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医療・介護分野のなかでも今後の施設整備が期待されるリハビリテーション施設。
超高齢社会の到来で需要増が予想される今、民間事業者によるデイサービス施設における
リハビリテーションサービスの提供方法と、施設の開発・運営のあり方を学ぶ

民間事業者の参入により急速な施設展開が進む注目事業!
『リハビリ特化型デイサービス施設』の事業性研究

T.回復期リハビリの第一人者が考えるリハビリ医療・介護の未来像と民間事業者への期待
U.理学療法士がプロデュースする「リハビリ特化型デイサービス」の最適運営形態とは
V.リラクセーションサロン運営企業・(株)OMGによる「介護予防デイ」の施設FC展開戦略


ごあんない
 超高齢社会の到来に伴い、脳卒中や骨折などを契機にリハビリテーション(以下、リハビリ)が必要となる高齢者の絶対数が急増しています。しかし、急性期・回復期の医療保険によるリハビリは制度で定められた上限日数があり、またその後の維持期のリハビリは介護保険による「通所リハビリ」などでの対応が主となる一方、第2号被保険者(40歳以上65歳未満)が利用しにくい点や、短時間の個別リハビリ需要など、多様なリハビリニーズを満たし切れずにミスマッチが発生しているのが現状でした。
こうしたなか、リハビリプログラムに特化した「デイサービス施設」が、民間企業の参入が容易なことや、安定した事業性、利用者からの高い支持などもあり、介護予防や維持期のリハビリ需要の受け皿として急速に施設数を伸ばしています。運営形態も、低投資での参入が可能な小規模・短時間型のほか、既存デイサービスのリニューアルやフィットネス・エステ施設に併設された複合型など多種多様となっています。今後はこうした施設がいかに医療分野と連携し、多様なリハビリニーズの受け皿となれるかが事業成否の鍵となるでしょう。
 本セミナーでは、医療保険・介護保険におけるリハビリを取り巻く制度や環境変化を整理したうえで、利用者ニーズと今後求められる施設形態、および『リハビリ特化型デイサービス』の事業性と開発・運営手法について、先進的に取り組む事業者の方々にご登壇頂き、そのノウハウをご開示いただきます。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜13:50
T.リハビリテーション医療・介護の未来像
  ――リハビリテーション介護の領域において民間事業者に期待するもの


 1. リハビリテーションとは何か
 2. リハビリテーション医療の流れ
  ◯急性期・回復期・維持期におけるそれぞれの受け皿施設の整備状況
  ◯2004年に指摘された5つの課題と、解決へ向けたこれまでの取組み
 3. 今後の展望、民間介護事業者への期待
  ◯デイサービスによる“個別リハビリ”
  ◯訪問リハビリステーションによる“在宅リハビリ”の可能性
  ◯「リハビリ特化型デイサービス」に対しての期待と要望

 ■講師:医療法人社団輝生会/医療法人財団新誠会 理事長 石川 誠



14:00〜15:30
U.「リハビリ特化型デイサービス」の最適運営形態とは
  ――理学療法士の視点からみた、デイサービスにおけるリハビリ機能の提供方法


 1.拡大する「リハビリ特化型デイサービス」の実態
  ◯リハビリ医療・介護のなかでの位置づけ/利用者ニーズと提供サービスのポイント/
   その他の既存リハビリ対応施設と比較した事業性
 2.複数施設のプロデュースでみえた最適運営形態
  ◯小規模型(3〜4時間リハビリ特化型)/郊外独立型(6〜8時間リハビリ+食事+入浴)/
   ドラッグストア併設型/リニューアル型/高専賃一体型/各施設タイプの特徴と
   収支シミュレーション
 3.運営事例研究
  ◯「ポシブル都島」/「ポシブル春日野」/「ポシブル大和郡山」/
   「イオンモール内 ポシブル高の原」など
 4.今後の事業展開
  ◯店舗・立地条件に合わせた「リハビリ特化型デイ」のカスタマイズ戦略
  ◯エビデンスの高いリハビリシステム・プログラムの提供・配信方法
  ◯「ポシブル」のフランチャイズ展開・コンサルティング
   ・事例「ポシブル ビッグ・エス東海」

 ■講師:(株)誠和医科学 代表取締役/畿央大学健康科学部理学療法学科 特任教授 塩中雅博
     (社福)福慶生会 リハビリテーション室 室長/(株)ポシブル 代表取締役 永井正史



