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いま最も注目されるアート・ディレクター 北川フラム氏 が明かす
地域の資源を最大限に活かす【まちづくり型】イベントの展開手法

[アート][体験型]イベントを核にした集客プロデュースワーク研究
「広域エリア」かつ「地域住民参加」によるイベントでいかに人を呼び込むか

■ 大地の芸術祭2009 越後妻有アートトリエンナーレ …来場者数 37万人
■ 水都大阪2009 …来場者数100万人超

ごあんない
 人々の嗜好が「体験重視」に移行した現代において、装置や商品を提供することで消費者満足を喚起できた時代は終わり、いま新たな集客手法の確立が求められています。なかでもイベントは、遠い地域からの観光需要を生み出す可能性も秘めており、まちづくりのためのアイテムとしても注目を集めております。
 本セミナーでは、「大地の芸術祭(越後妻有アートトリエンナーレ)」や「水都大阪2009」をはじめとして、広域エリアでのまちづくりイベントを数多く手掛けるアート・ディレクター 北川フラム氏より、次代の集客イベントのあり方をご開示いただきます。現代の消費者は何を求めてイベントへ足を運ぶのか、また観光地ではない立地においてイベントを成功させるための重要なポイントとなる“地域資源の活用”についても、その考え方をご呈示いただきます。さらに、開催に必要となる資金調達の仕組みやスポンサー募集、地域住民サポーターとの協働連携の取組みや地域波及効果についても実例を通じて学んでまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜16:00

1.いま求められているイベントのあり方とは
 ・「モノ」消費から「コト」消費へ――人々は何を求めてイベントへ行くのか
 ・万博に代表されるパビリオン型イベントとの違い
 ・「観光地」でない立地において、集客を図るための考え方


2.プロジェクト概要
 @アート型イベント
  ・ 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ(新潟県十日町市、津南町)
  ・ 水と土の芸術祭2009(新潟市)
  ・ 瀬戸内国際芸術祭2010
   (香川県直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺)
 A体験型イベント
  ・ 菜の花里美発見展(2002年 千葉県)
  ・ 立川国際芸術祭2001(東京都立川市)
  ・ 水都大阪2009(大阪市)


3.行政の理解をいかに得るのか。
 また、地域との連携を図るネットワークの仕組みづくり

  ・ 地域住民サポーター制度の導入

4.資金調達をどのように行なうのか
 ――ローコストで最大限の集客を図るための手法

  ・ 補助金の導入/スポンサー企業の募集

5.アーティストをどのように誘致するか

6.地域波及効果(経済的影響)
 ――「大地の芸術祭2009」開催結果より

  ・ 入込者数/客層/パスポート販売数/交通機関利用者/その他地域への経済波及効果

7.会期後の装置活用

8.都市型、屋内型も含めた今後のイベント展開の可能性

開催日時 2009年11月26日(木) 13:00〜16:00

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 TEL.03-3564-0888
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト代を含む。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

北川フラム
潟Aートフロントギャラリー
代表取締役

1946年新潟県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。71年に東京芸術大学の学生・卒業生を中心とした「ゆりあ・ぺむぺる工房」を発足。展覧会やコンサート、演劇の企画・制作に関わる。82年潟Aートフロントギャラリーを設立。出版から音楽、企画展のプロデュース、都市・建築・まちづくりにおけるアート計画など活動は多岐にわたり、自ら美術・文化評論の執筆活動も行なう。代表的なプロジェクトとして「ファーレ立川アート計画」(94年度日本都市計画学会計画設計賞)、「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」(2001年度ふるさとイベント大賞グランプリ)など。
長年の文化活動により、フランス共和国政府より03年芸術文化勲章シュヴァリエを受勲。06年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)。07年度国際交流奨励賞・文化芸術交流賞。

■大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
 (新潟県十日町市、津南町)

東京23区の面積を上回る760kuという越後妻有地区(十日町市・津南町)に約370点のアート作品を屋内外に点在させている。会期中は小規模イベントも多数開催。
1994年新潟県の地域活性化事業として指定を受けたことが発端となり、96年「越後妻有アートネックレス整備構想」を策定、2000年7月に第1回を開催した。第1回には16万2,800人の入場者を記録。その後、回を重ねるごとに規模は拡大、第4回めを迎えた今年は37万4,796人の入場者を記録。新潟県外からの来客が多数を占め、リピーター率は7割。01年度ふるさとイベント大賞グランプリ(総務大臣表彰)を受賞。

  ■水都大阪2009
2001年の内閣官房都市再生本部における第3次都市再生プロジェクト決定を受け、02年10月水の都大阪再生協議会を設立。中之島周辺整備がほぼ完成し、また淀川改良工事により現在の水系となって100年にあたる2009年を「水の都大阪」発展のシンボルイヤーと位置づけ、新たな景観づくりや環境づくり、水を活かした新たな都市魅力の創出を目指す「水の都大阪再生構想」を策定した。アートを核に参加型イベントも多数開催。入場者数は100万人超と推計されている(09年10月現在)。既存事業等との連携や市民・企業・団体の参加により、広がりをもった事業展開を行なうとともに、成果を将来に継承・継続していくことを目指している。

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