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ホテル競合時代に打ち勝つ次代の差別化業態とは・・・・
遊休地・土地活用の視点から高収益を実現するホテルビジネスの
新潮流を学び、開発手法を掴む!

次代の高収益型宿泊事業モデルを徹底研究
[新業態宿泊施設]事業開発研究

インバウンド特化型ニュータイプ旅館――「松葉家旅館」「京町家旅館さくら」
多目的利用を促す新ホテル――CUBE HOTEL

ごあんない
 近年、不動産開発事業は経済環境の不安から一時休止の状態が続いていますが、遊休スペースを高収益に導く新たな活用法の模索は依然として高いニーズがあり、その一つとして宿泊施設の開発は高く注目されています。
 現在では、大手宿泊特化型施設チェーンがひしめき合い、統一された設備やオペレーション方法により新業態の開発はなかなか難しいとされてきたなかで、地域や利用客層へのマーケットセグメントを深め柔軟な施設づくりをし、今まで取り込むことが難しかったターゲットや低稼働の曜日を確実に集客することができている「新業態ホテル」が登場しています。一つはインバウンドに特化して和室を中心にする「京町家旅館」、また、差別化の手法を逆手にとって、時間、利用方法などを多目的にし、利用者に自由度を提供する「CUBE HOTEL」が挙げられ、ともに、遊休スペースの有効的な活用としても成果を挙げています。
 本セミナーでは、地域の持つ独特な素材を活かし外国人観光客からの絶大な人気を誇る京町家旅館「松葉家旅館」「さくら」と、客室レイアウトに特徴を持たせ有効面積を最大限活用するコストパフォーマンスに優れたビジネスホテルCUBEブランドを展開する海UBEホテルズインターナショナルの事例をもとに、次代に則した新業態宿泊施設の事業モデルを研究してまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール


13:00〜14:45
T.外国人観光客利用90%超。「松葉家旅館」の経営から
 京町家旅館「さくら」「かえで」の開発へ

 ――外国人観光客をターゲットとした高稼働率旅館を展開する階ITの事例から

 ○インバウンドを取り込む京町家旅館の実態
  ――世界から注目される京都「松葉家旅館」の取り組みから
 ○インバウンド旅館としての事業構造
  ・通常旅館との違い 
  ・客室内容 
  ・規模 
  ・集客計画 
  ・サービス内容
 ○京町家旅館「さくら」「かえで」の概要
  ・利用客層  
  ・部屋数  
  ・料金設定  
  ・稼働率  
  ・集客状況
 ○工場跡地を外国人観光客で賑わう高集客・高収益の京町家旅館へと用途変換
  ・京町家旅館展開の理由 
  ・外国人観光客をターゲットとする理由
  ・立地条件でコンセプト決定 
  ・マーケットセグメント
 ○京町家旅館「さくら」「かえで」運営の実際
 ○事業収支計画の実際
  ・投資計画 
  ・事業採算性 
  ・適正規模 
  ・売上げ
 ○今後の施設展開について
  ――町家文化を活かした新宿泊形態として展開し、運営受託・経営管理までマネジメント

講師:林 俊一 有限会社松葉家旅館 代表取締役/株式会社KIT 取締役


15:00〜16:45

U.利用客はフルターゲットを想定し、高集客・高収益を実現。
 立地を最重要視し、限られた敷地を最大限有効活用する
 CUBE HOTELにおける運営の実際

 ○CUBE HOTELの概要
  ・コンセプト 
  ・利用客層 
  ・料金設定 
  ・稼働率 
  ・出店の立地条件 
  ・フロアレイアウト
 ○必要機能のみを集積し低価格を実現
  ・パブリックスペース 
  ・オペレーションシステム 
 ○低設備投資とローコストオペレーションでシティホテルの客室クオリティを提供
  ・「シンプル」をテーマに、高級感と切り捨てられるものを使い分け
 ○フルターゲットに訴求し「集客の弱点日」をなくす
  ・宿泊特化型ホテルの弱点日が高集客・高収益実現のカギ
  ・アクセス良好の立地だからこそ「フルターゲット」設定
  ・顧客ニーズに合わせた枠にとらわれない利用時間設定
 ○全館禁煙ホテルの先駆けとなったCUBEブランド
 ○今後の展開について
  ・今後4業態のホテルブランドで全国展開
  ・CUBE HOTEL
  ・CUBE HOTEL EXECUTIVE 
  ・CUBE HOTEL SUITE 
  ・CUBE HOTEL EXPRESS 
  ・CUBE HOTEL & SPA 
  ・出店方法 
  ・立地について 

