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不況の先には「新しい時代(ニューノーマル)」が広がっている。
「過去の失敗」「従来の手法・考え方・常識」を反面教師に、
新しい時代を正しく認識して視点・思考を再構築すれば、中小不動産会社にも活路はある!


不況を活かして先手を打つ!
中堅・中小不動産会社の生き残り戦略

@不動産の売買(再生・投資)戦略――不況下で誰も買わない時は最大のチャンス
A資金調達戦略――金融機関に評価・信頼されることで融資を引き出す
B顧客戦略――投資のプロ「個人投資家」に学び、期待に応える商品をつくる
C事業戦略――不動産会社の本質的な役割は、顧客・取引先のリスクマネジメント

ご案内
 世界同時不況の影響で日本の不動産業界は深刻なダメージを受けました。最近になって一部で大規模開発の再開やファンドマネーの流入が始まったことで、市況はすでに底を打ったとの見方も聞かれますが、直ちにマーケットが上向くとは考えにくく、中堅〜中小不動産会社にとっては今後も厳しい状況が続くことでしょう。案件も、事業資金も、顧客も少ない昨今です。「不況だからと手をこまねいていては生き残れない」けれども、「動くに動けない」「どう動けばいいのかわからない」というのが各社共通の認識ではないでしょうか。
 しかし、従来の不動産業界の発想や手法から視点・思考を変えれば、不況下でも手を打てる事は多くあります。そしてそれこそが、不況の先にある「新しい時代(ニューノーマル)」での競争力ともなります。
 本セミナーでは、すでに先手を打ち、将来の市場を見据えた戦略を実践するユナイテッド不動産の中村政義社長にご登壇頂き、不動産業界の“いま”を生き残り“これから”を勝ち残る企業になるための経営ノウハウを開示して頂きます。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00(休憩は講演進行に合わせ、適時とってまいります。)

序論:
不動産不況の先にある「新しい時代(ニューノーマル)」とは?

 ○ニューノーマル時代は、短期間に、劇的な変化を起こす!
  ――3か月先はわからない…変化の激しい市場とどう向き合い、先手を打つか
 ○すでに、銀行の融資姿勢が変わった! 不動産市場は動き出している!


T.生き残り戦略:新興・中堅の不動産の売買(再生・投資)事業の実際
 ○中小転売業者の宿命。「僕達マグロと同じです・・・止まったら死ぬんです・・・」
  ・不況下でも買い続け、道を切り開く。不況下仕入れは勝率9割!
  ・買わなければ売買相場は見えない。仕入価格が危険信号で危機回避!
  ・転売差益より家賃収益のほうが多い! 価格暴落による利益率の逆転!
  ・ここまで安いと金融危機でも銀行は融資可能! 固定資産取得の積極化!
 ○100年に一度の金融危機は、100年に一度の不動産が安い時
  ・ミニバブルの反省:競争こそがリスク! 誰も買わない時は最大のチャンス!
  ・商品在庫1/5、固定資産3倍に、総資産(B/S)は同じで財務体質改善!
  ・金融機関評価は同じ不動産なのに、商品は危険×、資産は安定◎
  ・バランスシート組換えで、“危険な会社”から“安定した会社”へ移行!


U.不況下の資金調達戦略:金融機関から不動産融資を引き出す戦略とは
 ○金融機関に評価される会社の見せ方・作り方
  ・不動産会社に対する負のイメージを逆手に活用。差別化を鮮明に!
  ・すべての言葉を金融の言葉で話す。NOIでなくROAを使う!
  ・金融機関に対する合理的な説明方法は「企業再生」の手法が有効!
  ・自社を破綻会社に見立てれば、銀行の心配への答えが見つかる!
  ・銀行に説明するのでなく、金融監督庁を説得するつもりで!
 ○事例解説:金融機関の心配を数値で払拭する事業計画書(実例)
 ○金融機関の評価を高めるには
  ・@B/Sを磨き「信頼」を得る→A実績データを示し「不安」を取り除く
   →B今後の戦略で「期待」を獲得
  ・期待にレバレッジを掛ける! 不況下の資金調達力は効果絶大!
  ・財務体質強化(優良資産取得⇒ROAアップ⇒債務償還年数短縮⇒自己資本比率アップ)


V.勝ち残り戦略(顧客):不動産会社は個人投資家に学ぶべき
 ○不動産会社の勘違い――個人投資家は素人ではなく“投資のプロ”である
  ・金融危機時にも資金調達ができ、決断ができる。素人のはずがない!
 ○個人投資家は、投資スタイルにより入れ替わる(3年前の投資家と今は違う)
  ・好況時に購入する人、不況時に購入する人、常時購入する人の3区分
 ○個人投資家の期待に応える商品をいかに上手く仕立てるか
  ・モノからヒトへの発想転換(都心◯区築浅物件:モノ発想⇒期待利回り:ヒト発想)
  ・期待利回りに応える商品組成のため、投資エリアを変え、投資対象(住居⇒ビル)を変える


W.勝ち残り戦略(事業):不動産会社の本質的役割はリスクマネジメント
 ○あなたの事業は誰が主役?⇒あなたの会社自身?それともお客様?
  ・不動産のプロの能力とは?⇒自分が儲けること? 顧客のリスクマネジメント?
  ・「儲ける」と引き換えに「顧客に信頼される」を失っていなかったか?
 ○個人投資家の不動産投資の命題:誰と組むか(どこの不動産会社と組むか)
  ・「信頼できる不動産会社」というポジション。希少価値はブルーオーシャン
  ・単発の利益を取るか、信頼にレバレッジを掛けて利益のケタを上げるか?
 ○自らの経験、ノウハウ、スキル、実行力をもって、投資家、金融機関、テナントを守れ!
  そして、受け身でなく、リーダーシップを発揮し、この先を予見し、先手を打て!!
 ○すでに動き出した不動産市場!
  短期間に急激な変化をする新しい市場にどう取り組むか?

開催日時 2010年7月21日(水) 13:00〜17:00

会場 九段会館 
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL 03-3261-5521
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

中村 政義( なかむら まさよし)
ユナイテッド不動産 代表取締役
1968年生まれ。建築設計事務所・建設コンサルタントにて、建築設計・公共事業の企画・設計業務に従事した後、2001年ユナイテッド不動産に入社。以来、不動産再生事業の創設を営業・資金調達の両面で担当し、取締役経営企画室長を経て、06年に代表取締役に就任。個人投資家に特化した不動産再生事業を行なう。特に独自の投資観、再生手法に基づき、老朽化・低稼働不動産の再生実績184事例を有し、現在の市場でも積極的に投資しており、個人投資家へ年間40棟の投資用不動産を組成し供給している。ターンアラウンドマネージャー(企業再生)、不動産コンサルティング技能士、一級建築士。

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