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サブプライムローン問題で証券化商品への信頼が揺らいでいる。
本来、不動産証券化という投資技術はリスクを「低減」することが目的であったのだが、
リスクを「移転」、あるいは「先送り」「たらい回し」にしたことが不信の要因となったのだ。
今こそ、不動産証券化における「リスクマネジメント」の本質を理解することが重要である!

不動産投資の[デット]による成長戦略・
[エクイティ]によるリスク管理実務研究[基礎講座]


戦略的な不動産投資のための[レバレッジ]と[リスクマネジメント]の基本を学ぶ

ごあんない
 日本の不動産投資市場は、ビジネスプレーヤーの総入れ替えともいうべきドラスティックな市場のダイナミズムによって、バブル経済崩壊以後の「失われた10年」から脱却し、不動産証券化などの新しい投資技術、REIT市場にはグローバルな資金を呼び込み活況を呈しました。しかし、今またサブプライムローン問題などグローバルなリスクの大波により市場が揺れております。
「不動産証券化」という新しい投資技術は、本来このようなリスクを「低減化」するものとして開発されたものです。今後の不動産投資市場再活性化のためには、景気や市場のアップダウンを恐れることなく、オリジナルな投資技術を開発し、アクティブに市場に参加するビジネスプレーヤーがいかに活躍するかにかかっています。
 本セミナーでは基本に立ち返り、不動産証券化・流動化のための投資ビークルの構造を構成する「アセット」「デット」「エクイティ」各セクターの関係を把握し、不動産投資技術の要ともいうべき「レバレッジ」と「リスクマネジメント」の理解に重点を置いてまいります。その上で参加者・ビジネスプレーヤーが、オリジナルなビジネスモデルを開発する上で必要となる基礎知識を解説してまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜16:50 ※途中15時頃を目途にコーヒーブレイク(休憩)を挟みます

T.パラダイムシフトを迫られる不動産投資市場の現状
 ●2005年以降の不動産投資市場の成長・技術革新・変化・現状
 ●不動産投資市場で進むパラダイムシフトのなか、
  ビジネスプレーヤーには何が求められているのか

U.不動産投資は誰のためのものか
 ●投資ビークル
 ●投資主体は誰か? 
 ●誰に貢献する成長戦略か?
 ●ステークホルダーの役割
 ●ステークホルダー間の価値移転
 ●ファイナンスの戦略とは

V.デットによる成長戦略
  ――レバレッジ戦略の基本と活用

 ●投資ビークルを構成する「デット」の構造・ステークホルダーの目的
 ●投資効果を高めるレバレッジとは何か、レバレッジ戦略とは何か
 ●レバレッジのシミュレーション
  ――ロー、ミドル、ハイそれぞれの事例に基づくレバレッジの仕組みと算出
    LTV、ROA,金利、ROE,レバレッジの相関から見る投資局面の読み方
 ●レバレッジのビジネスモデル
 ●ハイレバレッジ不動産投資モデル
 ●オーバーレバレッジ不動産投資モデル
  ――対象不動産の収益が下がりレバレッジ効果が現れない例/過剰投資 
 ●オーバーレバレッジのパターン・・・・収益性と金利の相関
 ●リスク資産の本質・リスクの推定・計量方法
 ●リスクマネジメントとその最適性
  ――レバレッジとリスクエクスポージャー/リスクプレミアム
 ●市場循環における市場ニーズと投資技術の革新をいかに図るか

W.エクイティによるリスク管理
 ●市場でのリスクの増大
 ●市場の新しいプレーヤーの登場
  ――インベスター・ヘッジャー・スペキュレーター
 ●エクイティの役割
 ●リスクマネジメントの限界、リスク移転に対するニーズ
 ●市場ニーズと新しいビジネスモデル・・・・・デリバティブ商品

X.質疑応答

開催日時 2008年7月4日(金) 13:00〜16:50

会場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL.03-3261-5521
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
(消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合
  35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含みます。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル

講師プロフィール

川津 昌作 (かわつ しょうさく)
川津商事 代表取締役
川津ビル 代表取締役
博士(経営学)名古屋学院大学大学院
日本不動産学会 
日本不動産金融工学会所属

1958年生まれ。81年滋賀大学経済学部卒業後、同年松下電器産業鰍ノ入社、設備機器営業本部に着任。85年川津ビル椛纒\取締役に就任。同年、川津商事椛纒\取締役も兼務。自ら不動産資産を運用しながら、不動産コンサルタントとして不動産の売買・仲介にも従事している。また、インターネットWEBサイト「不動産何でも相談室」(http://www.kawatu.co.jp/nagoya/)を主宰する。
「不動産投資には投資哲学が必要」が信条。技術、スキームにとらわれすぎた投資はブームでしかなく、あまりにも短期的に他に左右されすぎる最近の安易な不動産投資の類に警鐘を鳴らす。投資哲学は投資家のアイデンティティとして、しっかりした理論、投資に関する知識をもってこそ生まれるものと考える。不動産事業経営者として不動産市場の現場に身を置きながら、不動産金融工学に基づく投資理論や、メカニズムを解釈し実践する不動産業界屈指の経営者。
主な著書:「不動産投資マネージメントの戦略」(2000年、晃洋書房), 「不動産投資の成長メカニズム」(2002年、清文社), 同書韓国語翻訳出版(2004年、日本著作権輸出センター取次), 「不動産投資戦略」(2004年、清文社), 「ハイレバレッジ不動産投資」(2006年、清文社), 「リスクを移転し始めた不動産投資市場」(2008年、清文社)その他論文、行政・業界紙寄稿多数

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