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不況の中、米国の不動産事業はどう動いているか。新たな事業モデルはあるのか！
不動産の収益を安定させる業務として、今後さらに重要視される「プロパティマネジメント(PM)」の
業務・実務を米国から学び、わが国へ応用させるためのスキルを習得！！
　
不動産価値・収益向上の具体策を米国不動産事業から学ぶ
米国不動産投資マーケットの潮流とPM業務の最新実務研究

【第一部】…米国不動産事業の最新トピックス
【第二部】…米国プロパティマネジメント(PM)実務
　運営戦略立案／テナント募集・管理／PM業務提案のあり方／各種PMレポート作成の実務／
　アドバイザリー業務／コンストラクションマネジメント(CM)業務のポイントを習得

ごあんない
　わが国の不動産業界は、この10年間、躍進から混迷まで変遷の時を経て、いま非常に不透明な中にあります。今後の市況反転のタイミングはいつか、不動産収益をいかに維持していくのかなどが、大きな関心事になっています。それらを展望するには、先行して市場を形成している米国の不動産事業、投資マーケットの現状把握が不可欠です。
　本セミナーは、不動産の収益維持や管理に携わる方々のベンチマークとして、米国不動産事業の今を理解いただくとともに、この時代ゆえに重要視される、事業用不動産のキャッシュフローと資産価値の最大化を実現する「プロパティマネジメント（ＰＭ）」の役割・業務を今一度見直してまいります。ＰＭ業務の基本は、個々の物件に最適な「運営戦略」を立案し、「テナント募集・管理」「建物維持保全」「リニューアル・工事」等を効果的に実施することであります。それらの最新実務ノウハウを体系的に学び直すことで、オーナーやアセットマネジャーから信頼され、また収益を確保する手腕を身に付けてまいります。
　講師には、長年にわたり米国ＰＭ専業企業で活躍するプロパティマネジャー・奥田貞沖氏を招き、米国の不動産事業の実情、ＰＭ実務の基本と米国での具体事例、また不動産収益を維持・向上する最新の実例を紹介していただきます。
　不況下の今だからこそ、米国の不動産ビジネス、ＰＭ実務を学び直し、不動産再生・浮上の時期に備え、グローバルな投資家を満足させるスキルを習得するチャンスの時です。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

［第一部］米国不動産事業の最新トピックス
Ⅰ. 米国不動産投資マーケットの最新状況
　１. リーマンショック後の米国不動産投資マーケットの今
　　　　●リーマンショック後、不動産価格はどう変化しているのか
　　　　　 土地価格／戸建住宅／事業用ビル／商業ビル
　　　　●REIT市場の動向
　　　　●個人の不動産投資・住宅購入の意欲
　　　　●ファンド、機関投資家等の不動産投資の実際
　２. 米国不動産“NEWビジネス”のトレンド
　　　　●サブプライムによる空き家への再投資ビジネス
　　　　●商業物件の空きスペース活用――日本が学べるポイントとは
　　　　●遊休地のNEWビジネス
　　　　●居住系不動産のNEWビジネス
　　　　　 （シェアハウス、タイムシェア住宅、シニア住宅、高級住宅、他）

Ⅱ. 投資不動産の収益を守る関連プレーヤーの最新動向
　　　　●大手不動産会社の戦略とは
　　　　●AM（アセットマネジメント）会社の役割
　　　　　　――新たなビジネスモデルとは
　　　　●PM会社の戦術
　　　　　　――不動産収益を高めるキーマンとしてより専門性が求められる時代に

［第二部］米国プロパティマネジメント(PM)実務
Ⅲ. 米国PM業務の具体内容と、PM企業の差別化戦略
　１. 米国ＰＭ業界の実際
　２. オーナー・アセットマネジャーが求めるPM業務とは
　　①収益維持のための実務とレポーティング　
　　　　●プロパティマネジャーの年間業務・ガイドライン
　　　　●管理・運営業務開始に際しての「管理引継ぎリスト」「物件引渡し」
　　　　●マネジメントプラン「運営計画書」の作成手法
　　　　●年間業務の重要事項
　　　　　 「テナント満足度調査書」「物件管理監査書」「物件立ち入り検査」
　　　　●オーナーへの管理・運営報告
　　　　　 「月次管理運営報告書」（財務報告書の具体内容と実例）
　　　　●アメリカにおける賃料回収の具体方法「強制立退き手続き」
　　　　●テナントリーシング業務
　　②不動産管理会社としての「アドバイザリー業務」とその報酬
　　　　●業務目的…不動産マネジメントの多角的支援
　　　　●業務内容…仲介斡旋／AM／開発物件・管理運営／ローン・新規融資斡旋／
　　　　　 プロジェクトアセスメント／テナントレップサービス／他
　　　　●アドバイザリー業務の報酬
　　③建設・内装工事等の監督請負業務とその報酬
　　　　●コンストラクションマネジメント(CM)業務の報酬
　　④PM報酬以外の収益構造の実態

Ⅳ. 実例に基づくＰＭ等業務の最新動向
　　――「投資用居住系物件」のPM
　１. 具体事例から学ぶ投資用居住系不動産実務
　　　　●投資物件の査定に際しての基本項目
　　　　●投資の考え方（等価交換／Fixer Upper／リファイナンス／等）
　２. 投資用居住系物件の管理・運営実務の実際
　　　　●物件取得・売却に向けた事前調査
　　　　●年間予算案の立て方
　　　　●運営改善計画・管理計画書作成手法

Ⅴ. 質疑応答

開催日時 2010年9月8日（水）　13:00～17:00
会場 九段会館　
東京都千代田区九段南1-6-5　TEL 03-3261-5521
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 37,800円（１名様につき）
　（消費税および地方消費税 1,800円含む）
●同一申込書にて２名以上参加の場合は
35,700円（１名様につき）
　（消費税および地方消費税 1,700円含む）
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル　TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

奥田“Sam”貞沖 （おくだ　さだおき）
N.P. Property Management,Inc.
President
1954年岐阜県生まれ。在米34年で95年に米国籍取得。ロスアンゼルス市立サウスウエスト大学卒業。92年より事業用不動産・管理運営会社IDS社でＰＭ業務に従事。2002年N.P. Property Management,Inc.を設立。83年よりカリフォルニア州を中心に、居住用並びに業務用不動産の売買・仲介・管理、およびコンサルティング業務を行なっている。
主な著者は、『米国事業用不動産管理マニュアル・実例書式集例集』（綜合ユニコム）、『定期借家権・実務ガイドブック』（清文社・共著）、『こんなに簡単：固定資産税を安くする法』（NP通信社）等がある。
現在、週刊住宅新聞、全国賃貸住宅新聞に米国不動産情報などを毎月連載中。

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