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不動産・金融プレーヤーの破綻が相次ぐなか、
いかにしてステークホルダーをまとめ上げ、ファンドへの影響を最小限に抑えるか。

不動産ファンドの「継続」「再生」実務講座

プレーヤーの相次ぐ破綻で顕在化するリスクへの対策
ファンドの継続・再生に向けた留意点
ケーススタディで理解する後継アセットマネジャーとしての業務受託のポイント

ご案内
 世界的な不動産金融市況の悪化により、ここ数年急成長を続けてきた不動産ファンド事業者の破綻が相次いでいます。これに伴い関連プレーヤーの間では、従来のような「いかにして質の高い不動産に投資するか」「安定した運用を行なうか」という点に加え、ファンドの当事者が破綻した場合、残されたプレーヤーとして「どのようにファンドを継続、あるいは清算させていくか」という点にも配慮する必要が生じてきています。
 セミナーでは、万一ファンド当事者が破綻した際、残されたプレーヤーがどのようなリスクを負い、どのような対応を取るべきかについて法務の視点から詳解するとともに、不動産ファンドの主体となるアセットマネジメント会社が破綻したケースを想定し、後継アセットマネジャーへのスムーズな業務移管の進め方を、ケーススタディを用いて解説致します。
 当事者が破綻したファンドをいかにして継続・再生させ、その影響を最小限に抑えるかは、いまや不動産金融ビジネスを展開していくうえでは看過できない問題です。その一方で、既存ファンドの受け皿としての役割は大きな事業チャンスとも成り得ます。本セミナーは不動産ファンドビジネスに関わる全てのプレーヤーの皆様へ、そのための具体的な方策をご提示いたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00(15:00前後に約15分間の休憩を挟みます)

〈第T講座〉
不動産ファンドの継続・再生に際してのリスクと法的留意点

 ◆ファンド当事者が破綻した際のリスクと対策
  ・アセットマネジャー/プロパティマネジャー/デベロッパー 等

 ◆アセットマネジャーの交代に関する問題点
  ・旧アセットマネジャー契約終了の検討
  ・新アセットマネジャーとの契約締結
  ・TMKスキームの留意事項

 ◆継続・再生に際しての法的留意点

 講師:野間 敬和 TMI総合法律事務所 弁護士



〈第U講座〉
不動産ファンドの継続・再生実務の進め方

 ◆破綻ファンドの分類
  ・運営継続型と清算型

 ◆ファンドの継続・再生可能性の判断

 ◆いかにして継続・再生を進めるか
  ――AMの破綻〜ファンド承継までの流れ
  ・関係資料の確保
  ・ストラクチャーの整理
  ・ステークホルダーとの折衝
  ・関係各所への届出

 ◆後継AM会社の評価

 ◆ケーススタディ
  ・運営継続型1:
   「不動産に問題はないのにAMが破綻してしまった」
  ・運営継続型2:
   「開発型案件の竣工前にAMが破綻し、工事がストップした」
  ・清算型:
   「ファンドのローン返済が迫っており、物件の早期売却を迫られている」

  講師:諌山 哲史 ジャパンアセットトラスト梶@代表取締役

開催日時 2009年7月22日(水) 13:00〜17:00

会場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5  TEL.03-3261-5521
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

<第T講座>
野間 敬和 (のま よしかず)
TMI総合法律事務所 弁護士
1993年3月同志社大学法学部卒業、95年3月同志社大学大学院法学研究科私法学専攻修了。95年4月に最高裁判所司法研修所入所。97年4月大阪弁護士会に登録。2003年5月バージニア大学ロースクール修了(LL.M.)。04年2月からケンタッキー州のワイアット・タラント・アンド・コームス法律事務所勤務。04年5月ニューヨーク州弁護士資格取得。04年12月に東京弁護士会に登録。TMI総合法律事務所に勤務し、メリルリンチ日本証券鰍ノ出向。05年10月からTMI総合法律事務所に復帰し、06年7月にパートナーに就任。主な取扱分野は、証券化/プロジェクトファイナンス、金融コンプライアンス、国際金融取引、デリバティブ取引、M&Aファイナンス、コーポレート・ファイナンス、一般企業法務、倒産処理/企業再建などで、特に金融商品取引法とファンド組成について深い見識をもつ。現在『月刊プロパティマネジメント』誌にて「法令ニュース」を連載中。



<第U講座>
諌山 哲史 (いさやま てつふみ)
ジャパンアセットトラスト株式会社 代表取締役
1998年明治大学法学部卒業後、安田信託銀行梶i現・みずほ信託銀行梶jに入行。人事部を経て2支店に勤務。不動産担保融資、保険組合および個人富裕層に対するプライベートバンキング業務に従事。2000年、パシフィックマネジメント鞄社。全国2,000案件超の投融資分析業務およびファンドマネージャーとして6本約900億円の私募ファンドの組成・運用業務を手掛ける。05年、英国不動産会社大手グロブナーに移り、シニア・インベストメント・マネージャーとして投資業務、ファンド組成業務を推進。06年にジャパンアセットトラスト鰍設立、代表取締役に就任。以来50件以上、3,000億円超のファンド組成支援実績を有する。08年秋からはファンドの再生業務も開始し、後継アセットマネジャーとして6SPC、約70億円のポートフォリオを救済、他AM会社へ向けたファンド承継のアレンジャーとしても2SPC、約140億円の実績を有している。著書に「特定目的会社(TMK)活用の不動産証券化実務資料集」(綜合ユニコム刊)がある。

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