綜合ユニコム|セミナー [ホームへ戻る]

セミナーお申し込み


今だからこそ実務知識を習得!
AM、PMとして“今”求められる
失敗しない不動産実務のための[デューデリジェンス]実践的必須知識を習得!

不動産の物的リスクをどう評価し対策を講じるか…
エンジニアリングレポートの読み方と「土壌汚染」「地震リスク」の対処法
不動産の物的リスク評価と対処のための実務講座

不動産に新たな投資局面が浮上の兆し! 不動産取引は今後動き出す!
不動産の取引・運用に必須となる[物理的・建物リスク]をどう捉えるか
土壌汚染リスクとは何か、「改正土壌汚染対策法」で何が変わるか
懸念深まる大地震。耐震補強だけでいいのか。地震リスクとは何か。

ごあんない

 リーマンショック以来の世界的な不況から、経済は徐々に回復の兆しを見せてきました。下降した不動産価格を狙った不動産購入、債務不履行により流出した不動産売却、新たな開発を狙った用地仕入れなど、時代背景に即した不動産取引の動きが徐々にみられ、投資家の期待利回りも上昇してきています。こうした不動産の取引において、瑕疵を調査しリスク評価をして、投資額に応じたリターンを見込めるかどうかを精査する「デューデリジェンス」は必須事項となり定着しております。デューデリジェンスの内容のなかでも今、特に注視されているのが、物的リスクを評価するエンジニアリングレポートです。不動産事業担当者としては“エンジニアリングレポートの評価がもつ意味を理解”し、自ら判断することが求められています。今後、不動産実務者として失敗しないために、ストック市場でインカムによる不動産収益を見込むことが不動産ビジネス、あるいは安定した事業継続のための物的リスク対策、など収益を生む不動産や建物の評価は重要なポイントとなってまいります。
 本セミナーは、不動産デューデリジェンスのなかでもエンジニアリングレポートのポイントや留意点についてその読み方を学ぶとともに、所有地・開発用地の土壌汚染リスクを改正案を踏まえて解説、また災害の危機に常に直面するわが国の地震リスクを学び、その対処方法まで解説してまいります。

■セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:15
T.不動産(土地・建物)価値を評価・判断する
  「エンジニアリングレポート」の読み方


1.デューデリジェンスの基本と「エンジニアリングレポート」の役割

  @ デューデリジェンスの概要
   ――エンジニアリングレポートは専門家のオピニオン
  A 建築・設備維持保全推進協会(BELCA)と
    エンジニアリングレポート作成ガイドライン
    ・エンジニアリングレポート作成ガイドラインの示す評価項目
    ・米国ASTMのガイドライン,AAIとの関連
    ・ガイドライン上の留意点(使用上の制限と制約、有効期限など)
    ・エンジニアリングレポート作成者連絡会議について
  B エンジニアリングレポートの評価項目の重点ポイント
    ・遵法性――建築行為における遵法性/建築・設備管理上の遵法性
    ・費 用――長期・緊急・短期修繕費用/再調達価格
    ・環境リスク――建物環境(アスベストを含む)/土壌汚染
    ・地震リスク分析と耐震診断の違い
     ――地震リスク分析(PML)とは/構造計算書偽装問題
2.エンジニアリングレポートの読み方
  ――いかにリスクを読み、自ら判断するか
  @ レポート例に基づく、建物の評価ポイントとは
  A エンジニアリングレポートは品質保証書ではない。正解はない。
    信頼するエンジニアリングレポート作成者のオピニオンである
  B AM、PM、金融機関の担当者として評価をどう捉え、対策をどう講じるか

 講師:町山 公孝  株式会社イー・アール・エス 技術顧問(前・専務取締役)
一級建築士/ARESマスター/BELCA:ER作成者連絡会議 幹事長



14:20〜15:35

U.改正土壌汚染対策法の概要と実務対応策

1.土壌汚染問題の基礎知識

  @ 土壌汚染とは A 法規制の変遷 B 土壌汚染リスクとは
2.土壌汚染とその対策の現況
  @ 土壌汚染調査から対策まで A コストについて
3.2010年4月施行の改正土壌汚染対策法の趣旨とポイント
4.実務における対応――ケーススタディに学ぶ
  不動産売買、M&A、ファンド組成における事例

 講師:中村 直器  株式会社イー・アール・エス 執行役員 環境部長
技術士(環境部門 建設部門)/環境カウンセラー(事業者部門)/
ARESマスター



15:45〜17:00

V.高まるリスクにどのように備えるか
   地震リスク分析・評価とその対策


1.地震リスクとは何か――その本質とポイント
2.建物の地震リスク評価

  @ 地震リスク分析方法とリスクカーブ A地震PML
  B 忘れてはいけない地震PML以外のリスク指標
3.それぞれの立場から見た地震リスク
  ――エンジニアリングレポート提出サイド
    〜エンジニアリングレポート読み込みサイド
  ――所有者〜テナント〜投資家
  @ 地震リスクのレポート手法
  A 担当者としてエンジニアリングレポートをどう評価するか
  B BCP(事業継続計画)の策定手法からBCM(事業継続マネジメント)の構築・実践手法
  C リスク軽減対策のための合理的判断基準
  D地震対策――バリューアップという視点から

