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演習とケーススタディで理解するIFRS(国際会計基準)対応


直前対策
「資産除去債務」の概要と実務ポイント

いよいよ本年6月末(2011年3月期第1四半期)からの開示が義務付けられる「資産除去債務」
会計処理に向けた社内・社外対応のプロセスや、計上の有無に対する判断基準、
適用初年度の留意点などをわかりやすく解説します。

ご案内
適用直前のいま、すぐに役立つ実務講座!

 日本においてもついにIFRS(国際会計基準)の導入・移行が始まり、適用対象となる上場企業では、新たな会計基準に対応するための準備や社内体制を見直す必要が生じています。この会計制度変更による不動産ビジネスへの影響は大きく、特に「賃貸等不動産の時価開示」や「資産除去債務」に関する会計処理については、不動産関連事業者や不動産を保有する企業では早期の対応が迫られています。
 本セミナーでは、これらの新たな会計基準のうち、2011年3月期第1四半期(2010年6月末)の会計処理・開示に向けて対応が急がれる「資産除去債務」について、直前対策としてその概要と財務諸表への影響、そして固定資産の保有、賃貸借に係る企業行動の変化を把握するとともに、それに対する具体的な対策を学びます。
 IFRSが適用される上場企業の会計・経理担当者はもちろんのこと、企業不動産戦略に携わる管財・CRE部門の担当者、また企業にソリューションを提案する関連事業者の方々などの積極的なご参加をお勧め致します。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00(休憩は講演進行に合わせ、適時とってまいります。)

T.IFRSの概要と不動産実務、不動産事業への影響
 ◆ まだ間に合う、「資産除去債務」の対策と準備
 ◆ IFRSの概要と最新の動向
 ◆ IFRSの導入による財務諸表へのインパクト
 ◆ IFRS対応に向けたプロジェクトの流れ
  ・専門チームの立ち上げから始まる体制構築
  ・CRE戦略、財務戦略の見直し
 ◆ IFRS、資産除去債務対応により変化する不動産実務、不動産事業

U.資産除去債務に関する会計基準の理解と実務対応プロセス
 ◆ 「資産除去債務」の定義と会計基準のポイント
 ◆ 資産除去債務会計に向けた社内対応、社外対応プロセス
  ・社内各部門、グループ会社への照会
  ・資産除去債務の有無・概算
  ・適用初年度の財務諸表へのインパクト分析
  ・調査、計上方針の決定
  ・監査人との打ち合わせ
  ・実地調査の実施
  ・割引率の決定
  ・評価と会計処理/開示
 ◆ 適用初年度に際してのポイント
 ◆ 合理的な見積りが困難な場合の対応、資産除去債務計上の可否と判断基準
 ◆ 継続的な会計処理を続けるにあたっての留意点
 ◆ 将来の動向〜環境債務の認識


V.演習とケーススタディ
 ◆IFRSの導入で財務諸表はこんなに変動する!
 ◆先行企業の開示事例

※当日、演習時に計算機(カード電卓不可)を使用いたしますので、
 必ず筆記用具と合わせてご持参頂きますようお願いいたします。

開催日時 2010年6月2日(水) 13:00〜17:00

会場 九段会館 
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL 03-3261-5521
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

若松 弘之 (わかまつ・ひろゆき)
トキワユナイテッドパートナーズLLP
パートナー 公認会計士

東京大学経済学部卒業。公認会計士2次試験合格後、監査法人トーマツ東京事務所に入所。国内監査部門に所属し、大手上場企業の金融商品取引法監査を中心に、非上場会社の会社法監査、IPO準備会社に対する任意監査、学校法人・公益法人法定監査など様々な規模・業種において、監査主任として従事。また、米国上場企業の監査主任として財務諸表監査に加え、US-SOX対応業務も担当。
その他の業務として、アニュアルレポート業務、M&A関連のデューデリジェンス業務、金融機関貸出債権の自己査定業務、管理会計・業務改善コンサルティング業務、J-SOX助言指導業務等、幅広く手掛ける。
2008年トキワユナイテッドパートナーズLLPパートナーに就任。主に、財務デューデリジェンスや会計基準の適用、対応アドバイス、連結決算対応アドバイスなど財務会計実務コンサルティングを担当。




成田 隆一 (なりた・りゅういち)
トキワユナイテッドパートナーズLLP
パートナー 不動産鑑定士/再開発プランナー

早稲田大学商学部卒業。安田信託銀行(現・みずほ信託銀行)に入行し、建設省(現:国土交通省)出向を含め、不動産仲介、鑑定、コンサルティング業務等に従事した後、PwC FAS(現・プライスウォーターハウスクーパース梶jに移籍。バルクセール、事業再編、企業再生等様々な分野のアドバイザリー業務を担当。その後、米系大手投資ファンドのエートスジャパンに移籍し、Valuation(評価)業務を中心に約3,000億円の不動産・債権・企業投資に関与。 2004年独立系不動産鑑定・コンサルティング会社のCOOとして従事し、証券化案件を中心に約1,000件の評価および多数の鑑定評価書レビューを実施するとともに、開発や投資のコンサルティング業務を担当。07年トキワユナイテッドパートナーズLLPパートナーに就任。
主に、不動産投資コンサルティング、不動産鑑定評価業務を担当、潟tローク・アドバイザリー不動産鑑定士事務所代表取締役に就任。上場企業の不動産担当顧問、大手J-REIT投資委員会アドバイザーを複数務める。(社)東京都不動産鑑定士協会研修委員会委員を歴任。事業再生実務家協会正会員。

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