綜合ユニコム｜［小規模多機能型居宅介護］の事業構造と開設・運営手法

綜合ユニコム｜セミナー

黒字化が難しいといわれるなか、［成功施設］はいかにして開設されたのか！
［登録者数アップ］と［収益性向上］を実現させる運営手法を詳解！！

成功施設に学ぶ！
［小規模多機能型居宅介護］の事業構造と開設・運営手法

経営実態分析と事業化のポイント …全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会

高専賃を複合した小規模多機能の事業収支構造と運営手法 …シンフォニーケア(株)

ごあんない
　在宅介護を支えるサービスの拡充が求められるなか、「通い」を中心に「訪問」「泊まり」の３つのサービス形態が一体となり、２４時間切れ目なく高齢者のケアを行なうことができる［小規模多機能型居宅介護］が注目を集めています。しかしながら、登録定員が定められていることや、職員の人員配置基準のハードルが高いこと、また、どのサービスをどれだけ使っても一定の報酬しか得られない包括報酬であることなどから、厳しい経営状況に置かれる事業者も見受けられます。事業性を高めるためには、定員に近い人数まで利用者を確保することが必須の条件であり、施設の立ち上げから安定化までには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
　本セミナーでは、まず第Ⅰ講座で小規模多機能の市場動向や事業性について解説し、開設にあたってのポイントや利用者ニーズに合わせた個別ケアの提供方法について学んでまいります。また第Ⅱ講座では、高専賃を複合した「シンフォニー将監」（仙台市）の事例から、小規模多機能、高専賃、それぞれの事業収支の考え方と複合した場合に生まれるメリット、さらには家庭的ケアの実際までをご開示いたします。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

13:00～15:00
Ⅰ. 小規模多機能型居宅介護の実態と新規開設におけるポイント

　１. 小規模多機能の定義と役割
　　　○小規模多機能はどうして必要とされたのか？――制度化までの経緯
　　　○小規模多機能の規模・定員
　２. 小規模多機能を取り巻く環境と経営実態
　３. 新規開設におけるポイント
　　　○立地条件とエリア設定／施設規模／設備／人員配置等
　４. 小規模多機能の介護保険上の位置づけ
　　　○小規模多機能の介護報酬
　　　○2009年の介護保険制度改定で新設された加算
　　　　「事業開始時支援加算」「認知症加算」「看護職員配置加算」「サービス提供体制加算」
　　　○これからの動向
　５. 小規模多機能の事業構造
　　　○事業採算性を高めるためにすべきこと
　　　　――利用者満足が稼働率アップにつながる
　６. 小規模多機能のケアマネジメント「ライフサポートワーク」とは
　　　○最後まで自宅で暮らすための支援
　　　○本人の思いや願いを叶えるための支援

　講師：川原秀夫　

全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会　代表
特定非営利活動法人コレクティブ　理事長

　

15:15～17:00
Ⅱ. 高専賃を複合した小規模多機能型居宅介護の事業収支と運営のポイント
　　――利用者への個別ケアを実現する「シンフォニー将監」（仙台市）

　１. 小規模多機能の実際
　　　○地域に根ざす小規模多機能
　　　○定員、利用者の状況(介護度など)、職員数、職員の役割と教育etc.
　２. 住宅を付加することによって生まれるメリット
　　　○複合することで利用者の継続的なケアを実現
　　　○職員の効率的な働き方による人員配置上のメリット
　　　○小規模多機能に住宅を複合する際、注意すること
　３. 小規模多機能と高専賃を複合した場合の事業収支の実際
　４. 運営のポイント
　　　○高齢者と地域との関係をつなぐ家庭的なケア
　　　○医療機関との連携
　　　○「ライフサポートプラン」の活用方法
　　　　――利用者一人ひとりの生きがいある生活をサポート

　講師：井上博文　

シンフォニーケア㈱　常務取締役
小規模多機能型居宅介護シンフォニー将監　施設長

開催日時	2010年9月30日（木）　13:00～17:00
会場	銀座ラフィナート東京都中央区銀座1-26-1　TEL.03-3564-0888 ※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費	37,800円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,800円含む） ●同一申込書にて２名以上参加の場合は 35,700円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,700円含む） ※テキスト代を含む。

▼内容に関するお問合せは綜合ユニコム株式会社企画事業部〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル　TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

【第Ⅰ講座】
川原秀夫（かわはら　ひでお）
全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会　代表
特定非営利活動法人コレクティブ　理事長
1999年小規模多機能ホーム「きなっせ」を熊本市に開設。2000年に名称を「きなっせきなっせ」に変更、一時閉鎖するも、06年「いつでんきなっせ」として再開し、現在に至る。また、01年合志市に「緊急避難ホームおいでなっせ」、03年山鹿市に小規模多機能ホーム「いつでんどこでん」を相次いで開設。現在、全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会の代表を務める。
特定非営利活動法人おーさぁ理事、特定非営利活動法人よんなっせ山鹿理事、熊本県宅老所グループホーム連絡会代表世話人。
著書に、『きなっせ発　寄り添うケアとは何か』（筒井書房）がある。

【第Ⅱ講座】
井上博文（いのうえ　ひろふみ）
シンフォニーケア㈱　常務取締役
小規模多機能型居宅介護シンフォニー将監施設長
1972年生まれ。大学から大学院にかけて、高齢者の環境に関する研究に取り組む。その後、東北福祉大学の社会福祉法人東北福祉会せんだんの杜に勤務しながらも研究を継続。2004年にシンフォニーケア㈱を設立。みやぎ小規模多機能型居宅介護連絡会代表、日本介護支援専門員協会小規模多機能型居宅介護部会委員、厚生労働省健康増進事業「小規模多機能型居宅介護の普及のための調査研究委員会」及び「小規模多機能型居宅介護の適正なケアマネジメントに関する研究委員会」作業部会委員などを務める。

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