講師:高松 眞人 株式会社CUBEホテルズインターナショナル 代表取締役社長



■綜合ユニコムホテルビジネスセミナー連日開催のご案内■
ホテルの[適正賃料算出]と[収益分析]手法研究
2010年6月15日(火)開催 
詳細はこちらから

開催日時 2010年6月16日(水) 13:00〜16:45

会場 飯田橋レインボービル 
東京都新宿区市谷船河原町11 TEL.03-3260-4791
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

【T講座】
林 俊一 (はやし しゅんいち)
有限会社松葉家旅館 代表取締役
株式会社KIT 取締役

1947年京都市生まれ。大学を卒業後京都市内の神仏冠婚葬祭用品製造販売会社入社。営業として主に西日本各所の葬祭業者を担当。2003年退社後、サービス業の原点を学ぶため葬祭業者に勤務。2006年に松葉家旅館の代表取締役に就任。現在、ジャパニーズ・イン・グループ理事。株式会社KIT取締役。

■「松葉家旅館」とは
「松葉家旅館」は創業年は不明なれど、京都市設立の1884年(明治17年)旅館業として営業許可を認可される。1980年ジャパニーズ・イン・グループに参加し、いち早く海外からの旅行者を受入れ、ホームページ開設も業界内で早期立上げであった。1985年有限会社を設立し、2008年10月町の活性化、宿泊者の人命尊重の観点から木造の建物を解体、新築にて営業再開。同じ施設内に長期滞在型サービス・アパートメント・バンブー・ハウスを併設している。

■「さくら」「かえで」とは
「さくら」「かえで」は、工場跡地を用途変換した京町家旅館。松葉家旅館で得たノウハウを活かした運営で、外国人観光客で賑わっている。今後はこの京町屋文化を活かした新たな宿泊形態の開発を提案し、階ITが運営受託・経営管理までマネジメントする計画となっている。



【第U講座】

高松 眞人 (たかまつ まこと)
株式会社CUBEホテルズインターナショナル
代表取締役社長

1970年大成観光(現ホテルオークラ)入社。1972年Beverly Wilshire Hotel(現Four Seasons Hotel Beverly Hills, Calif.U.S.A.)入社。1977年帰国しHotel Holiday Inn金沢の開業に総支配人として従事。1986年伊藤忠商事鰍ノ入社し、Holiday Inn日本開発総代理店として国内外のホテル開発事業に取り組む。2002年R.H.Japan(現CUBEホテルズインターナショナル)を設立、国際ホテルチェーンで初の「セレクトサービス・宿泊特化型ホテル」であるMarriott Groupの「Ramada Encore」の開発を開始。2008年既存のホテル枠にとらわれない独自ブランドの第一号店「CUBE HOTEL UENO EXPRESS」を開業。

■海UBEホテルズインターナショナル 事業概要
「シンプルは、心地よさ。」をテーマにデザイン優先型ホテルとは一線を画し、宿泊客の本当のニーズを十分に追及した良質な客室空間を提供する。第1号店「CUBE HOTEL UENO EXPRESS」は、平均稼働率97%と高稼働を達成し、日本では数少ない全館完全禁煙ホテルとして好評。高稼働の要因のひとつとしてシングル・ルームの客室面積(11〜13u)でありながら、浴室レイアウト等の工夫により、全室2名利用対応可能とし、レジャー志向顧客の獲得に成功。今後、クオリティ重視の宿泊特化型ホテルを首都圏中心に複数展開予定で、第2号店(190室)、第3号店(199室)を建設中。

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