 講師:広中 良和  株式会社イー・アール・エス 執行役員 リスクマネジメント部長
技術士(建設部門)、APECエンジニア(土木、構造)

開催日時 2009年11月25日(水) 13:00〜17:00

会 場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL.03-3261-5521(代表)

※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合は
35,700円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,700円含む)
(テキスト代・コーヒー代含む )



インターネットでもお申し込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

町山 公孝 (まちやま きみよし)
1941年千葉県生まれ。千葉大学工学部建築学科卒業後、鹿島建設(株)に入社。主に商業施設・都市開発などプロジェクト開発を専門に手がける。大分ウォーターフロント開発(株)常務取締役、有明ハーバーシティ且謦役などを歴任。98年潟Cー・アール・エス設立とともに専務取締役就任。設立以来、デューデリジェンス業務、特にエンジニアリングレポート作成では、レポートの作成および統括を行ない、日本における草分けとして活躍。イー・アール・エスの手がける一連のエンジニアリングレポートには格付機関、金融機関などから定評がある。ARESマスター養成講座講師、国土交通省国土審議会専門委員、BELCAエンジニアリングレポート作成ガイドライン2007年版編集委員。2007年11月BELCA:ER作成者連絡会議幹事長に就任。2008年1月イー・アール・エス技術顧問。




中村 直器
(なかむら なおき)
1967年千葉県生まれ。90年日本大学理工学部卒。同年、応用地質鞄社。2000年より潟Cー・アール・エスに勤務。2005年環境部長、2007年執行役員に就任。入社以来、大手メーカー、米軍施設などの土壌・地下水汚染に係る調査・浄化対策プロジェクトに携わる。同社勤務後は、不動産証券化市場への土壌汚染フェーズ1サイトアセスメントレポートの提供、環境リスクのコンサルティング・サービスを行ないながら、公害等調整委員会、不動産証券化協会(ARES)、日本不動産鑑定協会、BELCA、土壌環境センター等において土壌・地下水汚染の教育・啓蒙活動を行なう。NPO法人日本都市計画家協会(JSURP)に所属。

最近の活動:2006〜07年 東京都 土壌汚染に係る総合支援対策検討委員会委員/08年〜JSBC(日本サスティナブルビルコンソーシアム) CASBEE不動産評価WG委員/08年〜BELCA・ER作成者連絡会議 土壌汚染リスク分科会主査/08年〜土壌環境センター 資格制度委員会委員。論文等:土壌汚染調査と鑑定評価の課題(不動産鑑定 住宅新報社2004)、不動産投資・取引におけるデューデリジェンスとエンジニアリングレポート(共著 建築設備維持保全推進協会2007)、自然起源の重金属による環境への影響と対策(地学雑誌VOL116-6 2007)



広中 良和 (ひろなか よしかず)
1957年東京都生まれ。東京都立大学大学院工学研究科修了後、鹿島建設鰍ノ入社。超高層ビルや原子力関連施設など特殊構造物の耐震設計や地震防災関連業務に従事するとともに、長寿命化やメンテナンスなど土木施設のアセットマネジメントに係る研究開発・受託業務にも携わる。2008年より潟Cー・アール・エスに勤務。執行役員リスクマネジメント部長。地震、台風等の自然災害リスクの分析・評価、耐震診断、リスク低減策の提案などを通じて、BCM(事業継続マネジメント)やCRE(企業不動産)戦略に資するエンジニアリングサービスをクライアントに提供。所属学会として社団法人土木学会、地震工学委員会委員、NPO法人 日本不動産カウンセラー協会、CRE・PRE戦略マネジメント推進プロジェクトメンバー。



株式会社イー・アール・エス
潟Cー・アール・エス(本社:東京都港区)は1998年の設立より、建物、工場、土地など様々な不動産の適正評価を行なう「デューデリジェンス」(建物状況評価、地震リスク分析、長期修繕計画、遵法性)、「土壌環境評価」(フェーズT、フェーズU)、「災害リスクマネジメント」(地震、風水害、火災等)に取り組んでいる。デューデリジェンス業務のうち、特にエンジニアリングレポート作成では投資家向けの中立性を保った緻密なレポートノウハウを持つ草分け的存在。この数年の実績はエンジニアリングレポートのパッケージで年間約300〜500棟、地震リスク評価レポートで年間約200棟〜400棟、土壌汚染リスク評価レポートで年間約300サイトを手がける。同社の手がける一連のエンジニアリングレポートには格付け機関、金融機関などから定評がある。またエンジニアリングレポートを構成するリスクのなかでも土壌汚染リスクと地震をはじめとする自然災害リスクへのノウハウを豊富に有しており、それらをベースとしたコンサルティングに取り組んでいる専門企業。


Copyright 2009 SOGO UNICOM Co.,ltd. All rights reserved.

[ホームへ戻る] お問合せ:03-3563-0099 E-mail