 章生(たなか あきお) 
大手デベロッパー入社後、米系不動産ファンドグループの立上げに参画。不良債権の評価・購入から管理・回収、実物不動産投資(150棟)などを経験したのちホテル運営会社を立ち上げ、41件にも及ぶターンアラウンド実績をもつホテル投資のスペシャリスト。2005年7月にホテルコンサルティング会社潟zスピタリティパートナーズと、ホテル旅館運営会社潟zスピタリティオペレーションズを設立した。地方シティホテル、温泉ホテルの再生を手掛けるほか、自ら宿泊主体型ホテルの経営、多店舗化にも乗り出し、現在「スマイルホテル」のブランド名で、博多、長野、金沢、函館、松本など全国21ホテル、「プレミアイン」ブランド名で3ホテル、ほかリゾートホテル等を含め27か所の運営を行なっている。また、スキー場(瑞穂ハイランド、湯沢中里)の運営にもあたる。更に、独立系ホテルの稼働率アップを支援する日本最大のボランタリーチェーン「Aカードホテルシステム」を運営しており、キャッシュバックポイントカードシステムを基盤として、集客支援も行なっている。




倉田 保緒(くらた やすお) 
早稲田大学法学部卒業。都市計画、都市開発系シンクタンク潟宴塔hブレイン勤務を経て、1989年常磐興産鰍ノ入社。常磐ハワイアンセンターからスパリゾートハワイアンズへのリニューアルを皮切りに、企画、接客、管理、営業各部門のマネジャーを歴任しながら、低迷していた常磐ハワイアンセンターの再生に携わる。2003年クラタプランニング設立。リゾート施設やテーマパーク等の企画・設計・運営プロデュースや観光地再生のコンサルティングに取り組む傍ら、ビジネスセミナー講師や各種専門誌のコラム執筆等を行なう。著書に「タイプ別ホテル事業の投資評価・再生実務資料集」(共著、04年綜合ユニコム刊)「同[改訂版]」(共著、06年綜合ユニコム刊)。07年八方尾根スキー場の再生事業に参画し今日に至る。

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