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世界的な金融不況により一変した不動産金融マーケット
いま、ローンを実行する有力レンダーは国内不動産市場をどう見ているのか!


市場大転換期の「不動産ファイナンス戦略」研究

現環境下でプレーヤーが検討すべき資金調達戦略上の課題とは?
ローンの条件はどのように決定されるのか?
グローバルマーケットから見た日本の不動産市場の評価は?
有力レンダーの知見を通し、これからの「不動産ファイナンス戦略」を探る!

ご案内
 サブプライムローン問題を発端とする世界規模での金融信用収縮により、多くの外資系CMBSレンダーは日本からの撤退を始め、国内銀行を中心としたバランスシートレンダーの間でも信用不安から不動産への投融資は限定的な状況にあります。その結果、不動産投資に際しての資金調達やファンドのリファイナンスが困難となり、新規開発・取得の減少や物件価格の下落を引き起こすなど、不動産金融市場全体の停滞を招いてしまっている状況です。
 このように従来の好況から一転した市場にあって、一部の資金力を持つプレーヤーは、不動産の収益性が底堅いことから、競合が少なく価格も安い今こそを事業機会として投資を積極化するケースも見受けられますが、これまでレンダーからの融資を基に不動産投資に携わってきた他の多くのプレーヤーにとっては、不動産投資における資金調達は喫緊の問題であり、早期の融資活性化が切望されています。
 本セミナーでは、不動産事業のカギを握るファイナンス戦略にスポットをあて、国内不動産ファイナンスの現状把握、市場転換期のファイナンスのあり方、融資に際してのリスクの読み方、そしてボロワーサイドにおける財務戦略などをテーマに、有力レンダーの融資戦略も交えながら、現環境下での不動産ファイナンス戦略の描き方を提示します。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜15:00
T.不動産ファイナンスの現状と「CMBSレンダー」の動向
○日本の不動産ファイナンス市況はどう変わった

 ・レンダー各業態の動向、「CMBSレンダー」「BSレンダー」の現状
 ・海外金融資本市場の動向が国内ノンリコースファイナンス市場に与える影響
 ・本年国内最大(約1,300億円)のCMBS発行実績から見えてくる、
   国内CMBS投資家の投資需要と投資スタンス
 ・ローンの条件はどう決定されるのか? 裏付資産のタイプ・地域、その他、
   ローンのプライシング要素とは?

○資金調達戦略における検討課題
 ・現環境下でプレーヤーが検討すべき資金調達戦略上の課題とは?
 ・不動産ファイナンスにおける資本構成戦略

○ドイツ銀行グループ不動産ファイナンス部門の取組スタンス
 ・多様な資金需要に対応


15:15〜16:45

U.海外から評価した国内不動産市場と新規BSレンダーの融資戦略
○不況下でこそ高まる「ノンリコースローン」の役割

 ・再認識されている「ノンリコース」の意義
 ・ノンリコースローンのレンダーが本来とるべきリスク
 ・いま求められているノンリコースローンとは?
 ・多様化するボロワーニーズへの対応策

○グローバルマーケットから見た国内不動産市場
 ・評価される日本の不動産ファンダメンタルズ
 ・なぜ、いまBS(バランスシート)レンダーとして外資系金融機関が新規参入できるのか
 ・「デカ・リアルエステート・レンディング」の融資対象・戦略
 ・国内不動産市場の将来展望

開催日時 2008年12月19日(金) 13:00〜16:45

会場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL.03-3261-5521

参加費 37,800円(1名様につき)
(消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合
  35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含みます。

インターネットでもお申込みできます)

お問合せ・お申込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル

講師プロフィール

第T講座
小抜 祐一
(おぬき ゆういち)
ドイツ銀行東京支店 不動産ファイナンス部
マネージングディレクター

2003年ドイツ銀行グループ入社。現在、ドイツ銀行東京支店不動産ファイナンス部にて、不動産ファイナンスの本邦におけるオリジネーションを統括。主として大型のノンリコースファイナンスの実施を手がけるほか、CMBS組成やシンジケーションに関与。日本および米国にて、不動産ファイナンス、ストラクチャードファイナンス分野において15年間の経験を有する。ドイツ銀行グループ入社以前は、みずほ証券にて不動産証券化業務を担当。また、1999年までは日本長期信用銀行(現・新生銀行)にて、東京およびニューヨークにてストラクチャードファイナンスや資本市場業務を担当。88年東京大学経済学部卒。93年ミシガン大学経営大学院MBA。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。



第U講座
根岸 憲一
(ねぎし けんいち)
デカ・リアルエステート・レンディング株式会社
代表取締役

早稲田大学法学部卒業。野村不動産で国内外の住居系・商業系不動産の開発、販売等を担当。その後、ドイチェ・モルガン・グレンフェル証券にて国内不動産担保付不良債権のデューデリジェンスおよび評価を行なう。JPモルガン証券に移り、不良債権投資、ノンリコース融資、不動産関連会社のIRに従事。メリルリンチ日本証券では、マネージングディレクターとして不動産ファイナンス部を立ち上げ、ローン提供、CMBS組成販売を行なう。2008年、デカ・リアルエステート・レンディングを設立し、代表取締役に就任。

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