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医療・介護分野のなかでも今後の施設整備が期待されるリハビリテーション施設。
超高齢社会の到来で需要増が予想される今、介護領域におけるデイサービス施設での
機能回復・自立支援サービスの提供方法と、施設運営のあり方を学ぶ

民間事業者の参入により急速な施設展開が進む注目事業!
[リハビリ機能強化型]デイサービス施設の事業性研究


T.急増する小規模タイプのリハビリ機能強化型デイサービス施設の事業性を検証
U.医療法人が考える地域でのリハビリ提供における「医療と介護の連携」モデルとは
V.大規模デイサービスを中心に介護領域におけるリハビリ提供の可能性を探る

ごあんない
 超高齢社会の到来に伴い、脳卒中や骨折などを契機にリハビリテーション(以下、リハビリ)が必要となる高齢者の絶対数が急増しています。しかし、急性期・回復期の医療保険によるリハビリは制度で定められた上限日数があり、またその後の維持期のリハビリは、これまでは介護保険による「通所リハビリ」での対応が主となる一方、若齢者や比較的元気な高齢者が馴染みにくいという点もあり、多様なリハビリニーズを満たし切れずにミスマッチが発生しているのが現状でした。
 こうしたなか、介護予防や維持期のリハビリ需要の受け皿として機能回復・自立支援機能を強化した「デイサービス施設」が、安定した事業性や、利用者からの高い支持などもあり、民間事業者を中心に急速に施設数を伸ばしています。運営形態も、低投資での参入が可能な小規模・短時間型(3〜4時間)や、収益性の高い6〜8時間型、大規模型、既存施設のリニューアル型など多種多様となっています。
 本セミナーでは、介護領域におけるリハビリ提供の実態について「デイサービス施設」の事例を中心に、利用者ニーズや今後求められる施設形態を報告するとともに、今後いかに医療機関と介護事業者が連携し、多様なリハビリニーズの受け皿となるべきかについて、先進的に取り組む事業者の方々にご登壇いただき、そのノウハウ開示していただきます。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:10
T.急増する小規模リハビリ機能強化型デイサービスの実態
  ――民間事業者による“介護予防デイ”事業化への取組み


1. 介護サービスとしての「介護予防デイ」開発に至る経緯
  ○成長産業である介護業界や介護保険への疑問
  ○北関東を拠点とした介護事業でも感じた疑問、そして挑戦
  ○最大マーケットの取込みが“ブルーオーシャン戦略”だった
  ○“選択と集中”から生まれた事業モデル

2.介護予防デイ「GENKI NEXT」の事業概要
  ○3時間+機能訓練特化+生活リハ
  ○各提供サービスの特徴と差別化戦略の徹底
  ○やはり“人”が最大かつ最高の商品
  ○利用者の介護度、年齢構成、男女比、疾患別構成比率等
  ○利用者の声、効果がどのように表れているか

3.事業性の検証と今後の展望
  ○低投資型(定員10名)のビジネスモデル・事業収支
  ○直営方式と運営受託方式の比較
  ○FC店舗の運営状況、事例紹介
  ○介護保険外収益ビジネスの展開
  ○全国の高齢者を“寝たきりにしない”実現へ

■講師:渇護NEXT 取締役副社長 池上 健司



14:20〜15:20
U.医療法人による「切れ目のない」リハビリ提供体制の構築
――地域でのリハビリ提供において
  医療機関と民間介護事業者はどう連携するべきか


1. 地域におけるリハビリ提供のあり方とその実践
  ○リハ・クリニックとしての歩みと運営方針
  ○「リハビリの個人差」に対応するためのこれまでの取組み・経緯
  ○「医療と介護の連携」はどうあるべきか
  ○民間介護事業者への期待・要望

2. 健常者から要支援、要介護までの受入施設整備と運営実績
 ※各施設の運営体制と利用状況、施設間の連携方法、問題点など
  ○外来専門リハ・クリニックの運営状況
  ○デイケアセンター
  ○山王リハビリステーション(デイサービス施設)
  ○ヴィガ・山王リハビリ(デイサービス施設)
  ○ウェルネスジム山王(医療法42条施設)
  ○山王リハビリ訪問看護ステーション
  ○地域医療福祉連携室による急性期・回復期病院との連携

