綜合ユニコム｜ゴルフ場の事業価値向上のための［経営力］［運営力］研究

綜合ユニコム｜セミナー

加熱したゴルフ場投資時代は終焉し、
［高集客］［持続成長］を遂げるためのマネジメントの時代へ
ゴルフ場は［経営力再生］［事業価値向上］［運営力］をいかに構築するか

ゴルフ場マネジメントセミナー2008
ゴルフ場の事業価値向上のための［経営力］［運営力］研究

破綻からの再生は現場力、顧客満足力が果たす：鹿沼グループ
さらなる成長のための事業戦略をいかに進めるのか：PGMグループ

ごあんない
　ゴルフ場は、サブプライムローン問題を発端とする世界的な金融・不動産の異常事態の影響を受け、投資事業としての売買価格や利回りが大きく変化しています。これからのゴルフ場は投資事業という側面以上に、「経営力」がより重視され、ゴルフ場の運営力・サービス力が事業価値を高める最重要項目であることは間違いありません。また、今後も「事業再生」業務は拡大してくことが予想され、競合に勝つのは運営力あるコースであるといえます。
　本セミナーでは、ゴルフ場の事業環境を分析しながら、マーケティング戦略に基づく集客力、新たなアイデアに基づく収益性の高め方を学び、ゴルフ場の事業価値向上の手法を研究してまいります。ケーススタディとして経営破綻から自力再生を果たした「鹿沼グループ」と、さまざまな営業戦略を打ち出しながら、ゴルフ場事業の躍進を遂げる「PGMグループ」、それぞれの経営手法をみながら、今後のゴルフ場の方向性を学んでまいります。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

13:00～14:00（基調講演）
Ⅰ. ゴルフ場の［事業環境］と［経営指標］
　　――経営力の時代に突入したゴルフ場のリ・マーケティング
　1.ゴルフ場の[事業環境]とマーケット分析
　　（1）ゴルフ場市場の概況／変化した投資環境の現状／主要運営企業の動向
　2.マネジメントの時代に留意すべき経営指標分析
　　（1）最新市場データ分析（入場者数・消費単価・売上・コスト・キャッシュフロー）
　　（2）プレーヤー像の動向（プレー回数、年齢構成、消費動向）
　3. ゴルフ場の強みをいかに打ち出し、集客し、売上げをあげるか
　　（1）ＳＷＯＴ分析に基づく強み・弱み分析でどう営業戦略を立て、伸ばすか
　　（2）アップサイドを狙う売上げをどうつくるか
　4.今後のゴルフ場事業環境の見通し
　　（1）投資事業としてのゴルフ場
　　（2）会員権販売、預託金問題
　　（3）20年後のゴルフ場業界の活性化への取り組み
　　（4）[投資]から[再生][経営]、そして[生き残り]の時代へ

　講師：小林秀光　㈱KPMG FAS　シニアマネージャー

14:10～15:30（事業研究:自力再生）
Ⅱ. 破綻から自主再生へ。
　　鹿沼グループ4ゴルフ場の再生手法と事業価値向上戦略
　1.自力再生を果たしたゴルフ場グループ企業の足跡
　　（1）鹿沼グループのプロフィール
　　（2）経営破綻・民事再生・経営改善・従業員意識改革・法的整理の終結迄の経過
　2.ゴルフ場再生の重点ポイント
　　（1）ゴルフ場の経営分析――自施設のメリット・デメリット、コンセプトの見直し
　　（2）運営・経営改善――現場従業員が生きる組織づくり
　　　　経営計画の策定／「人財力」の強化／組織力向上の具体策／ESの取組み
　　（3）顧客・会員の満足度アップへの取組み
　3.自力再生を果たせた理由・・・・・・全社的な協力体制／他業種に学ぶこと

　講師：福島範治　鹿沼グループ　代表取締役　

15:40～17:00（事業研究：営業力・集客力向上）
Ⅲ. PGMグループのゴルフ場事業戦略
　　――いかに顧客満足を高め集客していくか
　1.PGMグループからみた最新ゴルフ場事業環境
　　（1）ゴルフ場をめぐるマーケットの動向
　　（2）PGMグループの営業実態・運営データからみた事業環境
　2.投資としての目線・・・・・・ゴルフ場のグループ化はまだ進むのか
　3.ゴルフ場運営・集客・サービス向上の重点ポイント
　　――ゴルファーへのサービス強化最新動向
　4.PGMグループの最新重点施策
　　（1）新設「イーグルレイクゴルフクラブ」の開発経緯と事業計画の実際
　　（2）営業力強化のためのセールススタッフ、トレーニングスタッフの増員
　　（3）営業収益を上げるための施策
　5.今後の事業戦略

