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「実物不動産売買」「不動産証券化」「CRE」「M&A」「企業会計」時に必須となる
不動産デューデリジェンスの評価・分析・チェックポイントを学ぶ!

不動産の「投資」「時価評価」 に活用するための
【最新】不動産デューデリジェンス実務研究

東京建築検査機構 ER業務の最新動向、瑕疵物件の再生と遵法性
中央三井信託銀行 金融機関・投資家サイドが見るチェックポイントとは

ごあんない
 『不動産デューデリジェンス』を取り巻く環境が大きく変化しています。金融商品取引法施行に伴なう投資用不動産に対するコンプライアンスや透明性確保の厳格化、エンジニアリング・レポート(ER)と不動産鑑定評価基準との連動性、CRE(企業不動産)戦略やM&Aにおける不動産評価と企業価値など、『不動産デューデリジェンス』に求められる「質」「内容」「範囲」「重要度」はいずれも増しています。不動産投資担当者としては、投資目的や立場によって異なる“各数値がもつ意味”を理解したうえで、「投資リスク把握」「リスク軽減・リスク回避手段構築」「適正投資価値把握」「投資効率向上」を行なうための、【最新実務知識】の習得が急務となっています。
 本セミナーは、第I講座では「エンジニアリング・レポート(ER)業務」に焦点をあて、「遵法性」「シナリオCAPEX算定」「土壌汚染」「構造計算」「PML詳細診断」などのポイントを詳解した上で、近年急増する「瑕疵物件の再生と遵法性」についてアセットタイプ別の実例を基に研究してまいります。
また第II講座では、不動産ファイナンスの現況を踏まえながら、金融・投資家サイドから見た「不動産デューデリジェンス」を信託受益権化物件と実物不動産との違いについても言及しつつ、そのチェックポイントを示し、実務上陥りやすい問題と解決の方向性を開示してまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:40(100分)
I.不動産デューデリジェンス実務ノウハウ・・・市場環境、ERの内容・ポイント

 1.デューデリジェンスを取り巻く市場環境
   ○証券化・流動化による不動産取引の進展
   ○J−REIT、私募ファンドの市場規模
 2.デューデリジェンスの経緯と現状
   ○デューデリジェンスの分野・目的
   ○デューデリジェンスの成長過程、対象物件の変遷
   ○現状の問題点・課題
 3.エンジニアリング・レポートの内容・評価ポイント
   ○遵法性、劣化診断・中長期修繕費用、建物環境、土壌汚染、再調達価格、
    地震リスク
 4.デューデリジェンス業務の新しい動き
   ○遵法性2次調査、シナリオCAPEX算定、構造設計レビュー、
    PML詳細診断、CREマネジメントへの適用
 5.アセットタイプ別にみた遵法性問題
   〜事務所ビル、商業施設、飲食ビル、共同住宅、ホテル、物流施設、工作物〜
   二方向避難、排煙に支障をきたしている事例/ 屋外避難階段と見なされない事例/
   ATMコーナー、宝くじ売場の増設事例/ 過去に遡り用途変更手続が受理された事例/
   検済証がない事例(屋外広告塔、各種増改築、庇増設)/ 避難通路幅員が欠損している事例/
   窓先空地が設置されていない事例/ 開放廊下が室内化されている事例/
   メザニン床が増設されている事例/ 身障者用客室、駐車場が改造されている事例/
   屋外避難階段(屋内通路ルート避難)事例/ 防火区画が形成されていない事例/
   避難階段にロッカー等が置かれている事例/ 外壁タイル剥離事故を起こした事例/ 等

14:50〜16:30(100分)
II.金融機関・投資家サイドが求めるデューデリジェンス

 1.デューデリジェンスの目的 〜マーケットの変化と求められる役割〜
   ○「社会問題」・・・環境汚染・人的被害・法令違反・耐震偽装
   ○「金融商品化と投資家保護」・・・ER・鑑定に関連する行政処分、金融商品取引法の施行
   ○「証券化商品のリスク管理強化」・・・サブプライム問題の影響
   ○「M&A」「CRE」・・・時価会計の進展、企業価値にも影響を与える不動産マネジメント
 2.各プレイヤーの視点 〜デューデリジェンスで何をチェックするか〜
  ○「実物不動産」と「信託受益権」との違い
  ○「信託」・・・受益権流通のゲートキーパー
  ○「レンダー」・・・資金回収の確実性
  ○「投資家」・・・シナリオ実現の蓋然性
 3.具体的なデューデリジェンス作業 〜実務上の留意点〜
  ○「キャッシュフロー」・・・現況把握とマーケットとの乖離
  ○「物件調査」・・・境界、権利関係など
  ○「エンジニアリング・レポート」・・・各項目のチェックポイント
  ○「不動産鑑定評価」・・・ERなど参考資料の反映
  ○「仕組み」・・・オフバランスなど

16:35〜17:00(25分)
III.対談&質疑応答

  ○行政の対応はなぜまちまちなのか、改善はできないか
  ○海外案件のERはどうするのか
  ○ERを依頼するときの留意点や準備しておく事項
  ○困る依頼とは、等
  ※下記のような実務上陥りやすい問題や解決法について、
   参加者の皆様の質問を交えながら対談形式で進めてまいります。

開催日時 2008年6月18日(水) 13:00〜17:00

会場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL.03-3261-5521
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

■第I講座■
高橋 公夫
(株)東京建築検査機構 取締役 調査診断事業部長
1948年宮城県生まれ。72年東北大学工学部建築学科卒業後、(株)河北新報社を経て清水建設(株)に入社。キャンパス計画、地域振興計画、工場跡地再開発、超高層住宅開発、テーマパーク開発などを担当。
建築業協会都市再開発委員会(82〜85年)、通産省官民協働事業検討会(91〜93年)、川崎市高津区まちづくり協議会(2000〜02年)、環境パートナーシップかわさき(01〜02年)などの委員を歴任。02年から現職。東京コンバージョンリサーチ、都市マネジメント研究所、プロパティリサーチ・パートナーズを主宰。

■第II講座■
脇本 和也
中央三井信託銀行 不動産投資開発部 第2グループ 主席調査役
1970年生まれ。92年早稲田大学法学部卒業後、三井信託銀行(現・中央三井信託銀行)に入社。仲介業務、不動産信託業務などを経て、現在は私募ファンド・J−REITに係るコンサルティング業務を統括。不動産鑑定士、MBA(米国クレアモント大学大学院)、ARES((社)不動産証券化協会)証券化マスター。
著書に、『図解入門ビジネス 最新 不動産ファンドがよ〜くわかる本』(秀和システム)がある。

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