綜合ユニコム｜『次世代型ミドルクラスビル』マーケティング＆開発研究

綜合ユニコム｜セミナー

投資対象として俄然注目を集める「アッパーミドルクラスビル」の
市場性からハード・ソフトにおける“プレミア価値”の創り方を詳解

『次世代型ミドルクラスビル』マーケティング＆開発研究

――投資家に選ばれる「オフィスビル」勝ち組の条件――
――アッパーミドルクラスビル／中規模プレミアムビル／etc.――

ごあんない
オフィスビルの新規成約賃料は2004年から07年の三年間で1.5倍になったと言われています。
その背景には、都心部におけるＳクラスやＡクラスビルの相次ぐオープンによるところが大きく影響しています。しかし今後は、昨年大幅に値上がりした賃料の一部調整局面はあるものの、開発事業の用地不足問題などにより大規模開発は難しくなることから、新規オフィスビル供給が減少し需給がタイトになることが予想されます。
一方でテナントは、耐震問題やアスベストなど安心・安全なビルを求める傾向が強まってきており、築古のビルから新しいビルへの移転需要も高くなっています。
そのようななか、１フロア100～300坪程度の中規模ながらハイスペックな機能を付加したオフィスビルの開発に注目が集まっています。すでにデベロッパー各社では、「アッパーミドルクラスビル」等と銘打ち、次世代の『ハイスペック中規模オフィスビル』の開発へとその軸足はシフトしつつあります。
本セミナーは、投資対象として注目度が高まる「ハイスペック中規模オフィスビル」の市場動向を整理・分析することにより、投資対象としての魅力を探るとともに、「ハイスペック中規模オフィスビル」に求められるプレミア価値の創り方をハード・ソフト両面より研究してまいります。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

13:00～14:50
I．オフィスビル市場の動向と勝ち組の条件
　――テナント・投資家に選ばれるオフィスビルの条件を探る

　１．オフィス市場の現状と今後の見通し
　　○東京オフィス市場の現状
　　　･････空室率と賃料の最新動向
　　○東京と地方の特徴比較
　　　･････供給過剰が不安視される地方市場
　　○東京における今後のオフィスビル開発動向
　　○東京オフィス市場の今後の見通し
　　　･････「2010年問題」は杞憂だったか

　２．オフィスビル大競争時代･････勝ち組の条件を探る
　　○投資マネーはオフィス市場をどう変えたか
　　○Ａクラスビルの“プレミア価値”とは何か
　　　･････賃料を上乗せできるビルの条件
　　○ミドルクラスビルの強みは何か
　　　･････不動産会社大手、J-REITなど先行事例からみる成功の条件
　　○注目されるグリーンビル
　　　･････その背景と将来展望
　　○オフィスビルのブランド戦略／など

■講師：松村　徹

（株）ニッセイ基礎研究所　金融研究部門　
不動産投資分析チーム　上席主任研究員

15:10～17:00
II．【事例研究】投資対象としてみたアッパーミドルクラスビル「開発・運営」実務
　――規模別オフィスビルの「プレミアム価値の創り方」
　――管理運営・総合商社の視点を最大限に活かしたビル開発・運営手法

　１．投資商品として魅力高い「オフィスビル」とは
　　　○現在の市況化において求められるオフィスビル
　　　○オフィスビル市場動向
　　　　･････いかに読み、需要に合わせた開発を行なうべきか

　２．【事例研究】オフィスビル付加価値の［見方］［創り方］［伸ばし方］
　　　○小～中規模ビルの付加価値
　　　　･････これからの中規模オフィスビルに求められる機能とは
　　　○小～中規模ビルのポテンシャルの引き出し方
　　　○ハード面（デザイン・設計・構造・機能・施工）
　　　○ＰＭの視点での開発の考え方
　　　　･････ビル運営力（管理・修繕）の側面からのアプローチ
　　　○テナントは何を望んでいるのか
　　　○総合商社のデベロッパーとしての開発力とは

　３．中長期を見据えたオフィスビルの賃貸のあり方

　４．オフィスビル市場の課題と今後の開発の方向性

■講師：井上　弘毅

住友商事（株）　ビル事業部長
住商ビルマネージメント（株）　代表取締役社長

開催日時	2008年10月29日（水）　13:00～17:00
会場	銀座ラフィナート東京都中央区銀座1-26-1　TEL.03-3564-0888（代） ※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費	37,800円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,800円含む） ●同一申込書にて２名様以上参加の場合は　35,700円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,700円含む） ※テキスト代を含む。
（インターネットでもお申込みできます）
お問合せ・お申し込み先綜合ユニコム株式会社企画事業部　〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル　TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

第Ⅰ講座
松村　徹
株式会社ニッセイ基礎研究所　金融研究部門　
不動産投資分析チーム　上席主任研究員
1978年大阪大学経済学部卒業後、日本生命保険入社。主計部、財務企画室、埼玉県政策審議室派遣、業務開発室等を経て、88年より現職。現在、不動産投資分析チームリーダーとして、不動産投資分野の調査研究及びJ-REIT・ファンドの投資助言を担当。主な著書に、『不動産証券化入門』（共著、シグマベイスキャピタル社、1999年）､『団塊世代の定年と日本経済』（部分執筆、日本評論社、2004年）。主な論文に、『東京オフィス市場の2010年問題』（2002年）、『注目されるグリーンビルディング』（2008年）ほか多数。東京都公共事業評価委員（1999～2006年度）。不動産証券化協会認定第１回マスター。

第Ⅱ講座
井上　弘毅
住友商事株式会社　ビル事業部長
住商ビルマネージメント株式会社　代表取締役社長
1979年慶應大学経済学部卒業後、住友商事（株）に入社。建設不動産本部建設不動産業務部に配属。85年～93年インドネシア（ジャカルタ）に駐在し、P.T.Summitmas Property副社長に就任。ジャカルタでのオフィスビル開発・運営に携わる。93年東京ビル事業部長付。晴海一丁目市街地再開発事業に携わり、2001年「晴海トリトンスクエア」オープン。02年商業施設事業部長を経て、05年より現職。06年富士重工と共同開発したロボット清掃システムで「第１回ロボット大賞」大賞受賞。

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