　講師：草深多計志　
　　　　パシフィックゴルフグループインターナショナルホールディングス㈱　代表取締役社長

開催日時■	2008年11月25日（火）　13：00～17：00
会場	九段会館東京都千代田区九段南1-6-5　TEL.03-3261-5521
参加費	●37,800円（１名様につき）（消費税および地方消費税 1,800円含む） ●同一申込書にて２名様以上参加の場合　 35,700円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,700円含む） ※テキスト・コーヒー代を含みます。
（インターネットでもお申込みできます）
お問合せ・お申込み先綜合ユニコム株式会社企画事業部　〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル

講師プロフィール

小林秀光（こばやし　ひでみつ）
ＫＰＭＧにおいて、主にゴルフ場事業、不動産事業を対象とした事業再生アドバイザリー業務、トランザクションアドバイザリー業務等を担当。ゴルフ場事業関連アドバイザリー業務としては、M&Aではセラーサイドアドバイザリー業務およびバイヤーサイドアドバイザリー業務、オペレーションに関してはオペレーションリストラクチャリングアドバイザリー業務等多数の実績を有している。ＫＰＭＧ入社以前は大手ゼネコンにてゴルフ場を中心としたリゾート施設の企画・開発業務や不動産開発事業、不良資産処理業務、ＰＦＩ推進業務等を担当。

福島範治（ふくしまのりはる）
同グループは1964年開業の「鹿沼カントリー倶楽部」を70年に取得したのを機にゴルフ場事業に参入。
その後、75年「鹿沼72カントリークラブ」、78年「富士御殿場ゴルフ倶楽部」、91年「栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部」を開発。しかしバブル経済の崩壊でゴルフ場売上げが93年ピーク時の42％にまで減少、多角化で広げた他事業も軌道に乗れず経営再建に着手。不採算事業からの撤退、資産リストラを図った。
04年3月民事再生手続きを申請。07年12月再生計画が終結し、4つのゴルフ場グループの自力再生を成し遂げた。再生を加速させたのは法的整理の結果ばかりでなく、99年8月からゴルフ場経営の改革をスタートさせ、スタッフ力・現場力に力点をおいた風土改革を行なったことも大きく、そのリーダーシップをとってきた。

草深多計志（くさふか　たけし）
1985年住友銀行入行、87年同行経済調査部で海外経済情勢調査に携わる。88年カリフォルニア大学バークレー校経営大学院入学、主に金融を学び、90年同大学院を卒業、経営学修士を取得。その後住友銀行経済調査部に復帰。92年に同行融資第三部より米国ペブルビーチ･ゴルフリゾートに出向し、ゴルフコース経営のノウハウを学ぶ。98年帰国し、同行融資第三部に復帰。2000年同行融資第二部に勤務、01年より三井住友銀行本店営業第十部に勤務。01年7月、パシフィックゴルフマネージメント㈱入社。5ゴルフ場の統括支配人を歴任し、02年にはSTT開発㈱、日本ゴルフ振興㈱、㈱地産の入札に中心メンバーとして参画。03 年3月にパシフィックゴルフマネージメント㈱取締役に就任（現任）。03年に運営本部長として全国のゴルフ場オペレーション統括を担当の後、04年9月西日本運営本部長に就任。同年12月パシフィックゴルフグループインターナショナルホールディングス㈱設立と同時に、同社取締役に就任。06年3月パシフィックゴルフプロパティーズ㈱代表取締役社長に就任（現任）。新規ゴルフ場買収の陣頭指揮からプロショップ、レストラン、練習場などの施設・サービス面における折衝にも注力する。07年12月10日付けで、パシフィックゴルフグループインターナショナルホールディングス㈱代表取締役社長に就任。
＜現在の役職＞
パシフィックゴルフグループインターナショナルホールディングス㈱代表取締役社長
パシフィックゴルフプロパティーズ㈱代表取締役社長
パシフィックゴルフマネージメント㈱取締役
千登世商事㈱代表取締役社長

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