「地方における不動産証券化市場活性化事業」報告・説明会  

  

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 【プログラム&タイムスケジュール】

13:00〜13:30 【国土交通省からの事業報告・説明】
T.国土交通省の取り組み
 1.不動産市場の動向、地価動向、不動産証券化の状況
 2.「地方における不動産証券化市場活性化事業」の概要
 3.平成19年度および平成20年度の事業成果
 4.平成20年度第2次補正予算関連事業の概要
 5.今後の取り組み



講師: 
国土交通省
土地・水資源局 土地市場課


13:30〜15:00【特別講演】
U.地方不動産事業者の活性化策と不動産流動化・証券化の条件
 1.地方都市での不動産証券化の意義
 2.地方不動産事業者が証券化を行うための4つの条件
 3.金融商品取引法など諸制度への対応
 4.「地方における不動産証券化市場活性化事業」に参加した事業者の取り組み



講師: 
寺嶋 峻 てらしま・たかし
テラ フィナンシャル マネジメンツ 代表
勧業不動産(株)を経て、三井不動産販売(株)入社、「三井のリハウス」を立ち上げる。82年初代海外事業室・海外事業課長兼米国三井不動産販売副社長、わが国初の米国不動産投資コンサルティングを手がける。85年退社後に渡米、87年ロサンゼルスにて TerraFM,Inc.〈テラフィナンシャルマネジメンツ〉設立。日本の法人・個人の対米不動産投資コンサルティング、AM/PMスーパーバイズに従事。02年エステートリンク(株)取締役、04年同社代表取締役社長を経て、07年社長職を後任に譲り主席コンサルタントに就任。丸八不動産(株)の不動産証券化事業にはアレンジャーとして参画。


15:10〜17:00【不動産証券化に関する討論・質疑応答】

V.地方不動産事業者の証券化への取り組み、
  不動産証券化に関する質疑応答
 ――平成19年度、平成20年度に地方で証券化に取り組んだ
   不動産事業者や 信託会社の方々による討論を行うとともに、
   ご参加いただいた方々からのご質問にお答えいたします。


参加者: 
 
岩尾 一豊 いわお・かずとよ
九州リアルエステート(株) 代表取締役社長
福岡県直方市で建設・不動産事業を営む興栄建設(株)の不動産部門を分社化し、2007年2月に九州リアルエステート(株)を設立。08年3月、国土交通省の取組みを知り、事業応募を決意。自らの証券化の実務レベルの習得と、地方不動産企業の新たな戦略を模索するために取り組んだ。対象物件は自社保有の賃貸マンション(24戸・ファミリータイプ:直方市)、GK−TKスキームで証券化組成に挑戦。組成総額6,000万円、予定配当利回り4.6%。

今中 弘明 いまなか・ひろあき
ファースト信託(株) 常務取締役
2006年ファースト信託入社。入社以来、信託会社の立場から数多くの不動産証券化に携わる。また、ファンド組成時のアレンジメント業務も積極的に行っているため、証券化未経験者が信託銀行に相談しにくいなか、敷居の低い新規信託会社としての特性を活かし新規プレーヤーとの交流も多くもっている。このたびの九州リアルエステート(株)の不動産証券化に際して、信託設定業務を担当した。

田中 敬太 たなか・けいた
丸八不動産(株) トラスト・ファンド室
第一勧業銀行(現みずほ銀行)入社、2001年8月(株)インテリックス入社、04年1月(株)シンプレクス・リアルティに入社しファンド組成・運用に携わる。06年1月丸八不動産(株)に入社。同社にて丸八ファンドの組成を発案し、自ら事業計画を策定し、地元の専門家を集結。アレンジャー寺嶋峻氏のアドバイスのもと国土交通省事業に参加しファンド組成を果たす。対象物件は52戸の分譲マンションの専有部分7室。組成総額9,351万円、静岡銀行と浜松信用金庫よりそれぞれ3,000万円のノンリコースローン融資を受けた。


 司会: 寺嶋 峻 てらしま・たかし
テラ フィナンシャル マネジメンツ 代表