■講師:医療法人社団涓泉会 山王リハビリ・クリニック 院長 森 英二



15:30〜17:00
V.リハビリニーズに対して介護事業者が提供できること
  ――大規模デイを中心に“リハビリの習慣化”を目指して全国展開


1. 「地域のリハビリ拠点」としての大規模デイ展開
  ○急性期・回復期後の日常生活に密着したリハビリ提供の必要性
  ○民間介護事業者だからこそできる“リハビリ”機能提供の考え方
  ○大規模デイサービス施設(80人や120人規模)の優位性(スペース・セラピストの確保)
  ◯06年の「大規模事業所減算」における対応と効果(制度リスクとどう向き合うか)
  ○現在の運営状況と、収支モデルの考え方

2. 収益事業として取り組むためのポイント
  ○提供サービス・プログラムの特徴
  ○人材採用・社員教育のポイント(サービス業の視点)
  ○利用を継続してもらうための工夫。リピート化に向けた取組み

3. 事業タイプ別にみた介護領域におけるリハビリ事業の取組み方
  ○介護付有料老人ホームの展開で気付かされたこと
  ○グループホーム運営の課題
  ○訪問看護ステーションの今後の可能性

■講師:潟Vダー 代表取締役 山崎 嘉忠

開催日時 2009年9月8日(火) 13:00〜17:00

会場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5  TEL.03-3261-5521
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

■第T講座
池上 健司 (いけがみ けんじ)
株式会社介護NEXT
取締役副社長

フィットネス業界で一般会員、各界著名人を指導。特に医療リハ終了後の生活リハに着眼した"リ・コンディショニング"に注力。一方で施設経営にも携わり、運営から開発等のマーケティングも経験。その後、広義の健康サービス産業として、大手からベンチャーのフィットネス企業、医療法人の介護予防事業、コンプレックスビジネス(毛髪関連)、SPAビジネス、岩盤浴ビジネス等、多岐に渡る事業の開発・運営に携わる。2007年外MGへ入社。既存有料老人ホーム、デイサービスなどの介護事業担当のほか、新たな介護ビジネスとして「GENKI NEXT」を開発。09年4月には同社の介護事業を担当するグループ企業として設立された渇護NEXTの取締役副社長に就任。



■第U講座
森 英二 (もり えいじ)
医療法人社団涓泉会
山王リハビリ・クリニック 院長

慶應義塾大学医学部卒業。リハビリテーション科専攻。慶應義塾大学病院、小田原市立病院、国立療養所東埼玉病院等勤務を経て1995年、東京都大田区に地域密着のリハビリテーション提供を目的として山王リハビリ・クリニックを設立。その後、介護保険制度の創設、回復期リハ病棟の新設、医療リハ日数制限、介護予防新設などの様々な制度改変の影響を受けながらも、有るべき姿のリハビリテーションを目指し、自施設展開および他医療機関や介護事業所等との連携を図る。外来通院リハ、通所リハ、訪問でのリハ、リハビリ機能を主体とする短時間型通所介護施設、自費のメディカルフィットネスなど、複合的なサービス展開で都市における地域リハビリテーションのあり方を模索している。



■第V講座

山崎 嘉忠 (やまさき よしただ)
株式会社シダー 
代表取締役

病院のリハビリ職員から独立し、2000年に潟Vダーを設立。リハビリの専門職である理学療法士や作業療法士を配置した大型のデイサービスセンターを、地域のリハビリテーションセンターとして運営することを目指し、05年3月にジャスダック上場。デイサービスセンター『あおぞらの里』、介護付有料老人ホーム『ラ・ナシカ』を全国に展開。また、健康教室や在宅サービス、認知症デイサービスも手がけ、ドミナントエリアの拡大に注力。現在、運営事業所は全国で65か所。

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