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競争激化や時代不適合で売上不振・苦境に陥ったSC(ショッピングセンター)を
ソフト面を重視したリニューアルで生まれ変わらせ(リボーン)、
“繁盛型SC”として再生し、価値を高めるために!

ソフトを優先してハード面と一体化したリニューアル、
コンセプトやMDおよびテナントミックスのソフト戦略で成果を得る!

SC再生のためのソフト戦略に基づくリニューアル実践手法事例研究
売上不振状況から“繁盛型SC”に生まれ変わった日米SCの具体事例を詳解

ごあんない
 景気後退によって消費が落ち込み、百貨店など商業施設における販売額が前年割れを続けています。最強の小売業態といわれるSC(ショッピングセンター)も例外ではなく、テナントが同質化して魅力を失ったり、専門店街のテナントが歯抜け状態になっていたり、GMS(総合スーパー)や専門大型店などの核店舗が撤退してSCの体をなしていなかったり、時代不適合な業態のままで生き残りが困難となっているSCも少なくありません。ファイナンス環境の悪化で大規模リニューアルの資金調達も容易でないなか、“繁盛型SC”へと生まれ変わらせる(リボーン)にはどうすればよいのでしょうか。
 本セミナーでは、多額の投資を必要とするハード面でのリニューアルよりも、コンセプトやMD(商品政策)の変更、テナントの入替え等によるソフト優先のリニューアルで再生を図る実践手法を、日米のさまざまな事例を交えながら詳細に解説してまいります。
商業施設に投資する不動産ファンドや開発を手がけるデベロッパー、運営・管理にあたる商業PM会社など、SCの売上げ増加を模索する関係各位のご参加をお待ちしております。


セミナープログラム&タイムスケジュール

10:30〜17:00(12:00〜13:00は昼食休憩、15:00〜15:20はコーヒーブレイクを予定しています)

T.SCの再生計画とリニューアル実践手法
 ●SC再生の目的と目標
 <3つの目的>
  根本的に「コンセプト」を再生/
  立地に見合う「収益構造」を再生/
  10年間ビクともしない「競争優位性」を再生
 <3つの目標>
  勝ちパターン化(敵の参入障壁の高いSCづくり)/
  イメージ一新(お客やテナントから「変わった」とハード・ソフト両面から認めてもらうSCづくり)/
  ローコスト化(ハードのソフトへの概念転換で投資を少なく、成果の高いSCづくり)

 ●SC再生計画のパターン
 <SC再生の形態上のパターン>
 ・増築あり:新館方式(新本館方式、別館方式)/ハイブリッド方式(ライフスタイルセンター、
  アウトレットモール、エンターテインメントセンター、等)
 ・増築なし:増床なし(同一売場面積でやりくりMD)/増床あり(やりくり増床でやりくりMD)

 ●SC再生計画のステップ
 ・第1ステップ「フィジビリティスタディ」:SC再生を図る事業計画の意思決定のための調査・分析
 ・第2ステップ「基本計画」:SC再生を具現化するための実現可能なプランの作成
 ・第3ステップ「実施・推進計画」:具体的に形作る行動プランの作成


U.日米におけるSC再生の事例研究
 ●ユニバーシティ・ヴィレッジ
(米国ワシントン州、1957年開業、1995年と2004年再生)
  崩壊寸前のコミュニティ型SCを増床せずに、核店に代わるマグネットストアや専門店を
  やりくりして導入、かつ商環境イメージを高めてライフスタイルセンターとして再生。

 ●アルダーウッドモール
(米国ワシントン州、1979年開業、2004年再生)
  リージョナル型SCとして繁盛していたが、競争激化と消費性向の変化で低落化。外部敷地に
  シネコンとレストラン街のエンターテインメントセンターや、シニア志向のテナントや個性的
  テナントによるライフスタイルセンターを付加して再生。

 ●グンゼ タウンセンターつかしん(兵庫県尼崎市、1985年開業、2006年再生)
  百貨店を核とした街づくり型SCとして華々しくスタートしたが、百貨店としての立地不適合性や
  競合激化で大苦戦。地域密着型SCとして食の徹底強化と、ヨーロッパ型のプレイス(居心地感)
  を商環境に用いて、ライフスタイルセンター志向のRSCとして再生。

 ●福井ベル(福井県福井市、1980年開業、2005年再生)
  福井エリアで唯一の本格的SCとして繁盛していた協同組合方式の地元主導型SCであったが、
  周辺に大型SCが続々と開発され、またMD面での相乗効果が発揮できず苦戦。そこで増床せずに、
  適正なる核店と専門店の配置、テナント売場面積の最適化等を図り、極力投資を抑えた
  身の丈リニューアルを実施し、確実に売上増が期待できるようになった。

 ●ポップタウン住道オペラパーク(大阪府大東市、1972年開業、2010年再生予定)
  コミュニティ型SCで開業して低迷していたが、百貨店を核店として導入、スペインをイメージ
  した商環境づくりで、地域のライフスタイルに適合したヨーロッパ型のSCづくりで再生を図る。


V.SC再生のためのリーシング手法と「ビックリ売れ」SC・テナントのメカニズム
 ●SC再生のリーシング手法
  ・お願い型・タナボタ型リーシングからの脱却
  ・マーケティングベース・リーシング手法の導入
  ・デベロッパーとテナントが互いに共通した正確な情報を持ち、それに基づき適切なる
   デベロッパーとテナントが「選び合う」リーシング手法
  ・リーシング戦略、テナント情報提供手法、テナント動向把握手法、テナントへの
   プレゼンテーション手法、コミュニケーションシップ・リーシング手法

 ●SC再生における「ビックリ売れ」メカニズム手法の導入
  ・「ビックリ売れ」とは、SCの仕組みを適確に行なうことでMDからの売上げより2〜3倍
   売れる現象
  ・中心市街地のRSCで600億円(通常300億円)売れているSCのメカニズムの事例
  ・SC内のドラッグストアが8億円(通常2億〜3億円)売れているメカニズムの解明
  ・地域密着型SC内で食品が100億円(通常30億〜50億円)売れているメカニズムの解明

開催日時 2009年3月24日(火) 10:30〜17:00

会場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL.03-3261-5521
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 39,900円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,900円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
※テキスト・昼食・コーヒー代を含む。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

六車 秀之(むぐるま ひでゆき)
株式会社ダイナミックマーケティング社 代表
SC経営士(日本SC協会認定)

1945年香川県生まれ。ショッピングセンター(SC)および流通業のマーケットリサーチ・企画・コンサルティング歴は30年に及ぶ。デベロッパーサイドからのSC開発・リニューアルを中心に業務を行なっている。SCコンサルタントは開発という視点での指導が多いなか、早くから長期繁栄のための運営サイドの視点でSCのあり方を訴えつづけ、流通飽和期のなかで生き残るための勝ちパターンの原理・原則を着々と確立している。主な著書に『ライフスタイルセンターの成功のメカニズム』『SC開発・リニューアル・運営のノウハウ集』『流通とSC・私の視点(第1集〜第9集)』『ライフスタイルセンターの構築』『アウトレットモール開発計画・実態調査資料』などがある。

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