15:40〜17:00
V.急増する小規模リハビリ特化型デイサービスの実態
  ――民間事業者による"介護予防デイ"の事業化・FC展開の実際


 1.介護サービスとしての「介護予防デイ」開発に至る経緯・着眼点
  ◯群馬を拠点としたこれまでの介護事業(施設)の展開から生まれた疑問
  ◯従来の介護事業から、“選ばれる”介護サービス事業へ
  ◯介護業界における“ブルーオーシャン戦略”を考える
 2.介護予防デイ「GENKI NEXT」の事業概要
  ◯「3時間型」+「機能訓練特化」+「生活リハ」のビジネスモデル
  ◯提供サービスの内容と特徴、その狙い
  ◯運営実績(事業収支モデルの解説、利用者の年齢・介護度などの傾向)
 3.収益事業として取り組むためのポイント
  ◯低投資での事業参入が肝要
  ◯直営方式か運営受託方式か
  ◯人材採用・教育の重要性
  ◯「健康カレッジ50」(自費参加のフィットネスクラブ)などその他収入源の確保
   ・事例「GENKI NEXT伊勢崎」「GENKI NEXT羽生」
 4.今後の出店戦略、FC事業の勝算と課題

 ■講師:(株)OMG 取締役 介護事業部 事業部長 池上健司

開催日時 2009年4月16日(木) 13:00〜17:00

会場 飯田橋レインボービル 会議室
東京都新宿区市谷船河原町11 TEL 03-3260-4791
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

石川 誠 (いしかわ まこと)
医療法人社団輝生会 理事長
医療法人財団新誠会 理事長

群馬大学医学部卒業。神経外科医として群馬大学医学部、佐久総合病院、虎の門病院に勤務し、虎の門病院にてリハビリテーション医療に転向。1989年に高知県で近森リハビリテーション病院を創設、初代院長。2000年に浅草にて診療所を中心とした在宅ケア・リハビリテーションの拠点を立ち上げ、医療法人財団新誠会理事長に就任。02年に医療法人社団輝生会を立ち上げ理事長として05年まで初台リハビリテーション病院院長。08年に船橋市立リハビリテーション病院の指定管理者代表に就任。
全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会会長、日本リハビリテーション病院・施設協会副会長、全国訪問リハビリテーション研究会顧問、日本リハビリテーション医学会専門医、日本脳神経外科学会専門医。




塩中 雅博 (しおなか まさひろ)
株式会社誠和医科学 代表取締役
畿央大学健康科学部理学療法学科 特任教授
NPO全国在宅リハビリテーションを考える会 理事長

理学療法士26年目。神戸大学大学院医学系研究科リハビリテーション診断学修了後、大学などの教育研究機関において理学療法士、作業療法士などリハビリテーション関連職種の教育にあたる。2000年より医療保険・介護保険・自費など様々な方法で「必要な時に」「必要なだけ」「本当に必要な」リハビリテーションをどのように提供すべきかのベストモデルを実践、その普及に尽力する。現在の直営事業所は11か所。近年では国際共同研究活動も推進し、一方国内においてはイオン(株)などの上場企業との協力により、介護保険と自費による「まちの健康・リハビリステーション ポシブル」を研究・開発し、その普及に力を注ぐ。




永井 正史 (ながい まさし)
社会福祉法人慶生会 リハビリテーション室 室長
医療法人快生会 理事
株式会社ポシブル 代表取締役

立命館大学法科大学院修了。2004年から社会福祉法人・医療法人の運営に携わり、在宅リハビリテーション事業を構築。特養でのリハビリの実践による職員全体の意識改革に始まり、リハビリ特化型デイサービスを開設。現在、リハビリ特化型デイを5施設、訪問看護ステーション、リハビリ特化型高専賃を展開。その他、特養2施設の生活リハ、介護予防教室なども企画。リハビリデイのFC事業や福祉用具の開発などを実施する(株)ポシブルも新たに設立。理学療法士。



池上 健司 (いけがみ けんじ)
株式会社OMG 取締役 介護事業部 事業部長
10歳代の頃より、フィットネス業界でトレーナーとして多くの一般会員・各種著名人を指導。特に医療リハの終了後に生活リハを希望する“リ・コンディショニング”のクライアント指導に注力。一方で施設経営にも携わり、運営から開発等のマーケティングも経験。その後、広義の健康サービス産業として、フィットネスのベンチャー企業や医療法人の介護予防事業、コンプレックス・ビジネス(毛髪)、スパビジネス、岩盤浴ビジネス等の多岐にわたる事業開発に携わり、2007年に(株)OMGへ入社。新たな介護ビジネスとして介護予防事業を推進するべく「GENKI NEXT」を開発。現在、有料老人ホームやデイサービスなどの介護事業とGENKI NEXTのフランチャイズ推進を担当。

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